ΣVOL VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

たとえ時代が変化しようとも、僕らは変わらず音で殴っていきますから。

「ネオラウド・ミクスチャーロック」の言葉に相応しい、激しく攻撃的で、しかもエモーショナルな楽曲を叩き付ける華激なグループが、ΣVOLだ。8月4日にリリースする最新作『メメントアモリス』に触れてほしい。感情がぶっ飛ぶほどの嬉しい衝撃を味わえるはずだ。そんなΣVOLの魅力を、はるひ、山田れい、LEON、唯我、赤司、みっちー、丸谷優樹、陽之介、にとの9人に語ってもらった。

■ΣVOLって、めちゃめちゃカッコいいラウドロックなスタイルを持ったグループですよね。

LEON ΣVOLを立ち上げたのが、僕とはるひになります。お互い、以前に同じグループで活動をしていた頃から、今のようなロックを軸に据えた音楽スタイルを表現してきましたし、一時期のメンズアイドルシーンにも、ラウドな音を武器にしたグループが多く、戦国時代のような活況を呈した時期もありました。僕らはその時代の中で戦い続け、新たにΣVOLを立ち上げての今になります。ただ、今のシーンは、当時よりもロック系の要素を押し出したグループが減っている印象はあります。

はるひ たとえ時代が変化しようとも、僕らは変わらずに音で殴っていきますから。

■確かにその言葉通りのスタイルですよね。それではメンバーみなさんの自己紹介と一緒に、それぞれに感じているΣVOLの魅力について語っていただけますか?

丸谷 丸ちゃんです。僕は2025年10月にこのグループに加入したのですが、もともとはキラキラ系アイドルとして長く活動をしてきました。でも、思うところがあって前のグループを卒業した時、「もうアイドル活動は辞めようかな」とも考えました。そんな時にLEONくんから「一緒にやろうよ!」と誘いの声をかけられました。ただ、僕はキラキラ系のアイドルが自分の天職だと思っていたから、「ΣVOLのスタイルは自分には似合っていないよな……」と悩んでいたところ、LEONくんが何度も声をかけてくれたことから、「新たな自分として再スタートしよう」と決め、ΣVOLへの加入を決めました。加入した直後こそ、スタイルの違いから戸惑いもありましたけど、今じゃ「ΣVOLは、めちゃめちゃ最高のグループだ」と思いながら活動をしています。

■キラキラ系アイドルをやっていたということは、笑顔を振りまく機会が多かったと思いますが、ΣVOLでは凛々しい表情も求められますよね?

丸谷 もちろん、キリッとした表情もしますけど、僕は「君を絶対に幸せにする」をモットーにしているから、普通にキラキラの笑顔で活動をしています。僕自身、ΣVOLの中では王子様キャラなので。だからライブの度に、ΣVOLの王子様として、「君を絶対に幸せにするからね」というオーラを発した活動をしています。

■はるひさんは、ΣVOLの立ち上げメンバーになるわけですね。

はるひ はい、LEONくんと一緒にΣVOLを立ち上げました。グループを結成する時にも、「今の時代の中では、どういうグループが求められているんだろう?」と考えたし、活動を始めてからも、楽曲の方向性も含め、いろんな挑戦をしながら、自分たちに似合うスタイルを模索し続けてきました。ΣVOLも今では活動4年目になりますけど、新しいメンバーが加わるタイミングごとに、グループとしての新しい色が見えるし、それに合わせて方向性を探っていった時期もありました。そうやって試行錯誤を繰り返していく中、「ΣVOLはこうだ」という、芯となる部分が見えてきたことで今に至っています。

■それが音で殴るようなスタイルなんですね。

はるひ そうです。ΣVOLは明らかに他のグループとはライブパフォーマンス面での毛色が違います。ΣVOLの大きな特色としてあるのが、メンバーそれぞれの個性を重視すること。一人ひとりが持っている個性を生かした物語を、楽曲やパフォーマンスに落とし込んでいます。むしろ、一人ひとりが「ΣVOLはこうだ」という信念を持って向き合い、それを楽曲や、ΣVOLの活動を通して表現しています。何よりΣVOLは、参加型のライブスタイルであるところも魅力にしています。いつだって僕らは、初めて見たお客さまだろうと、絶対に置いていかないライブを心がけています。「どうやったら楽しいと思ってもらえるか」、「どうやったらみんなを巻き込めるのか」、「そのためにはどういう曲が必要か」、そういうことを考えてはトライ&エラーを繰り返しながら、音で殴るような今のΣVOLのスタイルが出来上がりました。もちろん今も進化の過程です。

■にとさんが加入したのは?

にと 僕は今年加入して、まだ半年程度になります。以前は自らグループを率いて活動をしていましたが、そのグループが活動を終えたことから、ΣVOLに誘っていただきました。ここでは率いる立場ではない分、気楽に活動ができています。ΣVOLは、個人個人をとても尊重し、それぞれを活かしていく環境があった上で成り立っているグループです。だから、自由に伸び伸びと表現していけるのがいいんですよね。しかもΣVOLのライブは、「いかにお客さんに楽しんでいただけるのか」を重要視しています。その分、自分も普段から「いかにしてお客さんを楽しませられるのか」を意識しながら活動をしています。ライブにもそれぞれの個性が出ているように、カッコつけているメンバーから、キラキラしているメンバーまで、いろいろと楽しめますからね。

山田 僕もΣVOLの初期メンバーです。個人的に一つのことを長く続けられず、すぐに辞めちゃう性格なんですけど、ΣVOLはメンバー同士仲が良く、すごく居心地の良い環境だから、気づけば4年も経っちゃいました。性格面でもわがままなタイプなんですが、ここでは、みんなに甘やかせてもらっています。それも、居心地よく感じている理由なんでしょうね。とにかく楽しくやれるのが一番なので、ΣVOLは本当にいい環境で活動ができていますし、とてもいいグループです。

LEON ΣVOLは、僕とはるひで立ち上げ、そこから4年間続けています。僕自身、幼少の頃から音楽に慣れ親しんできました。最初はクラシックから始まり、R&B系のユニット活動や、ヴィジュアル系のバンドをやっていた時代もあり、いろんな音楽の表現をしてきました。その後、メンズアイドルとして活動を始め、それから7年の歳月が経過しました。ΣVOLはロックマインドを持った世界観を描き出したグループです。楽曲も自分の頭の中に出来上がった世界観を具現化しています。ΣVOLの強みは、バンドサウンドを軸に据えた音楽性を9人の歌声やパフォーマンスで表現していることで、それぞれが個性的で、僕にはない世界観をみんなが持っていることです。その9人で一体感を持った姿を示すことで、今のΣVOLが成り立っています。自分の頭の中に広がった姿が、想像以上に広がっているのが今のΣVOLです。だから活動をしていてめちゃめちゃ楽しいです。

■ΣVOLは、サウンドメイキングにもこだわりを持っていますよね。

LEON こだわりは強いです。音で殴るのはもちろん、ライブ1本を取っても、「命を燃やして表現すること」をテーマにしているように、その思いを持った9人が一つになった時、ものすごいパワーを発揮します。ファンたちにも「ΣVOLはライブが一番楽しい」と言ってもらえるし、このシーンの中でもそこを評価されて支持を上げている。だから、そこを強みにしながら、これからもライブを通して音でぶん殴り続けます。

唯我 僕は初期メンバーが培ってきた中に新たに入ったいわゆる1.5期生という立場だったこともあって、まさにΣVOLの最初の転換を迎えた時期を経験しています。自分も前世はありましたが、かわいい系のグループで活動をしていたことや、ΣVOLで表現している音で殴るような音楽スタイルが好きだったから、今までの自分を変えようと思って加入しました。今ではロックなスタイルに全振りしているから、すごく楽しんで活動ができています。

■唯我さんは、ΣVOLの最初の変化の時期を体験してきた人なんですね。

唯我 そうです。といっても、加入する前のことはわかりませんけど、加入して以降、「どうやったらメンバーやグループの個性を活かしていけるだろうか」と、メンバーみんなで何度もミーティングを繰り返し、実戦を重ね、変化を繰り返しながら、ここまで進んできました。メンズアイドルグループの場合、安定を求めたがる人たちが多いけど、ΣVOLは、「えっ、こんなことをやるの?!」という挑戦の振り幅を常に大きく持って活動をして
きました。それを評価されての今だし、そういう挑戦をしていけるのがΣVOLだからこそ、僕もすごくいいグループだと感じています。

みっちー 僕と赤司は2期生になります。僕はもともとバンドでベースを弾いていました。なので、歌ったこともなければ、バンド活動時代から、先頭に立って率いた体験も、自ら先導してお客さんと相対することもありませんでした。僕はΣVOLに加入する前もアイドル活動をやっていました。あの時はバンド経験を封印しようと、あえてEDM系のグループで活動していました。そうしたのも、バンド活動を通して生音の迫力や臨場感を体感してきた分、オケを用いての環境では、いくら激しく攻めようと生音には勝てない。ならば、違った音の質感を持った環境で戦おうという気持ちからそうしました。

■その気持ちにどんな変化が生まれたのかも気になります。

みっちー もちろんΣVOLも、生演奏と比べたら音の質感は異なりますけど、それでもバンド演奏に負けないサウンドを軸に活動をしてきましたし、生演奏ではできない表現もΣVOLは積極的に取り入れています。それこそ曲調の急激な変化や、決めの多い展開、スケールの大きな世界観を描きだすことも、オケだからこその強みを活かした面だと思います。何よりフロントに9人が立って表現していくという、その強みもΣVOLだからこその特色であり、魅力だと僕は感じています。そこに惚れ込んで加入を決めました。

赤司 僕もみっちーと一緒に2期生として加入しました。実はLEONくんとはるひくんと僕は、前の前のグループで一緒に活動をしていたという関係でした。その後、僕は違うグループに移籍しましたが、そのグループが活動を終えたことから、2人に誘いを受けてΣVOLに加入しました。僕自身、ライブの臨場感を重視しているΣVOLのライブスタイルが大好きだったし、僕自身が音で殴るどころか、自分から殴りにいくくらいの勢いを持って全力でライブを行うことを魅力にしています。ライブというのは、僕らが楽しんでいないとその熱量がお客さんに伝わらないじゃないですか。ΣVOLはメンバー全員が楽しみながらも熱さを伝えています。その熱がお客さんにも伝わって一緒に盛り上がっていくんです。それをやっているΣVOLが僕は大好きだし、それがこのグループとしての強みにもなっています。それにΣVOLは、「かかってこい!」や、「やれんのか!」という熱い煽りを仕掛けるメンバーが、僕を含めて何人かいます。定められた表現に従うライブではなく、いつだって「今日は何かやってくれるだろう」という、見る側がワクワクを感じられるというところが、ΣVOLのライブの大きな魅力になっています。