ExWHYZ VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

now　もう一目惚れならぬ、一聴き惚れしちゃいました！イントロを聴いた瞬間にハートがやられちゃって「ぞっこん」というのもあるし、“メトロノーム”にしか出せない世界観をすごく感じます。しかも情景描写の浮かぶ歌詞で、渋谷の街で聴くのにぴったりなんです。

maho　ささくれだった心で渋谷を歩くみたいにね。(笑)

now　この曲は渋谷のスクランブル交差点からセンター街に向けて歩いていく、ごちゃごちゃとした雑踏の中で聴くのがいいんです。もしくは、銀座線の改札に向かうところの渋谷の風景が見える2階からの景色を観ながら聴くのが似合います。(笑)　それくらい“メトロノーム”沼から私は抜けられないんです。(笑)　でも私がオススメしたいのは“ANSWER”です。この曲もmayuちゃんが振り付けをしてくれたんですけど、その振りがついたことで、より“ANSWER”が好きになりました。この音楽に乗っかって踊っているとめちゃくちゃ楽しいし、「快感！」って感じがしてきます。「自由由由なSky」や「優優優雅Dive」というワードも面白みがあって好きです。それと「この音でこのBeatがAnswer」からドロップが始まるところもこの曲の魅力です。その中でも一番好きな部分は、dori(midoriko)ちゃんと一緒に2人で歌っている「この指止まれじゃなけりゃ放っといて」の部分で、自分のシンメはdoriちゃんだと勝手に思っています。

midoriko　私もシンメの自覚は薄々感じてはいたけど、今の言葉を聴いて確信になりました。(笑)

now　“ANSWER”は、ライブでみんなとどういう風に育っていくのかが楽しみな楽曲でもあります。

■mayuさん、ぜひ“ANSWER”の振り付けについても聞かせてください。

mayu　“ANSWER”は、ドロップの部分で音が変化していくところがすごくカッコいいので、そこ以外は私の中では「ポップでかわいいなぁ、キラキラ感があるなぁ」と感じていました。なので、その印象からメリーゴーラウンドっぽいというか、ちっちゃな台の上でみんなでかわいく踊っているイメージが浮かんだので、ドロップの部分ではバキバキに踊りながらも、それ以外の部分は軽やかな動きにしながら、メリハリをつけています。

mikina　私が好きなのは“SUPeR SIMPLe”です。この曲は1stアルバム『xYZ』の中で“STAY WITH Me”を作ってくださったDenny Whiteさんによる楽曲で、ライブでも映えるし、わかりやすいダンスミュージックナンバーなので、バシッと抜ける音があったり、ライブで飛べる瞬間がいっぱいあるから、みんなもライブで一番気持ちよく飛べる曲なんじゃないかと思っています。ExWHYZは解放感のある大きな場所で、大きい音を鳴らして、みんなで飛び跳ねたり、それぞれが自由に音を楽しめるライブをしたいなと思っているので、そういう場所にすごく合う楽曲なので、これからライブでやっていくのも楽しみです。

■「一緒さ超シンプルです」の歌声も、めちゃめちゃ印象に残りますね。

mikina　“SUPeR SIMPLe”は、頭に残るフレーズが多いんですよね。yu-kiちゃんがつけてくれた振り付けも、ピースをしたりとか、超かわいいんですよ！だから、歌いながら踊っていても楽しくなる曲です。

yu-ki　「ExWHYZのライブは、みんなそれぞれが自由に楽しんでくれたらいいなぁ」といつも思っていて。この曲は「みんなで同じ振り付けが出来たら超楽しいかも知れない」と思って振りを考えました。みんな一生懸命に真似してくれているのを観ているからか、「ライブでみんなと一緒に楽しくなれる振りを」ということを考えて作りました。

■“DIVE”の中の、「君と一緒にダイブしたいな」の歌声にもめっちゃハートが落ちました。

yu-ki　そこを歌っているのは私ですけど、そこは「私が絶対に歌うんだ」と、ずっと狙っていました。(笑)　ExWHYZの場合、メンバー全員が1曲をフルで歌って、その中から歌割りを決めていく形を取っています。だから、誰がどの部分を歌うのかは完成するまでわからないんです。でも、“DIVE”の時は、隣にいたmahoちゃんにも「私、ここの部分を狙っているの」と話していて、結果、狙ったところが自分の歌唱担当になったから、すごく嬉しかったです。実際に歌う時もイメージがしっかりと自分の中に見えていたので、すごく歌いやすかったのを覚えています。

■ExWHYZは、5月13日に『ExWHYZ LIVE at BUDOKA The FIRST STEP』と題した、日本武道館公演を行いますね。最後にそれぞれこの日に懸ける意気込みを語ってください。

mayu　最初に日本武道館公演をやると聞かされたのが、1stツアーの初日公演を終えた時でした。その時はまだExWHYZが始まったばかりというタイミングだったのもあって、「えーっ！まだ始まったばかりなのに、どうしよう……」と思ったんですけど、そこから何ヵ月も経って、ライブも1本1本確実に経験として積み重ねてきたので、今の自分たち自身に自信を持てるようになっていきました。その上で、2ndアルバム『xANADU』を作りあげたことが、さらに私たちにめちゃめちゃ自信をくれました。今はすごく前向きな気持ちですし、今の自分たちの現状を捉えてみても、とにかく「やってやろう！」という意識です。

yu-ki　確かに最初に聞かされた時は、「えっ？！どうなるんだろう……」という不安もあったけど、自分たちの楽曲がどんどんと増えていく中で、「私たちはこんな風に表現したい」や、「ライブでこういう風に見せたい」などと、いろんなことが明瞭に見えてきたし、それが今は「日本武道館ではこういう風に見せたい」や、「こういう想いをみんなに届けたい」という気持ちに変わってきているので、私も「やってやる！」という気持ちです。

midoriko　2ndアルバムの『xANADU』が出来たことによって、「この曲たちを持って日本武道館の舞台に立てるんだ。すごく楽しみだなぁ」という気持ちでいます。この日は、私たちがEMPiREからExWHYZに変わった意味を示す日にしたいなと思っていますし、本当の意味でExWHYZとしての一歩を踏み出せる日だと思っています。だからこそ、しっかりとその一歩を踏み出したいなと思っていて。でも一番はファンのみんなと一緒にワクワクしたいなということかな。みんなにもそう感じてもらえる公演にします。

maho　私はライブをやっている時のあの空間が本当に好きだし、ExWHYZとして作りあげるライブに自信があります。それを4月からのツアーの中で強く感じているからこそ、その自信を日本武道館公演を通して、しっかりと証明していきたいなと思っています。

now　この6人で日本武道館という場所に立てることがすごく嬉しいのと、ExWHYZの音楽を背負って日本武道館に立てることもすごく嬉しいです。みなさんにも「ExWHYZに出会って良かった」と絶対に思ってもらえるライブにしたいです。

mikina　日本武道館でExWHYZの曲たちをおっきい音で鳴らしながら来てくれるお客さんと楽しめたら、これからのExWHYZの未来が楽しみになっていくポイントがいっぱい生まれそうだなと思っています。日本武道館公演を一つのきっかけに、これからも同じ夢を見続けていきたいと思える、そんなライブにしたいと思います。

■その日を成功へ導くためにも、やはり日の丸弁当を食べることは……？

mayu　大切です！(笑)　いつでも日本武道館を感じていたいので、日の丸弁当を食べることも大切です！

Interview & Text：長澤智典

PROFILE
2022年6月2日に解散した”EMPiRE”のメンバーyu-ki、mayu、midoriko、maho、mikina、nowの6名によって結成された新グループ”ExWHYZ”(イクスワイズ)。11月2日には大沢伸一(MONDO GROSSO)や80KIDZをはじめとした、国内外のトップクリエイターが参加した1stアルバム『xYZ』をリリース。11月3日から全国10ヶ所11公演にて、ExWHYZ First Tour “xYZ”を開催し、ファイナルとなるZepp DiverCity公演で、活動休止していたmidorikoが活動再開し、6人での活動がスタート。2023年3月1日に、全曲midorikoのVocalを追加収録し、新曲を加えた『xYZ[hYPER EDITION]』をリリース。4月1日からは全4都市を回る『ExWHYZ TOUR 2023 xANADU』を開催。4月19日には、2ndアルバム『xANADU』をリリースし、ExWHYZ初の自主企画として、VJセットのExWHYZとBANDセットのBiSHの2マンライブ『ExWHYZ presents”BiSHWHYZ”』を開催。5月13日には『ExWHYZ LIVE at BUDOKAN the FIRST STEP』を日本武道館にて開催決定。
https://www.exwhyz.jp/

RELEASE
『xANADU』