それぞれが持っている日常の光にリンクして、生き続けてくれたらいいな。
解散を発表したExWHYZが、オリジナルアルバムとしては2023年4月にリリースした『xANADU』以来、約3年半ぶりとなるラスト(3rd)アルバム『zION』を8月26日にリリース。今作には、シングル曲“iD”、“DON’T CRY”、“GIVE YOU MY WORD”の他、解散前最後の全国ツアー『ExWHYZ LAST TOUR ‘DANCE YOUR DANCE’』初日の大阪城音楽堂公演と同日の5月6日に配信リリースされた新曲“TONIGHT TONIGHT”、さらに5月20日に先行配信リリースされた“NOT ENOUGH”、7月1日にリリースされた“00:00”、8月5日にリリースされた“FADED”などを含む全10曲が収録される。
今回はyu-ki、mayu、maho、mikinaの4人にラストアルバムの全曲解説をしてもらった。

■シングル『iD』の時以来の久しぶりの取材になりますが、まずは毎回恒例ですが、みなさんが最近ハマっていることを教えてください。
yu-ki 最近はNintendo Switchの「リズム天国 ミラクルスターズ」にハマっています。この間の沖縄でのライブにも持って行って、夜な夜なメンバーと一緒に遊びました。
maho 私が最近ハマっていることは「リズム天国 ミラクルスターズ」です!私はNintendo Switchを持っていませんが、人のSwitchでやるのにハマっています。(笑)
mayu 私が最近ハマっているのは「リズム天国 ミラクルスターズ」です。(笑) 沖縄でやってすごく楽しかったので、それからずっとハマっています。
mikina 最近一番ハマっていて、やりたいことは「リズム天国 ミラクルスターズ」です。(笑) みんなでやるのが楽しいので、みんなでやるのにハマっています。
■みんなハマり過ぎですね。(笑) まぁ、でもリズム感の練習にもなるからいいですよね。
mayu そうですね。でもあれ結構体育会系ですよね。(笑)
■昨年末に解散が発表されてから約半年が経ちましたが、ラストライブまでにやっておきたいことを教えてください。
mikina 腹筋をきれいにしたいです。ラストツアーで食べ過ぎました……。(笑)
■ラストライブでお客さんに腹筋を見せる機会があるんですか?(笑)
mikina 衣装を着ていてもおそらくお腹が目立つから……腹筋を頑張りたいです。
yu-ki 私はSNSの投稿を頑張りたいです。ラストライブ以降は更新できるかわからないので、今のうちに載せられるだけ、みんなに発信できるだけ、しっかりと残しておきたいので、頑張りたいです。
mayu 私も個人のYouTubeのチャンネルを開設したので更新を頑張りたいです。ラストイヤーになると決まった時に、いろいろ記録しておこうと「Vlogを撮るぞ!」と思って、最初はInstagramのリールに載せていたんですけど、それだと3分間しか載せられないので、ショート動画用の作り方をするしかなくなっちゃうから、自分的にはそれはなんか寂しいなと思って。それでYouTueのチャンネルを開設させてもらったんです。ツアーの記録とかもしているんですけど、それを頑張りたいです。編集が溜まってしまっているんですけど、一生懸命更新していきたいです。自分自身のために残しておきたいのもあるけど、みんなにもそれをシェアしたいです。
maho 私は運動会がしたいです!
mikina 具体的に何がしたいの?(笑)
maho 綱引きがしたいです!(笑) 常にアクティブでいたいです。
■でもmahoさんは毎回やりたいこととかを聞くと、「テニスがしたい」とか、体を動かすことをいつも言っていますもんね。(笑) 今までEMPiREの頃からも含めると、だいぶ長い期間活動されてきましたが、今までファンの方からいただいた言葉で、印象に残っているものや、思い出に残っている言葉を教えてください。
mayu シンプルに「アイドルになって僕の目の前に現れてくれてありがとう」と言われた時は、自分自身の認識の中で、アイドルとして成立していないというか、あんまり自分はアイドルになっちゃいけないタイプの人間だなと思っていたので、私にはふさわしくないかとかも思ったけど、それもなんか悔しくて、意地で続けていた時だったから、そう言ってくれたのがすごく嬉しくて。私のことをちゃんとアイドルとして見てくれていて嬉しいというのもそうだし、そうやって伝えてくれるのもすごく嬉しいかったなと思いました。
maho 私は「ライブとかに行ったことがなかったけど、初めてライブを観に来ました」と言われたことがすごく嬉しかったです。自分も山形の田舎で育ったのもあって、ライブを観に行くという感覚があまり身近じゃなかったので、育ってきた環境とかもあるのに、私たちのライブを観に来てくれたということは、その人自身が選んだ、その人自身の行動力だから、きっと一個きっかけが広がったら、それからはいろんなライブにも足を運んで行くかもしれないし、そのきっかけになれたのがすごく嬉しかったです。
■なるほど。まさに“FIRST STEP”だったということですね。(笑)
yu-ki 私は「yu-kiちゃんと話すと元気が出る」という言葉が嬉しかったです。そう言われた時に、私の中のアイドル像というか、アイドルのイメージは、「いつも笑顔でみんなに元気を与える」というイメージだったので、この活動を始めた当初から、「そうなりたい、そうなってやるんだ!」と思っていました。あまりネガティブな面は見せないで、「みんなのことを照らせるようなアイドルになりたい」と思って活動してきたので、それが伝わったというか、そう思ってもらえた時に、自分が理想としていたものに近づけたというか、みんなにとってそういう存在になれているのが本当に嬉しいなと思いました。
mikina 私は「私の選ぶ言葉とか、見ている世界が好き」と言われたのがとても嬉しかったです。基本的に自分のことは自分でしか肯定できなかったし、アイドルになるまではずっと自信がないまま生きていたので、アイドルになって、自分自身でひとつひとつ選んだ言葉とか、考えて抜いて生きてきた先で見ている世界が、ファンの人にとってもいいものになったというのは、すごく自信になったというか、自分を認められるようになったきっかけにもなったので、すごくありがたいなと思いました。
■いよいよExWHYZとして最後のリリースとなる、ラスト3rdアルバム『zION』が出来上がりましたが、今の率直な気持ちを教えてください。
yu-ki めっちゃいいアルバムになりました。「最後の最後にやってやったぜ!」という気持ちです。最後だけど守りに入っていないというか、最後まで攻めの姿勢でこういったアルバムを出せたことが、まず素直に嬉しかったですし、1曲、1曲、色が全然違うし、思い出す風景も違って、いつ聴いても今のこの温度だったりとか、過ごした日々を振り返れるし、鮮明に思い出せるアルバムになったなと思います。
maho 「みんなはどう受け取ってくれるんだろう?」というのが、すごく気になりますね。今までで一番気になるかも。
■不安があるんですか?
maho いや、興味津々なんです。(笑) 今まではやっぱりその後も続いていくというのもあるし、その中で形も変わっていったりとかもするけど、今回はアルバムを出した後の鮮度が結構大事というか、「すぐの感想が知りたい」みたいな感じです。
■集大成みたいな形になってしまいますからね、今作は。
mayu 自分もこのアルバムはこれから先も都度聴き返すようなアルバムになるんじゃないかなと思っています。今までのExWHYZの楽曲って、その時、その時期の温度とか、思い出とかがすごい「ギュッ」と詰まっているから、そのアルバムとか、EPを聴くと、あの時期はあんなことや、こんなことをやったなとか、すごく思い出せるんです。この『zION』はラストアルバムということで、“GIVE YOU MY WORD”以降の曲は、解散が決まってから制作が始まったので、こうしてアルバムになって、出来上がってまとまって聴いてみた時に、全体的に未来を見据えていたりとか、「明日からも進んでいくんだな」という気持ちにさせてくれる曲たちばかりだなと私は思うから、これからの人生を進んでいく時に、お守りにしたいようなアルバムになったと思います。
mikina すごくExWHYZの曲が好きだなと思えるアルバムになりました。1曲も漏らさずに、どの曲も好きだなと思えるし、自分たちが自分たちらしく、好きなことをみんなでやれたというのが、自分の中では大きいです。
■それではラストアルバムの収録曲についても詳しくお話を聞ければと思います。時間は限られていますが、せっかくなのでみなさんに全曲各説してもらいたいと思います。まずはインスト曲の“zION”から。この曲はいかがですか?
mayu 1曲目の“zION”と、2曲目の“WHERE”がセットみたいな感覚なんですけど、繋がっているので、アルバムの1曲目、2曲目というところで、これから開けていく感じというか、アルバムが始まっていくワクワク感が詰まっていると思います。
mikina この2曲は、始まりの曲っぽくもあるけど、最後の曲っぽさもあります。
yu-ki 最初の方はまだ不安があるんです。“WHERE”の歌詞の中に「光の方へ……」とあるし、まだ知りたいけど、一歩踏み出せていないような、葛藤にかられているけど、いろんな経験を経て、強い覚悟や決意を持って、進むべき道を決めて歩み始めた私たちのストーリーがこれから始まるよ、ということです。(笑) そんな私たちの旅が始まったような曲たちですね。
maho ずっとどのタイミングでも、これからの未来に対しての始まりだったり、鼓動をすごく感じる曲になったと思います。「いつだってそうだったな」というのを、霧の中で走って、走って、最後に「バーン」みたいな感じ。今のは文字にしたら大丈夫だろうか……?(笑) すごく昔にあった感覚を、遠い記憶として懐かしんでいるようで、でも今ともリンクしている部分があって、みたいな。なんかどこかで繋がっている感じがあるのが、私自身がよく感じることとか、考えていることに通ずる部分があって好きです。
■3曲目は、mahoさんとyu-kiさんが作詞に参加された“TONIGHT TONIGHT”ですが、この曲はいかがですか?
yu-ki これはラストツアーが始まる前に書いたので、すごく強気な感じで、「私たちのライブはいつもそうだよね」という気持ちで書きました。ここからまたツアーが始まるワクワク感だったりとか、「やってやるぞ!」という気持ちを込めて書いたものです。
maho 私はライブで披露することをすごく想像して書きました。頭の中で自分を歌わせて、その瞬間を思いっきり堪能してほしいというか、深く潜ってほしいというか……。「話はそれからだよ!」というか。「難しい話は楽しいことを体感してからだ!だからまずはその感覚を一緒に楽しもうぜ!」みたいな感じです。(笑) ラストツアーだったというのもあり、歌詞を書いている時はそんな感じだった気がします。
■なるほど。お二人はこの曲についてはどうですか?
mayu この曲はラストツアーの初日で披露して、セトリにずっと入っていた曲なので、この短い期間ですごく育ったというか、ググッと成長して、だいぶ楽しい曲になりました。すごく強度のある曲になったなと思います。
mikina この曲はメンバーみんながすごく気持ち良さそうに歌っています。(笑) よりライブ感が強い曲だなと思います。
■4曲目は“DON’T CRY / ExWHYZ feat. DONGROSSO”ですが、この曲はMVでかなりはっちゃけていたのが印象的でしたが……。
mikina この曲もライブでやってから、もっとはっちゃけられるような気持ちになった曲ですね。
yu-ki 「さあ、ここからアゲの時間です」がいいんです。(笑)
■ライブでもそこからまた盛り上がりそうな感じですね。
mayu この “WHERE”からの、“TONIGHT TONIGHT”で、“DON’T CRY〜”への繋がりが、結構強めなExWHYZという感じがして好きです。面白いです。
■5曲目の“00:00”は、先日MVが公開されて、セルフィーでの引っ越し作業動画の途中でコンビニに行って、ばったりみんなに会って、雨の中で踊り狂うという……。(笑) 素敵なMVでした。
mikina この曲はすごく可愛いですよね。レコーディングの際に、初めてRachelさんとお会いさせていただいたんですが、初めてとは思えないぐらいの解像度だったんですよ、私たちの空気感が。一番プライベートの自分たちに近い感じだと思います。
yu-ki 歌っていてめっちゃリズムが気持ちいいなと思いました。全部1人で歌いたいくらい、本当に気持ちがいいです。(笑)
mayu お別れの曲ではあるけど、別れ自体を悲しんでいるというよりは、今までの思い出を振り返って、「楽しかったよね」みたいな。そこに名残惜しさがちょっとある曲ですね。自分的には、最近思ったけど、名残惜しいなと思う気持ちや、そう思える時間を過ごせていることが、幸せなことだなと思います。すごく好きな曲です。
maho 私はこの曲が理想のさよならだなと思います。
■そして6曲目の“SONNET”は、作詞がyu-kiさん、mikinaさん、mayuさんの3人でしたが、この曲はどうですか?
mikina この曲がこのアルバムの中で一番切ない曲です。
mayu 許された泣きというか、なんか素直に泣ける。いろんな泣きがあるけど、真っ直ぐな、ど真ん中の泣きです。
yu-ki 私はサビの歌詞を担当したんですけど、私は歌詞を書く時、真っ直ぐな言葉しか書けなくて。だからこそ、ラストツアーで最後の瞬間が増えてきた中で、前向きな言葉を発信するけど、でもやっぱり寂しい思いだったりとかもあるし、振り返ってしまう思いをまっすぐに歌に落とし込みました。
■mahoさんはこの曲はいかがでしたか?
maho 自分が歌詞を書いていない曲だけど、グループでいるからこそ歌えるし、ありがたいなと思いました。







