陽真 VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■藤正さんが提供してくれた2曲もシティポップ調だし、それが陽真さんがこれから表現として求めていきたいスタイルなんですか?

陽真 そうですね。もちろんバラードも好きなんですけど、もともと自分のルーツは、祖父や両親がよく聴いていた昭和歌謡や演歌なんです。中でも、美空ひばりさんが大好きなんです。だからといって、自分が大好きな昭和の音楽をそのまま再現することが、陽真の音楽スタイルだとは思っていません。「私が思う歌謡テイストを、今の音楽として表現したらどうなるのか……?」それを形にしたのが、今回の2ndEPの中でも表現した、ネオシティポップなんだと思います。

■なるほど。とはいえ、“愛しいひと〜It’s me again”や、“Yozora”のようなバラードもめちゃめちゃ胸に染みますね。

陽真 自分が好きな曲調の一つがバラードですし、陽真のことを知ってくださるみなさんも「いいね!」と言ってくれるのもバラードが多いので、「陽真の楽曲=バラード」という印象を与えられたらいいなとも思っています。

■“Yozora”のMVも、かなり印象的でした。

陽真 “Yozora”のMVは、あえて私は映らずに、「私の声で、映像を通して一つの物語を作ったらこうなります」というのを体現したかったんです。このMVでは、seika.0.worldさんが演じてくださいましたけど、私はもう傑作だと思っています。めちゃめちゃいいMVができました。

■振られて落ち込みながら帰ってきた女性が、駅のホームからバス停へ移動するシーンで、自動販売機でリンゴジュースを買いますよね。あれは意図があったんですか?

陽真 あれは私の意図ではないです。(笑) 私も完成したMVを観て、「コーヒーじゃなくて、リンゴジュースなんだ……」と思いました。(笑) でもそれによって、ちょっと愛らしさのある可愛い女の子に見えてきて、私は良いなと思いました。逆に、あそこでコーヒーを選んでいたら、ハマりすぎていたかもしれないから、リンゴジュースで良かったのかもしれません。

■完成した2nd EP『Scene 22』は、今の陽真さんにとってどんな1枚になりましたか?

陽真 現状で一番新しい作品という理由もありますけど、陽真史上最高傑作だと思っています。しかも、ちゃんとステップアップできた作品にもなりました。私自身が作ったのは5曲中の1曲だけですが、自分の気持ちが入っていない楽曲は1曲もないし、ちゃんと自分が入り込める楽曲ばかりだから、「今の陽真の作品はこれです!」と、胸を張って言えるEPができたなと思っています。

■11月からは、アコースティックライブツアーが始まり、来年1月には、広島と東京で2本のバンド編成での公演も控えています。

陽真 陽真のライブは、陽真自身の歌声や楽曲を1個1個しっかり届けたいという思いでやっています。しかも、アコースティックライブなら、アコースティックだからこその曲の輝き方があるし、バンド演奏は、音源に近いけど、また異なる届き方をしていくから、たとえ同じ曲でも、違った聴こえ方になることを大切に表現していきたいし、そこをぜひ味わってほしいなと思います。

■アコースティックツアーも、バンドツアーも、広島が入っていますね。やはり地元での公演は大事ですよね?

陽真 地元、広島での公演は絶対に欠かせないですね。私は呉市の観光特使もやっていますしね。(笑) 理想を言えば、生まれ故郷の呉市でのワンマン公演をやりたいんですけど、あるのが1800人くらいの大きなホールだけだから、そこを埋めるまでの実力をつけるためにも、今のこの積み重ねが大事だなと思っています。広島や東京もそうだし、いろんな地域に陽真の曲をいいと思ってくれる人たちをいっぱい集めて、そのタイミングが訪れたら、「さぁ、一緒に呉に行こう!」と、みんなを引き連れて(凱旋)公演をしたいです。それが、今の自分にとっての一つの目標であり、課題だと思っています。

■今はとても良い流れと勢いをつけているから、この歩みを繋ぎ続けていけば、そんな凱旋公演だって決して夢物語ではないですからね。

陽真 ありがとうございます!以前にも増して、今は音楽のことに集中する時間を持てているのがすごく嬉しいです。私、毎日(レトロな)喫茶店に通っては、普段から持ち歩いているアイデアノートに、思い浮かぶままにいろんなことを書いています。1日の中で、どこか1時間だけでもいいから、ゆったりとした時間の流れる空間に浸って過ごすことが、今や私のルーティンになっています。

■これからどんなふうに成長をしていくのか楽しみにしています。最後に読者にメッセージをいただいても良いですか?

陽真 ここで陽真のことを初めて知る方もきっと多いと思います。陽真の表現している楽曲は、一度聴いただけで耳や心に残り、ちょっと懐かしさも感じられる、流行りに左右されない音楽です。そういう音楽が好きな方は、ぜひ今作を聴いて、ライブにも足を運んでもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします!

Interview & Text:長澤智典

【10月8日(木) 代々木LODGEでのLIVE後のコメント】
2nd EP「Scene 22」リリース直後のライブでした。同郷の先輩アーティストであるTHINGSのみなさんと綱木悠夏さんとの対バンイベント。リリースしたばかりの楽曲を歌う時間はいつもとは少し違う緊張感がありますが、信頼する心強いミュージシャンのサポートもあり、陽真らしくまっすぐに届けられた気がします。THINGSのみなさんとの「SUMMER TIME LOVER (feat. THINGS)」、「南風、乗っかって」のステージでのコラボレーションは最高でした!そして、この日お届けしなかった2nd EPの楽曲たちは、ツアーまで大切に温めておきます。同じ楽曲でも、届け方が変わればまた違った景色が見えるはず。それぞれのステージで生まれる音や空気を楽しみにしていてください!

PROFILE
2004年生まれ。広島県呉市出身。プロの歌手を目指し、高校進学を機に単身上京。2020年1月YouTubeにカバーソングを投稿するかたちで活動をスタート。その小さなカラダから放たれるスモーキー&スウィートな歌声でリスナーを魅了し、わずか1年で登録者が10,000人を超え、現在85,000人突破。8月5日に配信リリースされたばかりの“SUMMERTIMELOVER (feat.THINGS)”がサブスクや各種チャートを賑わす中、9月30日には2ndEP『Scene 22』をリリース。11月7日からは名古屋を皮切りに、全国4都市でのアコースティック編成による全国ツアーも開催。2027年にはバンド編成での広島・東京でのワンマン公演も開催予定。
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RELEASE
『Scene 22』
https://shop.hima-music.com/items/155932156

通常盤(CD)
HPJT-0004
¥2,500(tax in)

主要ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信中。
https://linkco.re/STFybY4T

9月30日 ON SALE

LIVE
『hima BandSet Live Tour 2027〜Scene 23 beginning〜』
・2027年01月30日(土) 広島 Live space Reed
[開場 16:30 開演 17:00]
・2027年02月13日(土) 東京 GRIT at Shibuya
[開場 16:30 開演 17:00

『hima Acoustic Live Tour 2026〜Scene 22』
・2026年11月07日(土) 名古屋sunset BLUE
[開場 17:30 開演 18:00]
・2026年11月08日(土) 広島Yise
[開場 14:00 開演 14:30 / 開場 17:30 開演 18:00] ※2回公演
・2026年11月28日(土) 大阪 真心場 ※Thank you sold out!※
[開場 12:00 開演 12:30]
・2026年12月12日(土) 東京 渋谷gee-ge. ※Thank you sold out!※
[開場 17:30 開演 18:00]