星名美怜 VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■“絶対最強自分支配”のMVでは、Type-A、B、C、それぞれのジャケ写にも映っている「3人の星名美怜さん」が楽しめます。1人ずつ、どのようなイメージのキャラクターなのかを教えてください。

星名　Type-Aは、強気な女の子です。ロックテイストな楽曲に合わせた赤が基調の衣装に、パッと見て目を惹かれるようなキャラクターを目指しました。スカートのボリューム感については、ファンの方が好きそうな星名美怜のシルエットを意識しています。そしてType-Bは、繊細な女の子ですね。これは等身大といいますか、今の星名美怜に最も近い存在かもしれません。大人っぽさを意識した真っ白な衣装は、ライブ映えもバッチリです。ホワイトな色彩がレフ板のような効果を作ってくれて、この前のステージでは素敵な写真をたくさん撮影していただきました！Type-Cは、あざとく生きている女の子です。みなさんがイメージしている星名美怜を作りたいという思いから、もうめちゃくちゃにピンクです。ミニ丈のスカートにヒールを履き、エクステもつけたその様子は、自分でいうのは恥ずかしいのですが「バービー人形」を意識しています。この3人に共通しているのは、もちろん可愛く思われたい願望はあるけれど、同時に裏表なく生きたいと願う女の子であること。そんな思いを歌詞ともリンクさせているので、3面性を感じてもらえる面白いMVに仕上がっていると思います。

■今作のミニアルバムは、全体的にどのような内容になったと思いますか？

星名　「私ができる最大のことをやる」というのがテーマでもあったので、まさに星名美怜のさまざまな表情を見せたアルバムになりました。例えば“Bubble Ring”では、低音域と力強さ、そして“Now Feel Saddest?”では、高音域と爽やかさを打ち出していて、まさに対比のような存在としてプレイリストを彩ってくれています。「ソロアーティストとしての星名美怜」がまだ確立していないこのタイミングだからこそ、これまで培ってきた経験をすべて出したようなミニアルバムに仕上がっていると思います。

■アルバムタイトルである『Once Upon a Star』には、どのような思いが込められているのでしょうか？

星名　ソロアーティストとして初めてのミニアルバムなので、自分の名前にちなんだものにしたいと思ったのがベースにあります。そして、支えてくれるみなさんと素敵な景色をもう一度観たいという願いを込め『Once Upon a Star = 星に願いを』というタイトルを付けました。

■そんな願いを込めたアルバムの発売がいよいよ近づいてきましたね。

星名　新しい一歩を踏み出した私を象徴するアルバムだからこそ、特別な気持ちで毎日を過ごしています。ここまで一から関わった作品は初めてなので、たった1人誰かが「いいアルバムだね！」と言ってくれただけで、私の全部を認めてもらった感覚を味わえるのではないかと、今から楽しみです！

■最後に、今後どのような活動をしていきたいかを教えてください。

星名　2025年は、まさに転機となった1年でした。周囲への感謝の気持ちを忘れることなく、2026年はさらに活動の幅を広げていくつもりです。そしてやっぱり大好きなライブをもっとたくさんしたい！アーティストひよっこ1年目の星野美怜、名前だけでも覚えてもらえたら嬉しいです。

Interview & Text：川上良樹

PROFILE
1997年生まれ、神奈川県出身。2010年よりアイドルグループにて、14年間アイドル活動を行い、歌やダンスのパフォーマンスをはじめ、温かみのある性格と明るいキャラクターで多くのファンを魅了した。2016年11月4日、初の生誕ソロライブ『MIREITOPIA』を東京・品川ステラボールにて開催し、グループ卒業まで毎年同時期に開催。2023年には自身がプロデュースするアパレルブランド「mILLELIz(ミレリズ)」を立ち上げるなど、多様な活動をしている。2024年11月29日からはシアターHにて上演されたミュージカル『Neo Doll』で主演を務めている。グループ初期から昨年まで、長年中心メンバーとして活動を行ってきた星名が、今年11月にソロでデビューを決定。今後は歌手、女優活動にとどまらず、タレント、プロデュース等様々な活動を行っていく予定。今回のソロミニアルバムではアーティスティックなジャンルの作品を目指している。
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RELEASE
『Once Upon a Star』