KOSHIN VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■そこから“JUMP”へと続くわけですね。

KOSHIN “PLAN”のあとに“JUMP”を持ってきたのは、この曲の流れの繋がりがいいなというのが理由になっています。“JUMP”はライブでみんなと一緒に盛り上がりたくて作った曲です。ライブ中に楽しくなって夢中でジャンプをしていると、何も考えられなくなりますよね。明るく弾けた“JUMP”に、「きっとまだまだ長く辛いこともあるのでしょう 道途切れたら 憂鬱な事も考えるんだろう」という歌詞をあえて入れたのには、こうやって明るく弾けているけど、その背景ではいろんな辛い経験だってしてきたし、今もしています。そういう思いを胸に抱きながらも、今はこうやって「気にせず just love myself」という気持ちでいます。つまり、ただ楽しいだけじゃなく、そこにはこういう思いの背景もあるんだよと伝えたかったし、ただ明るい曲調や歌詞にはしたくなくて。そういう想いをここに書き記しました。

■続いては“Only One Life”です。

KOSHIN “Only One Life”は、僕がソロ活動を始めたばかりの時期に、「一度きりの人生だからこそ、絶対に後悔したくない」という思いから書いた楽曲でした。その頃は、いろんなオーディションに挑戦を繰り返してきた時期を経て間もない頃でした。今はたくさんの大人たちに支えられて活動をしていますし、とても信頼を寄せていますけど、あの頃は常に全員が勝負をする相手であり、仮想敵のように受け止めて、いろんな物事に挑戦をしていました。それこそ、「たった一度きりの人生だからこそ、後悔することなく、自分を信じて突き進みたい」。そんな気持ちでいたせいか、今振り返ってみたら、「あの頃の自分はたった一人でもがいていたんだな」と思えました。そんな気持ちでいた自分を変えてくれたのが、周りの人たちの存在の大切さや優しさであり、それに僕自身が気づけたことでした。そんな、少し前の自分の姿を振り返りながら書いた歌になります。

■孤独に感じていた時期もあったんですね。

KOSHIN 歌詞に「ただ歩いたね 不安重ねて 独りぼっち そう思ってた自分に」という一節が出てきます。あの頃は本当に独りぼっちだと思っていたけど、今振り返ってみたら、本当は全然そんなことはなかったし、周りに支えてくれる人たちがたくさんいました。なのに、あの当時は全部独りで背負いながら歩いていたという気がしていた。そんな当時の気持ちを振り返ったのが“Only One Life”です。

■その次は“Green”ですね。

KOSHIN この曲はバラードなんですが、この歌詞を書いたのが真夜中で、その時の気持ちも反映したのか、ここには「未熟な自分」についての思いを書きました。「本当はもっとこうしたいけど、それができない未熟な自分を感じる」ということがよくあります。その時に覚える、「自分の限界はここなのかな?」という気持ちをここには書いています。タイトルを“Green”にしたのには、まだ未成熟な自分を、若葉に重ねて表したかったからです。本当に辛い時って、明日が来るのかもわからない気持ちにまで陥ることがあります。それでも必ず明日は来るように、たとえ絶望の淵にいても、光射す明日に向かっていこうという思いをここには記しました。

■KOSHINさんの場合、たとえネガティブな思いを書こうとも、必ず未来を求める思いを感じさせる歌詞が多いですよね。

KOSHIN これまでに僕はいろんな経験をしてきました。どんなに経験を重ねようと、絶対に変わらずに持っているのが、「舞台に立ち続けたい」という気持ちです。ずっと夢に向かって歩き続けているからこそ、未来を見つめる思いを、僕自身のリアルな気持ちとして書く傾向が強いです。今の時代は自分に自信を持てない人たちが多いなと感じています。世の中を俯瞰して見ても、なかなか物事が上手くいかず、自分の未来がどうなるのかわからないという不安を持って毎日を頑張っている人たちが多いなとも感じています。そういう人たちこそ、この“Green”に書いた歌詞に共感してくれるんじゃないかなと僕は思っています。

■そして“Forever”へと続きます。

KOSHIN “Forever”は、本当に胸に染みる曲です。“Forever”は「永遠」という意味を持つ言葉であり、ここでは「君(KOSMO)との愛は永遠だよ」と歌っています。実は“Green”にも、「いろいろと不安なことがあっても、僕らは愛で繋がっているから安心して」という思いも込めました。同じ思いを詰め込んだ“Green”と“Forever”を続けることで、君とずっと寄り添い続けよう、この関係を永遠に続けたいという願いも込めています。“Forever”には、ただ「永遠にこの関係を続けたい」というだけじゃなく、その関係を築いていく過程の中で生まれ、感じる想いなども記しています。つまり「永遠の関係を求める過程にフォーカスした曲」でもあるから、そこに視点を向けた歌詞だと捉えてくれたら嬉しいです。そんな“Forever”に記した想いを受けて、最後に“D.C.(ダ・カーポ)”が流れ、再び最初の“No.One”に戻っていく。そうやって何度も、何度も、僕自身(Myself)の思いを綴った物語を繰り返していくアルバムになりました。

■このアルバムを手に、10月にはワンマンライブが行われますね。

KOSHIN 6月に行った『SPOT』と題したワンマン公演の追加公演であり、アルバム『Myself』のリリース記念も兼ねて、10月12日に表参道GROUNDで『SPOT-Light-』と題したワンマン公演を行います。ソロアーティストだからこそ伝えられる、エンターテイメントあふれるパフォーマンスを見せていくので、見逃さないでください。そして、来てくれたみなさんを笑顔にして、再び日常に戻ってくれたらと思います。ぜひ会場でお待ちしています!

Interview & Text:長澤智典

PROFILE
韓国の練習生期間を経て2018年人気オーディション番組「RODUCE101 JAPAN」に出演。その後グループ活動をした後にタイのオーディション番組「CHUANG Asia」に参加。タイでのチャレンジを終え、帰国してほどなくして2025年からKOSHIN名義でソロ活動を開始。ファンネームはKOSMO。様々なステージで挑戦を続けて来たKOSHINから作り出される音楽や世界観に注目してください。
https://koshin-komatsu.com/
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RELEASE
『Myself』

通常盤(CD)
QARF-69325
¥2,250(tax in)

rockfield
9月22日 ON SALE