■Little Boysの曲の中で、お二人それぞれ自信のある曲、ぜひ聴いて欲しいおすすめの曲を教えてください。
エル 私が一番好きな曲は、最後のトラックの“Ho bisogno di te”(英題:I Need You)です。私がロマンティックな曲を書くのは珍しいし、ライブでもほとんど演奏しない曲ですけどね。感情を外科的に分析する方法を思い出させてくれる、お気に入りの一曲です。
エッセ 僕はタイトル曲「“Ricordati che devi morire”(英題:Remember That You Have To Die)です。シンプルなグルーヴと刺激的な言葉選びが気に入っています。
■3月には来日公演がありますが、どんなライブになりそうでしょうか?
エル 予期せぬことが起こるのを期待しています。私は何が起こるかわからないのが一番好きなので。ステージで美味しいリンゴを食べるのが待ちきれません!私はいつもステージ上でリンゴを食べるんです。別に何かの儀式というわけではなく、単純に大好物なので。(笑) 特に日本のリンゴは最高に美味しいから!
エッセ 過去のツアーとはまた違ったマインドで日本に向かいます。この旅を通して日本のみなさんに僕たちのクレイジーな歌を届けたいです。
■Little Boysのライブの魅力や、ぜひ観てもらいたいポイントなどはありますか?
エル 反抗的でハートフル、誠実でいてワイルドな私たちをぜひ見てほしいです。
エッセ エルのギタープレイを見るだけでも、Little Boysのステージを見に来る価値がありますよ!
■今後の予定と、Little Boysが目指している目標を教えてください。
エル 周りにインスピレーションを与え、情熱を持って音楽を世界に届けられる活動をしていきたいです。
エッセ 音楽を作ることに決して飽きることなく、常にアートを愛し続けたいですね。
■最後に日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
エル 日本のみなさん!これまでにない刺激的なロックを体験する準備はできていますか?みなさんと一緒にロックしながら、私たちの音楽をシェアするのが待ちきれません。ぜひライブでお会いしましょう!素晴らしいステージを届けます!
エッセ 愛してるぜ、日本!
Interview & Text:土谷拓史
Translation:羽村萌(Megumi Hamura)
PROFILE
イタリア出身のElle(エル)とEsse(エッセ)によるロックデュオ。出会いは2020年の冬。日本行きの飛行機にたまたま乗り合わせた二人は互いにミュージシャンであったこと、日本好きであったことから意気投合。共にさまざまなバンドやプロジェクトに取り組んだ後に現在の2人構成となり、2022年にセルフタイトルのデビューアルバム『Little Boys』を発売。2023年には日本語歌詞の“SATSUGAI”を含むセカンドアルバム『Ricordati che devi morire(英題:Remember That You Have To Die)』を発売し、イタリアのチャートにランクイン。日本のロック愛好家をはじめ海外オーディエンスを着実に増やしヨーロッパツアーを終えたばかりで、2024年3月に初の日本ツアーを開催する。エキセントリックな性格のフロントウーマンElle(エル)は、左利きのギタープレイが特徴。哲学と詩にインスパイアされ作詞、作曲する。歌声はときに優しく、ときに鋭くいびつ。ビンテージ好きのレコードコレクター。ギターはTelecaster FenderとエッセがプレゼントしたSUPRO Holiday Guitarを使用。控えめで穏やかな性格のEsse(エッセ)は、自分探しの旅の途中でElle(エル)と出会った。Little BoysではElle(エル)と共に作曲を手掛ける。侍文化やアニメが好き。ドラムはLe Soprano Pro Vintageを使用。
Instagram @littleboysrockstar:https://www.instagram.com/littleboysrockstar/?hl=ja
Information:https://linktr.ee/Littleboys
RELEASE
『Ricordati che devi morire(英題:Remember That You Have To Die)』

デジタル配信URL
Spotify
Apple Music
Engine Records
2023年12月8日 ON SALE
LIVE
『Little Boys JAPAN TOUR 2024』
・3月22日(金)立川Babel
・3月23日(土)阿佐ヶ谷 Gamuso
・3月25日(月)新宿Antiknock
・3月26日(火)新宿Samurai
・3月27日(水)横浜Baysis
・3月28日(木)四ツ谷Wild Side
・3月29日(金)千葉K’s Dream