≒JOY VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

「ここからがスタート。2024年は≒JOYを絶対的な存在にしたい」メジャーデビューでミニアルバムをリリース。

1月17日に≒JOYがデビュー・ミニアルバム『きっと、絶対、絶対』をリリース。「夢に向かってまっすぐ突き進むひたむきさ」が眩しい新曲“無謀人”、メンバー同士の絆が垣間見える“きっと、青い”のMVはどちらも先行公開されている。メジャーデビュー前から舞台 ≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE「ミルモでポン!」や≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」を大成功に収めている≒JOY。リーダーの小澤愛実は、2024年はメジャーデビューからスタートし、≒JOYの勢いを絶やさずにより多くの人たちに楽曲やグループの魅力を知ってもらいたいと意気込みを語る。
今回はメンバーの、市原愛弓、大信田美月、小澤愛実、村山結香の4人に、今作のミニアルバム収録曲の魅力とともに、メジャーデビューまでの活動を振り返ってもらった。

■メジャーデビューおめでとうございます。早速今作ミニアルバムのリード曲“無謀人”について伺いたいです。こちらはどんな曲に仕上がっていますか?

小澤 “無謀人”はタイトル通り、無謀なことにも果敢に挑戦していく人を描いた歌です。夢のために無謀なことでもハングリー精神で突き進む、強い意志を感じられる楽曲に仕上がっています。念願のメジャーデビューですが、「ここからがスタートだ」というのを、歌っている中で私たちも強く感じる曲になっています。衣装もカッコよく作っていただいたので、この衣装を着て“無謀人”を歌うと、心も強くなれる感じがします。

■≒JOYはこれまでもコンサートやライブなど活動が活発だったので、これからメジャーデビューと聞いて意外でした。みなさんにとって、これまでの活動とメジャーデビューしてからでは違いはあるんでしょうか?

村山 今までは先輩方の作品のカップリング曲として収録させていただいていましたが、今回は私たち≒JOYのデビュー・ミニアルバムに収録されるので、そこもまた大きな違いかなと思いつつ、正直まだ実感はないです。(笑)

市原 メジャーデビューという言葉を聞くと、これまでとは全然違うんだなと感じています。

■CDという形になるのも実感が湧く一つの理由になりますか?

小澤 そうですね。CDという形になることもすごく嬉しいです。≒JOYの曲だけが収録されたCDが店舗に並ぶことは初めてなので、本当にありがたいなと思っています。「オンライン個別お話し会」というイベントにおいても、今までは先輩方のシングル販売に合わせて≒JOYも開催させてもらっていましたが、今回からは≒JOYのデビュー・ミニアルバムリリースに合わせたオンライン個別お話し会になっています。≒JOY単独での発売記念イベントなんだと思うと、メジャーデビューをより実感できます。よくファンの方がイベントの日程をコラージュしてまとめてくださるのですが、そのコラージュも先輩方のシングルタイトルではなくて、「≒JOY デビュー・ミニアルバムリリース」と記載してくれていたのを見て、すごく嬉しくなりました。

■新曲“無謀人”の聴きどころも教えてください。

村山 みんなの声が力強い楽曲になっています。私は最初の「Beat up」というパートを歌わせていただいているんですけど、「ここからスタートするぞ!」という意気込みを込めて歌っています。その気持ちがみなさんにも伝わったら嬉しいです。

市原 “無謀人”は歌詞にことわざをアレンジした言葉が散りばめられていて、この歌詞と同じように、≒JOYも常識を覆していく存在になりたいなと思っています。特に私が聴いて欲しいと思うパートは、愛ちゃん(小澤愛実)のラストサビのフェイクです。高音の伸びがとても綺麗です。

小澤 自分のパートだったら今、愛弓ちゃんが言ってくれたフェイクの部分ですね。フェイクは初めての挑戦でした。最初はどんなふうに表現したらいいか戸惑いましたが、「=LOVEさんの“ラストノートしか知らない”の落ちサビをイメージしてみたら」とアドバイスをいただいて、今はそのイメージで歌っています。

大信田 最初に歌をもらった時に、一番好きだと思った「君の戦闘力 最強でしょう?」というフレーズを割り振ってもらえて嬉しかったのを覚えています。なので、私個人としてとても思い入れのあるフレーズになりました。“無謀人”は指原さんが私たちに向けて「これからがスタートだから、頑張ってね」と、メッセージを送ってくれているような歌詞がたくさんあるなと感じています。その気持ちに応えられるように、身を引き締めて頑張りたいなと思っています。

■指原さんから“無謀人”を渡されるにあたって、≒JOYさんに向けたメッセージは何かありましたか?

大信田 全体では「みんな歌上手くなったね」と素敵なお言葉をいただけて、ほっこりしました。(笑)

小澤 「絶対」という言葉をいただく機会が多くなったなと思います。≒JOYが絶対的な存在になっていかないといけないなと、指原さんの言葉をいただく度に思うようになりました。楽曲の歌詞やタイトルも私たちへのメッセージだと思うので、その期待に応えていきたいです。

■“きっと、青い”のMVを拝見しました。こちらの曲はどんな曲に仕上がっていますか?

村山 青春。≒JOYのきらきらした表情が詰まったMVになりました。撮影した中で自然と生まれた笑顔がたくさん写っています。撮影そのものがすごく楽しかったので、その時の風景や気持ちが、聴いてくださるみなさんにも伝わったらいいなと思います。“きっと、青い”は、≒JOYとして集大成の曲にもなっていると感じます。みんなと出会ってから今までの思い出が自然と浮かんでくる歌詞になっているなと思うので、これからもいろいろなステージでこの歌を歌っていけたらいいなと思います。

市原 “きっと、青い”は、ライブで特に盛り上がる楽曲になるんじゃないかなと思います。「Fly high!」と叫ぶ部分は、ファンの方たちと一緒に掛け声をあげられるフレーズになっています。それから、結香が言ってくれたように、歌詞には今までの活動を思い出せるようなフレーズがたくさん詰まっていて、私たちにとっても特別な一曲になっていると思います。

■≒JOYとして活動した思い出が振り返れる歌詞が詰まっているということですが、特にどの歌詞が印象的でしたか?

市原 「不安だった 此処に来るまで 未熟ながら悩んだりして」というフレーズがまさにその当時の自分に刺さったので、泣けてきましたね。(笑)

小澤 “きっと、青い”のMVは、1シーン1カット動画での撮影も行ったので、≒JOYの等身大、≒JOYの普段の空気感がそのまま伝わるMVに仕上がっていると思います。「恋なんてしてる暇ないくらい」という歌詞にあるように、私たちはひたすら夢に向かってがむしゃらに走ってきました。なので、私としてはこのパートもすごく≒JOYらしいと思います。「お揃いのアクセサリー お揃いの夢 忘れず」という歌詞も好きなフレーズです。≒JOYは家族以上に一緒にいて、お互いのことを大切に思っている仲間だと思っています。MVにも怜音が編んでくれたアクセサリーが登場するので、そこにも注目して欲しいです。

大信田 私は「この景色 この色 一生かけて守るよ」という歌詞が一番好きです。“きっと、青い”を歌っていると、≒JOYというみんなにとって大切な居場所を大事に守りながら成長し続けていきたいなとあらためて感じます。

■1シーン1カット動画でやっていらっしゃるから、撮影が長くて大変だったんじゃないかと拝察しますが、実際はいかがでしたか?

小澤 私たちもすごく時間がかかるのではと思っていたのですが、意外とすぐに撮影を終えられました。日が沈むまでの時間が迫っている中での撮影だったので、とてもプレッシャーもあったのですが、みんなが頑張ってくれたおかげで撮影もスムーズに進みました。MVだと私は2番Aメロの冒頭に出演しています。告白するシーンで、「とにかく振られまくってね」と言われて撮影したシーンです。(笑) 振られているから成功と言えるのかわからないですが、このシーンは失敗なく撮影できてよかったです。撮影で一番大変だったのは、テーブルクロス引きのシーンだと思います。そのシーンに出演したみんなはすごく緊張していたのではと思うのですが、すごく上手でした。

■思い出深い撮影シーンはありますか?

小澤 青い紙吹雪をハサミで切るシーンがあるんですけど、よく見ると、実は“≒JOY”のMVにも出てきた黄色いハサミが登場しているんです。

大信田 ええ!?

■メンバーの間でも知らなかった方がいたんですね。(笑)

小澤 知らされていたのは一部だけだったので、知らないメンバーもいます。(笑) “≒JOY”のMVでは黄色いいろいろなものを集めて作ったティアラの頂点にハサミを飾っていたんです。その時と同じハサミを使っていました。

村山 いろいろなところに≒JOYへの愛が詰まったMVになっているよね。

■他にも印象深いシーンはありますか?

村山 ドミノのシーンですね。あのドミノは一個一個みんなで立てたものなのですが、カメラのセッティング中に倒れちゃった時も「倒れた〜!」ってわいわい騒いだりしていて、全然ピリピリした雰囲気にはならず、すごく楽しくて賑やかな撮影だったなと思います。

■撮影は大変そうですけどピリピリした雰囲気ではなかったんですね。

小澤 メンバーもスタッフさんも「大丈夫!大丈夫!次行こう!」って言ってくれて、みんなのおかげで楽しく撮影できたんだと思います。

■ミニアルバムの収録曲の中でお気に入りの一曲をそれぞれ伺いたいです。

村山 どれも思い入れのある楽曲なので悩みますね。(笑) 私の中で心にジンとくる曲で選ぶなら、“今日も君の夢を見たんだ”です。この曲は私がセンターを務めさせていただいたこともあり、殻を破ることができたきっかけの楽曲になりました。自分を追い込んでいた時期に、メンバーに助けられて、あらためて≒JOYを好きになったきっかけでもあります。当時は「自分の強みってなんだろう?」と迷走してしまって。そんな時にメンバーが、「結香はそのままでいいんだよ」と伝えてくれて、みんなの優しさをあらためて感じました。

市原 私は“≒JOY”がやっぱり好きです。初心に戻れる楽曲だと思っています。初めて楽曲をもらった時にイントロを聴いて感動したことを今でも覚えています。“≒JOY”の音源を聴くと、メンバーが今とは違った歌い方をしているので、今聴けば、私たちの成長も感じてもらえると思います。

小澤 全部の楽曲に思い入れがありますが、やっぱり“≒JOY”がお気に入りです。一番最初にもらった楽曲だからこそ一番大事にしています。ミニアルバムでは“無謀人”が2曲目に収録されていて“≒JOY”が3曲目に収録されている曲順なので、最新の私たちと初々しい私たちを聴き比べて楽しんでいただけると思います。≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」でみんなと横一列になって歌った時も鳥肌もので、その時に見た景色を私は一生忘れられないと思います。“≒JOY”を聴くとあの瞬間の景色が今でも脳裏に浮かびます。

大信田 私は“無謀人”が特にお気に入りです。“無謀人”は今までの頑張りや思い出が全部詰め込まれているような楽曲になっていると思います。≒JOYらしさが少し確立してきた作品だとも思うので、この楽曲をきっかけに、今まで≒JOYを知らなかった方々にもグループを知っていただける機会になったら嬉しいです。