“BREMEN”はOWVを知ってる人でも知らない人でも、無差別にノレる曲。
4人全員が高い歌唱力とラップ、ダンスパフォーマンスで魅せてくれる今話題のボーイズグループOWVが、待望の8thシングル『BREMEN』をリリース。表題曲の“BREMEN”はOWVらしい迫力あるパフォーマンスはそのままに、オーディエンスを体の底から震わせられる「とにかくノレるトラック」を追求、自分たちの音楽で高みへ誘う譲れない想いを歌詞で表現した、五感に響く新生OWVのターニングポイントとなる楽曲となっている。
今作の楽曲の魅力、恋愛観やソロ活動について、本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4人に語ってもらった。
■今回のシングル表題曲“BREMEN”ですが、タイトルにはどんな思いが込められていますか?
本田 文字通りブレーメンの音楽隊をイメージして名付けたタイトルです。ブレーメンの音楽隊は4匹の個性豊かな動物のキャラクターから生まれるストーリーです。僕たちも4人で一つのグループということで、あらためて4人であることの意義を意識した楽曲になっています。
■OWVのみなさんは楽曲、衣装制作にも携わることが多いと伺いましたが、今作にはどんな関わり方をされていますか?
佐野 僕らが一番関わっているのは、楽曲セレクトと振り付けですね。衣装やMVは今回はお任せしました。
中川 今作のMV制作に携わってくれた方が、僕たちOWVにすごい思い入れを持って制作してくれたので、僕たちもその人の思いに乗っかりたいなと思って制作を進めました。
■制作陣とはどんな形で連携を取られていたんですか?
中川 より密に制作されるみなさんと会話をしました。OWVとしてのテーマみたいなものをこれまで以上に緻密に、丁寧に共有して作り上げられたんじゃないかと思います。
佐野 自分たちだけでハンドリングするのでは、いつか魅せる表現力に限界というか、天井が見えてきてしまうものだと思います。なので、こうして新しい人たちが加わってくれることで、また新しい視点から作られる僕たちの魅せ方ができると思いますし、OWVにとっていいことなんじゃないかなと思います。今作の“BREMEN”では、これまでとは違った僕たちの魅力を見せられると思います。
■OWVのターニングポイントとなるような楽曲とも言えますね。そんな“BREMEN”ですが、みなさんの思う聴きどころはどこでしょうか?
中川 今回のテーマは「ノレる曲」なんです。フェスとか、僕たちOWVのファンじゃない方たちでも、聴くだけで無差別にノッてしまうような、誰が歌っているとか関係なく楽しめるし、楽曲として愛される作品になって欲しいですし、広まって欲しいです。一番の理想としては、この曲を聴いてOWVを知ってくれる人が増えたら嬉しいです。
佐野 「ノレる」っていうのは、体も心も踊ることだと思うので、「ノレる曲」の代表として、ダンサーさんたちにも使ってもらえるナンバーになったら嬉しいです。僕も本田もダンサー出身なので、ダンス曲として広まって欲しい気持ちが強いです。
本田 イントロからラストまで、後ろの重低音がすごい気持ちいいんです。ラップの掛け合いも、ボーカルラインも、サビのキャッチーなメロディも、全部完璧なバランスで組み込まれていて、何度聴いても発見のある楽曲に仕上がっていると思います。ダンスももちろん最高です。見て、聴いて、楽しんで、いろんな方たちにいろんな場所で聴いてもらいたいと思います。
浦野 初見の人が見ても、メンバーそれぞれのアピールポイントがわかるような楽曲になっていると思います。メロディアスな部分が得意なメンバー、重低音が得意なメンバー、ラップが得意なメンバーなど、それぞれの強みがこの一曲で知れる。そんな楽曲になっています。
■“BREMEN”はMVも制作していると伺いました。どんな映像になる予定ですか?
佐野 ダンスシーンは振り付け師さんが撮影現場に来てくださって、ダンスシーンのディレクションをしてくれたので、かなり完成度の高い映像が撮れました。振付師さんがダンスの魅せ方や4人のフォーメーションが映える手法とか、そういうところまで踏み込んでくれたので、今までと違うものが作れたと思います。カメラマンさんや監督さんの感性とはまた違った、ダンサーの感性によるカメラワークの撮影になったので、より臨場感あふれるMVに仕上がっているんじゃないかと思います。
■浦野さんのお気に入りのシーンはありますか?
浦野 まだMVが完成していないので、どのシーンが使われるかはわからないんですが、僕のお気に入りのシーンは、光を当てた氷が青く光るシーンです。
本田 そこがお気に入りだったんだ?(笑)
佐野 自分で割った氷だったから、お気に入りのシーンになったんだよね。
一同 (笑)
本田 もしMVで使われていなくても、きっとメイキング映像ではその場面は観られるかも?
浦野 使われているよ!ぜったいに使われている!(笑) あと、それとは別にトラックのシーンもお気に入りです。
■トラックのシーンっていうのはどんな場面なんですか?
中川 トラックの荷台の上でおこなった撮影なんですけど、カメラマンさんがスパーリングかのように激しく左右に動きながら撮影してくれて。(笑) おかげでカメラマンさんの熱意が伝わるパワフルな映像が出来上がったと思います。
■本田さんが印象に残っているシーンはありますか?
本田 個人的に記憶に残っているのは「低ネイネイ」ですね。
浦野 そこは絶対に使われていないって。(笑)
佐野 確かに「低ネイネイ」って言われたら「それなに?」って気になってはくれるかもしれない(笑)
本田 「低ネイネイ」が気になった人は僕たちのSNSに「低ネイネイ」ってなんですか?って聞いてもらえれば答えるんで。(笑)
■他に見どころとしておすすめしたいシーンなどはありますか?
佐野 メンバーから提案させてもらって入れ込んだシーンですね。もともとダンスシーン以外は4人で集まるシーンがなかったんですけど、ファンのみなさんに届けたいってことで、トラックの荷台でも4人で集まったシーンを追加で撮影しました。メンバーのぶち上がり具合がすごいので、ぜひ見て楽しんでもらいたいですね。多分、MVにも採用されてると思うので。(笑)
■みなさんの盛り上がりからもMVが相当クオリティの高いものになっているんだろうなと想像できます。撮影現場はやっぱり和気藹々としていた感じでしょうか?
本田 撮影は楽しかったんですけど、ダンスシーンは鬼気迫るものがありました。ダンスシーンはメンバー全て見返して、チェックしあって撮り直してって感じで結構大変でした。命を削って撮りました。
■カップリング曲の聴きどころについても伺いたいです。まずは“YOU ARE THE ONE”から、こちらはどんな曲になっていますか?
本田 “YOU ARE THE ONE”はすごく聴きやすい曲です。
浦野 曲は短いんですが、短い時間に「ギュッ」と大人な恋愛が詰まっている楽曲になります。
中川 バラードチックな曲なんですけど、ドラムもしっかり鳴っていてノレる楽曲にもなっています。メロディーラインとラップがそれぞれ映える構成になっていて、OWVの魅力がパーソナライズされている楽曲だなと思います。
浦野 僕の想像だと、この曲はイケおじがハットを被って踊っているイメージだね。
■歌詞を見ると一途で健気な印象を受けますね。
浦野 そうそうそう!子どもじゃ経験できないような大人の恋愛って感じがしますよね。
■なるほど。浦野さんはこういう恋愛を経験されたことありますか?
浦野 たくさんしてきました!
一同 ほんと?(笑)
浦野 嘘です。(笑) したことありません!
一同 (笑)
■楽曲のテーマにちなんで、みなさんの恋愛観についてもお伺いしたいです。
中川 僕、本田くんの恋愛観を話せます!本田くんはゲームが上手い女子が好きだと思います!ゲームを一緒にやるとなったら、一度教えたことを覚えてもらえないと嫌らしくて。(笑) だから元からゲームが上手な人と付き合いたいんだろうなって思います。
本田 そうなんですよね。もし彼女と一緒にゲームをするってなった時、一回でルールを覚えてくれないと「なんで覚えらんないの?」ってなっちゃう気がします……。(笑)
中川 それで冷めちゃう感じ?
本田 蛙化しちゃうんですよね……。(笑)
■一緒にゲームをやりたいって気持ちが強いってことですね?
そうですね。一緒にやりたいなって思っちゃうから、ゲームが上手い女性がいいなって思います。
浦野 同じ趣味を持ってる方がいいよね。
本田 そうそう。でもこの二人(佐野と中川)はゲームで一緒に遊べるんですけど、浦野は「これはなにすんの?」とか、「これはどうすんの?」って何度も聞き返してくるから嫌。(笑)
浦野 僕みたいな女の子は駄目だってことね……。
本田 友達ならいいんですけど。(笑) ゲームもそうだけど、何にしても趣味は彼女だけじゃなくて、友達も含めてみんなで一緒に共有したいって感じです。
■中川さんの恋愛観はなにかありますか?
本田 僕話せますよ!勝就の恋愛観。勝就は気軽に旅行とか一緒に行きたいタイプでしょ?
中川 車があるとすぐに出かけたくなっちゃうんだよね。いきあたりばったりを一緒に楽しめる人がいいですね。予定が詰まっているのが苦手なので。「今からこれしよう?」って提案した時に「いいね!」って言ってくれるような、フレキシブルに動けるような女性がいいですね。
■逆にプランを詰め込んじゃうタイプだと冷めてしまうとかあるんですか?
中川 いや、全然!先に言ってもらえるなら、それはそれで嬉しいです。提案してもらった分、僕が気合を入れるだけなので。(笑)
■浦野さんはいかがですか?
浦野 自分があまり家にいないタイプなので、アクティブな人がいいですね。外食とか旅行とかに一緒に行ける人は素敵だなって思います。
■リードされたいタイプですか?
浦野 どうだろう……?リードしてもらいたい時もあるし、リードしたい時もあるので、悩みますね。(笑)
中川 それでいうと、僕がちょうどよくない?
浦野 ちょうどいいってなんだよ!(笑) 嫌だよ!