僕らが個性を爆発させ、「REAL IDOL PROJECT」という活動自体のいい起爆剤になっていけたらなと思っています。
全38組のメンズアイドル、総勢250名が参加した、超豪華なプロジェクト「REAL IDOL PROJECT」。4月13日(土)~14日(日)には、東京ガーデンシアターを舞台に「リアルアイドルフェスティバル」を開催。5月19日(日)には、アリーナ立川立飛で「リアプロ運動会 FIELDDAY」を、8月17日(土)~18日(日)には、大田区産業プラザ PIO 大展示ホールで「リアプロ学園祭」を行うことも決定。他にも「メンズアイドル携帯アプリゲーム」化や、メンズアイドルたちの出演による「ドラマ」化も進行中。このプロジェクトは月日を追うごとにスケールアップし続けていく。「REAL IDOL PROJECT」のもう一つの特徴として、玉屋2060%が手がけたREAL IDOL PROJECTのテーマ曲“トキメキUNITED”が、このプロジェクトに参加しているグループごとにCD化される。同時多発的にリリースイベントを行い、世の中へ一大ムーブメントを巻き起こそうとしていること。今回は「REAL IDOL PROJECT」に参加しているグループの中から、ピーターパンシンドロームのSHUKi PETERPAN、三幣聖、成田、YUSHi PETERPAN、FUTA PETERPAN、FUJiTA PETERPAN、RiON PETERPAN、けんいちろー、久遠佑馬、狐坂悠葵の10人が、同プロジェクトの魅力について語ってくれた。
■全38組のメンズアイドル総勢250名が参加した、超豪華なプロジェクト「REAL IDOL PROJECT」。ピーターパンシンドロームに参加の声がかけられた時はどんな気持ちでしたか?
けんいちろー 通常の対バンイベントの場合、ここまで多くのグループが集まることがないし、これまで共演したことのないグループも多くいたから、このプロジェクト参加できること自体が嬉しいことでした。同時に「他のグループには負けていられない」という気持ちにもなりました。
三幣 普段の僕たちはライブ活動が中心なのですが、「REAL IDOL PROJECT」を通すことで、いろいろなメディアに露出する機会もいただけています。そこは僕たちにとっても新た
な挑戦でした。このプロジェクトを通して、いつもとは違う活動ができることに毎回ワクワクしながら挑んでいます。
久遠 本当にワクワクしています。今回は「REAL IDOL PROJECT」に参加した全グループが、共通で“トキメキUNITED”を歌っています。こういう機会ってなかなか有ることじゃないので、それも嬉しかったことですが、“トキメキUNITED”自体が、いつものピーターパンシンドロームの楽曲とは異なる色を持っていたので、そこにも僕らは新鮮さを覚えていました。
■いつものピーターパンシンドロームは、どういう系統の楽曲が多いんですか?
久遠 普段はカッコいい系の楽曲や、ピコピコしたエレクトロな感じで、ダンスを活かした楽曲が多いです。でも今回の“トキメキUNITED”はかわいい曲調で。そういう曲を歌えること自体がとても楽しい経験でした。
SHUKi ピーターパンシンドロームの中にもかわいい系の楽曲はあるけど、いつもとは雰囲気が異なる曲だったから、そこは新鮮でした。
■このプロジェクトが動きだしたのはいつ頃からなのでしょうか?
SHUKi 具体的に動きだしたのは、昨年末頃からになります。先日“トキメキUNITED”が配信リリースになりましたし、僕らもリリースイベントを開始します。(取材はリリイベ開始直前の時期)。具体的な形や行動が始まったことで、僕らもようやく「プロジェクトが動き出した」と実感を強くしているところです。
■ピーターパンシンドロームにとっても、今の自分たちをアピールするいい機会になっているわけですね。
SHUKi そうですね。ピーターパンシンドロームの場合は、これまでライブとSNSを通しての発信が主だったからこそ、こういう活動も上手く活かしていきたいと思っています。
■全38組のグループが共通で歌っている“トキメキUNITED”ですが、この曲の魅力も教えてください。
RiON むちゃくちゃかわいい楽曲だなと思います。先ほども話に出たように、僕たちはカッコいい系の楽曲を中心に表現しているので、この手の楽曲で歌い踊ることが新鮮なんです。現状、ピーターパンシンドロームには60曲以上の持ち歌がありますが、“トキメキUNITED”のようなラップを取り入れた楽曲は僕らにとっても初めての挑戦でした。この曲を歌ったことで、ピーターパンシンドロームにも新しい色を描き加えられたなと思います。
■“トキメキUNITED”で、いろいろなグループが歌い踊っているわけですけど、ピーターパンシンドロームはどの辺に自分たちらしさを出したのでしょうか?
RiON “トキメキUNITED”は、楽曲と振付が全グループともに共通しています。ピーターパンシンドロームはダンスパフォーマンスに重きを置いているグループだからこそ、僕らなりにどう振付を解釈して表現しているのか、ぜひそこに注目してほしいです。
YUSHi そうだね。“トキメキUNITED“はこれまでのピーターパンシンドロームではあまり表現してこなかったようなパーティー系の楽曲なので、むしろ自分にはその色が似合っていたからこそ、僕はこの曲ではずっとセンターにいるんです。だからこそ、パフォーマンス面では誰よりも激しくとっちらかってやっていますし、そこに注目してほしいです。
SHUKi とっちらかっているんだ。(笑)
YUSHi そうそう。(笑) ピーターパンシンドロームって、ダンスの難易度がめっちゃ高いんですよ。でも“トキメキUNITED”の振りは、TikTokでも流行るようにと割と真似しやすい振りも入れているから、僕的にはキャッチーで覚えやすい振りだったのが嬉しかったです。
SHUKi 振り自体は全グループ共通なんですけど、グループごとに人数など、メンバー構成が異なるので、細かいフォーメーションなどはグループにお任せだったんです。ピーターパンシンドロームとしてもそうだけど、グループごとのダンスパフォーマンスの違いを楽しんでもらうのも、この曲の味わい方だと思います。
■YUSHi PETERPANさんはセンターポジションを楽しんでいますか?
YUSHi ついにつかんだセンターだからこそ、その重圧も感じながら楽しんでいます。
■4月13日(土)と14日(日)には、有明にある8000人キャパのガーデンシアターを舞台に、1日2部公演制で「リアルアイドルフェスティバル」が行われますね。
成田 この日は本当にたくさんのグループが出るから、その中でいかにピーターパンシンドロームが目立てるか、そこが楽しみでもありつつ正直不安でもありますけど、僕らも個性の強いグループですし、僕自身「変な人」という自覚があるからこそ、そこを上手くアピールしていきたいです。(笑) 個人的な話にはなりますけど。今、ブレイクダンスを習得しようと練習しています。もし、人前で披露できるくらいのレベルにまでなれたら、2日間の公演中のどこかでお見せできたらいいなと思っています。ただ、披露しても「ブレイクダンス風」のダンスになってしまうかも知れませんし、まだまだ自分の納得のいくレベルにまでは達していなかったら、そこは先延ばしにすると思うから、今は「見られるかも知れないし、見られないかも知れません」とだけ伝えておきます。(笑)
狐坂 このフェスティバルの中でいかに目立つかがとても重要だからこそね。ピーターパンシンドロームの見せ場としては、やはり得意のダンスパフォーマンス面だと僕自身は思っています。“トキメキUNITED”は、どのグループも同じ振付けだからこそ、その上で、どうピーターパンシンドロームらしさを見せるのか。そこを楽しみにしていてほしいです。それとセンターのYUSHi君の存在感がすごいので、そこにも注目してください。
■今回の会場は8000人規模のガーデンシアターというのも素敵ですよね。
狐坂 僕ら自身も初めて立つ場所になります。そんなにたくさんの人たちにライブを見てもらえちる機会って、今の僕らにとっては初めての機会になるからこそ、このチャンスを通して、見ている人たちの気持ちをしっかり掴んでいきたいと思っています。僕自身、全グループの中でもトップを争うくらいの低身長なんでが、その小さい身体をいかにダイナミックに大きく見せられるかを常に心がけているからこそ、ガーデンシアターというひと際大きな会場でも、大好きなダンスを通して、ひと一倍おっきく見せていきたいです。
■「リアルアイドルフェスティバル」自体の見どころもぜひ教えてください。
FUJiTA 総勢38組、250名が参加と言っているように、本当に個性的なグループやメンバーたちがこの日のガーデンシアターに集結します。このフェスティバルを見ることで、今のメンズアイドルシーンの動きがつかめるはずです。僕らは2日間ともフェスティバルに出演します。その中で、どうピーターパンシンドロームのいろんな面を見せていけるのか、毎回のライブごとに違う面も見せていくから、そこにも注目してください。
■両日とも足を運べば、いろんなピーターパンシンドロームの姿が見られるわけですね?
FUJiTA そうです。表と裏みたいに。
SHUKi いや、裏はないでしょ!(笑)
FUJiTA 白と黒みたいに。
SHUKi 黒もないよ。(笑)
FUTA 見せ場という面では、“トキメキUNITED”の中に、ピーターパンシンドロームとして2つの見せ場を用意しています。まずはセンターに立つYUSHiくんがその見せ場を作っているから、そこにぜひ注目してください。
YUSHi この曲の振りの中に、背中を反らすという振りがあって、僕はどこのグループにも負けないくらい反っているので、ぜひそこを見てください!それと曲中に成田とWセンターになるパートが出てきます。そこでは二人がお互いに睨みあいながらダンスバトルをしているから、そこも注目ポイントです。
けんいちろー ピーターパンシンドロームとしては初挑戦になる、ラップパートにも注目してもらえたら嬉しいです。
三幣 ピーターパンシンドロームのファンへ向けての言葉にはなりますけど、“トキメキUNITED”の歌詞の世界観が、普段のピーターパンシンドロームとは異なるからこそ、それを表現している僕らにも、いつもとは異なる新鮮さを感じてもらえたらと思います。