RURUDiA VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■ちなみに浅野さんはこの曲がRURUDiAに加入して初めてのレコーディングだったと思いますが、今まで見てきた可愛らしいRURUDiAのイメージとは違った曲が来てびっくりしましたか?

浅野 曲をいただいた時は、「あ、今回はこんな感じの曲なんだ……」とびっくりしたところはありましたが、自分にとってはデビュー曲になるのですごく想い入れがあるし、この曲に負けないように、恥じない自分でいられるように頑張ろうという気持ちになりました。

■ちなみにこの“Red spider lily”は、今の5人体制になってからのMVとなっていますが、今作のMVの見どころや、ぜひ注目して見てほしいところを教えてください。

小麦 この曲のMVは全体的にもやがかっていて、見えるようで見えないみたいな、もっとこの子たちのことを深くまで見てみたいという気持ちにさせるような構成になっているので、一人一人の表情とか、目線とか、指先の動きまで見逃さずに見てほしいです。リップシーンも今までとは違って、笑顔ではなく、シリアスな顔をしなくちゃいけなかったので、それが難しかったりもしたんですけど、さっきも話があったように、女の子の百合を裏テーマにしていることもあって、女の子らしい部分も表現しないといけなかったので苦戦しました。あと、私は正面の顔より横顔の方が定評があるので、横顔を綺麗に撮ってもらったので、そこにも注目してもらいたいです。(笑)

有沢 この“Red spider lily”は、ダンスが今までのRURUDiAの曲の中で一番激しくて難しいので、ダンスナンバーを撮るようなカメラワークを希望して撮ってもらいました。すごく躍動感のある映像になっているし、「これはどうやって撮っているんだろう?」と思うようなところもあります。カメラマンさんが実は元々ダンサーの方で、リズムとか音に合わせて寄りのタイミングもバッチリだったし、私たちよりも動き回って撮ってくれていたので、ぜひカメラワークにも注目してみてください。

浅野 メンバーそれぞれの可愛いだけじゃなくて、綺麗なところだったり、カッコいい表情が一人一人ちゃんと映されているので、そこに注目してほしいのと、ダンスがカッコいいのはもちろんなんですけど、間奏の部分では私がダンスシーンに挑戦しているので、そこでは普段しないような表情をしているので、そこもぜひ見てほしいです。

■MV撮影中のハプニングや裏話があったら教えてください。

有沢 撮影が去年の12月半ばくらいだったんですけど、とにかく寒すぎて……。

■確かに廃工場みたいな寒そうなところでしたよね。

浅野 ご飯とかも食べる時間がなくて、お腹ペコペコで撮影していました。(笑)

■浅野さんは初めてのMV撮影だったのに、寒いし腹が減るしで過酷な撮影でしたね。(笑) それでは収録曲の話に戻って、2曲目の“Colorful Frowers”ですが、こちらの曲はどんな曲でしょうか?

小麦 “Colorful Frowers”は、去年の8月に私が加入した時にいただいた曲なんですけど、お花がコンセプトの私たちのグループになぞらえて、アイドルの葛藤だったり、「負けたくないんだ」という気持ちを歌詞に綴ってくれていて、それがすごく上手に伝わる曲になっているので、私もすごく大好きな曲です。アイドルって大変だなとか、難しいなと思った時に聴くとすごく背中を押してくれる曲になっているので、ぜひ歌詞に注目して聴いてほしいです。あとは「魅ていてね」というところに、「魅了する」の「魅」が使われているのもポイントなんです。

■続いての曲は“きみからの i Love you ♡”ですが、この曲はいかがですか?

浅野 この曲は可愛らしい曲調と歌詞が特徴で、私が今まで見ていたRURUDiAのイメージそのものを体現しているような曲です。リズム感も耳に残る感じだし、振りとかもすごく可愛いのでぜひ聴いていただきたいです。

■3曲目は“Reincarnation”ですが、こちらの曲の聴き所も教えてください。

有沢 “Reincarnation”は、「受け継いでいく」というような意味合いもあって、“Red spider lily”とはまたちょっと違ったバンドサウンドでカッコいい曲になっています。メンバーたちの決意を決めたような雰囲気にも注目してほしいです。私はこの曲が大好きで、落ちサビとかは涙が出そうになっちゃうくらいいい歌詞なので、そこにも注目して聴いてほしいなと思います。

■では、最後は“きみとみらい”ですが、こちらの曲はいかがですか?

小麦 “きみとみらい”はポップで明るい曲で、RURUDiAの曲の中でも元気がもらえる楽曲になっていて、この曲がこのミニアルバムの5曲目に収録されているのがいいなと思います。「ファンの方たちがいるからこそ、もっと上を目指せるし、もっと頑張っていける」というメッセージが込められていて、これまでの4曲を聴いてもらって、「RURUDiAってこういう感じなんだ、これからのRURUDiAはこういう感じになっていくのかな?」と思っていたところで、5曲目の“きみとみらい”を聴いてもらったら、「そこに正解があった」みたいな感じになっているので、「RURUDiAいいじゃん!最高じゃん!」ってなって、また最初の曲に戻って聴いてくれたらいいなと思います。(笑)

■ちなみにRURUDiAさんの曲名は、「きみ」がひらがな表記になっていますが、これには何かこだわりがあったりするんですか?

有沢 実は元々RURUDiAの曲の歌詞の一人称に、「わたし」や「あなた」を使うのはすべて無しにしていて、「きみ」と「ぼく」になるようにしているんです。「わたし」だと、どうしても女性をイメージしてしまうので、「男性のファンの方たちにも自分に置き換えて曲に入り込んで楽しんでもらいたい」という思いがあって。なので、その流れで「きみ」を使って“きみとみらい”はすべてひらがな表記にしました。

■なるほど。それで“きみからの i Love you ♡”も、「きみ」が使われてのタイトルになったわけですね。最近はリリースイベントもあって、かなり精力的にライブ活動もやられていますが、RURUDiAのライブの魅力はどんなところでしょうか?

小麦 RURUDiAのライブのいいところは、まだこの5人体制になったばかりというのもあるんですけど、まだまだ完成していない部分があるので、ライブの度にどんどんと成長していったり、完成形に近づけていくその過程が見られるのが面白いと思います。伸びしろがまだまだあるところがいいところです。(笑)

有沢 良くも悪くもRURUDiAのメンバーはすごく素直なので、ライブにもいろいろと顕著に出るなと感じていて……。(笑) でもアイドルはその成長過程も楽しんでもらえるのがいいところだと思うので、いろいろな壁にぶつかりつつも笑顔でステージに立って頑張っているみんなをこれからも応援してくれたら嬉しいです。

浅野 映像とかでライブを見返してみたりすると、みんな表情がすごく明るくて、目線とかも一人一人ちゃんとファンのみなさんを見てレスをしたりしていて、すごいなと感じます。私も見てくれている方たちに向けて、「自分はアイドルだ」という自信を持ってパフォーマンス出来るように頑張ります。私はライブ中、楽しいとニヤけちゃうみたいで、まだ完璧なレスが出来ているわけではないんですけど、みなさんにも楽しんでいただけていたらいいなと思います。

■今年も始まってあっという間にもう1ヶ月が過ぎましたが、今年の目標や、今年中にやりとげたいことを教えてください。

浅野 私は加入してすぐにこうやってCDリリースも出来て、とてもありがたい環境だと思うんですけど、それに甘えないで早く一人前のアイドルになりたいと思います。自分自身のファンもグループのファンももっともっと増やして、とにかくたくさんの人たちに知ってもらえるように頑張りたいです。あとは私たちのワンマンライブもやりたいので、もっと自分磨きも頑張って可愛くなることも目標です!

有沢 グループの目標は今年中にワンマンライブをやることなんですけど、プロディーサーの立場的にやろうと思えば、会場を押さえてお金を払えば出来るんですけど(笑)、ただそういう形だけのワンマンライブではなくて、リリイベとかで少しづつファンの方たちを増やして、いろいろなライブも重ねていって、その集大成となるような形で、意味のあるワンマンライブができればいいなと思っています。「RURUDiAのライブが見たい」と思っている人たちで溢れるワンマンライブがやりたいので、そのためにもメンバー個々が強くならないといけないし、イベントも「ぜひ出てください」と言われるようなグループになっていくのが目標です。あとは成し遂げたいこととしては、RURUDiAならではのお花を絡めた新しいお仕事ジャンルを見つけて、活動を広げていけたらいいなと思います。

■確かにフラワーフェスティバルとかもありますし、なにか連動して活動が出来るジャンルを広げていけたら面白そうですよね。

小麦 私は今の新体制になって他のメンバーを見ていて、自分にはないものをすごくたくさん持っているなと感じていて。「そういう考え方ができるって本当にすごい」と思うこともたくさんあるので、自分自身のポテンシャルをもっと高めていきたいし、自分自身の中から湧き出てくるものでちゃんと表現できるようになりたいです。いつかアイドルを辞める時が来ても、「RURUDiAでこんなふうになれて良かった」と思えるように、1日1日を大事にしていきたいと思います。

■最後に読者に向けてそれぞれメッセージをお願いします。

浅野 念願の1stミニアルバムをリリースさせてもらうんですけど、私はまだ入って間もないんですけど、今まで応援してきてくれたファンの人たちに早く届いてほしいし、少しでもたくさんの人たちに届いてくれたら嬉しいです。そして「どんな子たちなんだろう?」と少しでも気になってもらえるように頑張りたいです。私にとってはデビューの作品になりますし、人生でも大きな出来事なので、いっぱいこのCDを聴いていただきたいなと思います。

有沢 私にとっては今回のRURUDiAのCDリリースは、達成的な意味合いでのリリースではなくて、「これから始まるぞ」という決意のリリースだし、ここからがチャレンジだし、挑戦の1枚なので、このリリースによって、さらにワンステージ上に上がれるようにしたいし、少しでも多くの方にRURUDiAを知ってもらいたいです。このミニアルバムに今のRURUDiAを「ギュギュッ」と詰め込んだので、私たちのいろいろな面が見られると思うので、ぜひ手にとって聴いてみていただきたいです。

小麦 このミニアルバムの5曲は、カッコいいもかわいいもたくさん詰まった曲たちが集まったと思うので、「私はこんなRURUDiAが好き」、「僕はこんなRURUDiAが好き」というように、それそれの聴き方で楽しんでもらえると思うので、このミニアルバムを楽しみ尽くしてほしいです。そして「次はこんなRURUDiAが見てみたい」と、その先の未来まで愛していただけるきっかけになったら嬉しいなと思います。一人でも多くの方にお届けできたらいいなと思います。

Interview & Text:土谷拓史

PROFILE
コンセプトは『お花』。「まだアイドルとして花咲かせてない女の子たちをこのグループで咲かせてあげたい!」そんな気持ちが込められた、上品かつ可愛いお花がコンセプトのアイドルグループです。規格外と言われて破棄されてしまうお花を救うSDGsの取り組みにも参加しています。一つひとつ一緒に夢を叶えて素敵なお花を咲かせていきましょう。
X:https://x.com/rurudia02
Instagram:https://www.instagram.com/rurudia_ag/
YouTube:https://www.youtube.com/@rurutube_flower

RELEASE
『We are RURUDiA』

通常盤(CD)
QARF-60297
¥1,200(tax in)

rockfield
2月11日 ON SALE