RURUDiA VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

1stミニアルバム『We are RURUDiA』のタイトル通り、名刺代わりの1枚になったらいいな。

「上品かつ可愛いお花」がコンセプトのアイドルグループ、RURUDiAが待望の1stミニアルバム『We are RURUDiA』を2月11日にリリース。今作は、ライブで盛り上がる大人気の楽曲に加え、新生RURUDiAとなり初の楽曲や、このミニアルバムの為に用意した新曲が収録される。RURUDiAは「まだアイドルとして花咲かせてない女の子たちをこのグループで咲かせてあげたい!」という思いのもと結成されたグループ。
今回はプロデューサーでもありメンバーの有沢美矢、リーダーの小麦なな、新メンバーとして加入したばかりの浅野紅の3人に、グループについてや、初のCD作品となる今作について、いろいろと話を訊いた。

■RURUDiAの取材は今回が初めてなので、まずは自己紹介からお願いします。せっかくなので自己紹介と一緒に、みなさんの趣味と特技も教えてください。

小麦 RURUDiAのホワイトオオデマリ担当の小麦ななです。愛知県から来ました。趣味はカフェ巡りと、お笑いを見ることと、温泉に行くこと、お花を見ることです。特技はおにぎりを握ることです。昔おにぎり屋さんで働いていて1日200個握っていたので、早く綺麗に握ることが出来ます。

■へぇー!すごいですね。おにぎりはあんまり強く握り過ぎちゃいけないんですよね?

小麦 そうですね。ふんわりふんわり握るのと、塩加減がポイントです。

■他のメンバーは小麦さんが作ったおにぎりを食べたことあるんですか?

有沢 それがないんですよー!今度差し入れで持ってきてほしい。(笑)

■それでは続いて……

有沢 はい。メンバー兼プロデューサーの有沢美矢、ピーチフロマージュ担当です。趣味は買い物と丁寧な暮らしで、特技はあんまりないんですよね……。探し中です。(笑)

■丁寧な暮らしというのは具体的にどういった暮らしをしているんですか?

有沢 私が心掛けているのは、家に帰ってから寝るまでの時間を大切にしていて、携帯をなるべくいじらないようにして、特に寝る前の1時間は触らないようにしたり、部屋の電気を暗くしてアロマキャンドルを灯して過ごしたり、あとはお風呂に入ったら湯船にはちゃんと浸かるとか、リラックスできるスプレーを使ってみたりして、自分をいたわる時間を大切にしています。

■なるほど。特技は探し中と言っていましたけど、アイドルをいくつもプロデュースされているので、それは特技になりませんか?

有沢 そうなんですかね……。人を観察したり分析するのが特技かもしれません。(笑) あっ!船の運転が得意です!

■えっ?!船舶の運転免許を持っているんですか?すごいですね!

有沢 そうなんです。家にクルーザーがあって4代目です。

■みなさんは乗せてもらったことあるんですか?

小麦 いや、まだないですね。今度地方公演とかに乗せて行ってほしい。(笑)

有沢 でも前に、横浜の赤レンガ倉庫でライブがあった時に、お父さんたちはクルーザーに乗って見に来ていました。(笑)

■カッコいいですね!でも陸路で移動するより、海を渡って来た方が早かったりしますよね。

有沢 そうですね、船を購入した時も大阪で購入したのですが、海を渡ってきてました。

■それもまたすごいですね!続いては……。

浅野 紅チューリップ担当の浅野紅です。今年の1月17日に加入した新メンバーです。趣味はヨガと、おしりのトレーニングをすることで、特技は書道で、資格は師範代です。あとはミニトマトが好きで、ミニトマトの大食いも得意です。(笑)

■それでは、みなさんが最近ハマっているものや、気になっているものも教えてください。

有沢 私が最近ハマっているのは勉強です。英語とFXと競馬の勉強をしています。

小麦 私は動物が好きなんですけど、触るのは苦手で……。でも最近うさぎに触れてみたいなと思っていて。

有沢 うちのお兄ちゃん家でうさぎ飼ってるよ!

■では有沢さんのクルーザーでうさぎを触りに連れて行ってもらって。(笑) でも都内にはうさぎカフェとかもあると思うので、探してみたらいいかもしれないですね。

小麦 私は愛知から来ているので、意外と都内もまだあまり遊びに行ったりしたことがないので、ぜひいろいろなところに行ってみたいです。東京を開拓してみたいです。(笑)

浅野 私は犬が好きなんですけど、サモエドカフェがあるので、そこに行ってみたいです。でも大人気で予約がなかなか取れないんです。あとはこのグループに加入してから忙しくなって、ゆっくりカフェに行ったりとか、ご飯を食べに行ったり出来ていないので、可愛い格好をして、のんびりお出掛けがしたいです。

■ちなみにRURUDiAのグループの特徴と、目指している目標を教えてください。これはプロデューサーの有沢さんに聞くのがいいかな?

有沢 このグループの特徴は、お花がコンセプトで、メンバーには担当カラーではなく、担当のお花がありまして、楽曲も衣装もお花をモチーフにしています。なにかお花に特化したお仕事もしたいと思い、SDGsの活動もしています。具体的に言うと、お花って出荷できる規定が割と厳しくて、色であったり、形であったりが規定に満たないと破棄されてしまうんです。そういった規格外のお花をRURUDiAの活動を通して購入していただけると、後日RURUDiAのライブやイベントで使える特典券などがもらえるんです。それで月一でランダムにお花が届くというプロジェクトです。そこが他のアイドルさんとは違って、RURUDiAならではの特徴だと思います。

■毎月ファンの人たちの家にお花が届くんですね。それは素敵な活動ですね。

有沢 あと目指している目標としては、お花がコンセプトなんですが、可愛いだけじゃなくて、お花の持つ棘とか毒とか、そういう部分も表現していけたらと思っているので、いろいろな顔を見せていけるグループになっていけたらと思っています。

小麦 私は愛知県出身なんですが、「花の王国あいち」と名称のように呼ばれていて、日本一のお花の産出額を誇っているんです。なので、私も愛知と東京の架け橋になれるような活動をしていけたらいいなと思っています。

■このグループが他のグループに「ここは負けない」と思う強みはありますか?

有沢 RURUDiAは2021年の11月からグループ自体はあるんですけど、今のこの5人体制になったのは今年の1月17日からなので、まだまだ模索中のところもあるんですけど、どの時代も大切にしてくれているのが今のRURUDiAのメンバーなので、「過去を超えていこう」という気持ちもありますけど、過去に感謝しつつ前を向いて頑張ってくれて、大切なことを忘れないメンバーたちが揃っているので、そこが強みかなと思います。

■ちなみに最近加入した浅野さんは、RURUDiAに入ってみていかがですか?

浅野 ずっと見ていた側だったので、イメージとしては「女の子らしくて可愛い上品なグループなんだろうな」と思っていたんですけど、実際に加入してみて、今回の新曲のレコーディングだったり、メンバーのみなさんと活動してみて、表には見せない一面がたくさんあって、それを見れたので、すごく自分の気も引き締まったなと思います。

有沢 え、大丈夫?!怖かった……?(笑)

浅野 すごくギャップが感じられたというか……。あっ、いい意味でのギャップです!

■逆に先輩メンバーたちから見て、新メンバーはいかがですか?

小麦 まだ入ってきてくれたばっかりだけど、新曲のレコーディングがあったり、MVの撮影があったり、遠征があったり、リリイベがあったりと、一般的に考えてもちょっと大変なスケージュールだと思うんですけど、すごく一生懸命についてきてくれているし、わからないところも積極的に質問してくれたりもするし、RURUDiAの一員としてすごく頼もしいし、一緒に作っていけているのを感じて、すごく嬉しく思います。しかも今までのRURUDiAにはないスパイスになってくれそうな二人なので、「これまで見せたことないRURUDiAも見せていけるのかなぁ」と思うと、すごく楽しみです。メンバー側なんですけど、ファンみたいなワクワク感も感じています。(笑)

有沢 紅ちゃんに関しては、すごく頼もしくて、私はまだ加入する前から連絡もしていたので、「時間がないけど大丈夫?!」とか、「もうすぐデビューするけど、頑張れる?!」とか言ったりもしていたんですけど、「大丈夫ですぅ。頑張れますぅ」という感じで、すごく眠そうな感じで答えるんですけど、実はすごくしっかりしているんです。(笑) 名古屋の遠征の時もメンバーが体調不良で急遽お休みになっちゃって、その日に初披露する新曲があったので、「どうしようか?今日はやるの辞めておこうか?」と相談したら、紅ちゃんが「やりたいです!できます!」と言ってくれて。なんかすごく内に秘めた熱いものを持っている子だなと思いました。青い炎でもなく、赤い炎でもない、透明な炎みたいな。(笑) 紅ちゃんは発信がすごく得意なタイプで、SNSなんかも頻繁に動かしていますし、いろいろなことにチャレンジするタイプなんですけど、逆に、にじかちゃんの方は、どう表現したらいいかわからなくてちょっとだけ内気というか、紅ちゃんとは正反対のキャラクターなんですけど、にじかちゃんも内に秘めた熱いものを持っていて。私と帰り道が同じ方向なので、いつも一緒に帰るんですけど、毎回帰りの電車の中で大号泣しながら「できない自分が悔しくて……」と言っていて、「そうだよね」と慰めながらも、そんなに真っ直ぐに向き合ってくれてすごく嬉しくて。すごく応援したくなる子で、私も頑張らなきゃなと思いますね。それも敵対して頑張ろうという感じではなくて、「この子のために頑張らなきゃ」という気持ちになります。(笑)

■いよいよ1stミニアルバム『We are RURUDiA』がいよいよリリースとなりますが、作品が出来上がった今の感想と、ご自身にとってどんな作品になったかを教えてください。

小麦 私も実は昨年の8月に加入したばかりなので、割とまだ新メンバーの方なんですけど、加入してすぐにいろいろな事に挑戦させていただいたし、こうして自分たちの歌がCDという形になるというのはすごいことだなと思うので、すごくありがたいなと感じます。これだけやっていただいているので、私もそれ以上のものでお返ししなきゃという気持ちにもなったので、これから頑張りたいと思います。今作はRURUDiA初のミニアルバムなので、一人でも多くの方に聴いてもらいたいし、曲も5曲あっていろいろ楽しめるので、一生物の宝物になりました。

有沢 率直な感想を言うと、すごく大変でした……。ここまで本当に大変だったので、無事にリリースするところまでこられて本当に嬉しいです。RURUDiAとしては初のCDリリースになりますし、グループの経験値としてもやっとできた作品になります。私自身もRURUDiAのメンバーとして活動を初めたのは昨年の8月からなので、まだ活動期間は短いんですけど、プロデューサーとしてグループの立ち上げから携わっていたので、集大成みたいな気持ちもありつつ、1stミニアルバムなので初々しい気持ちでもあります。ちょっと複雑な感覚ですね。(笑) 今回のミニアルバムに込めた思いとしては、『We are RURUDiA』のタイトル通り、「これが今のRURUDiAです」という気持ちだったり、これからの活動においても、名刺代わりの1枚になったらいいなと思います。これらの曲とともに私たちも成長していけたらと思います。

■ちなみに有沢さんはいろいろなアイドルグループをプロデュースされていますが、このRURUDiAに関しては、メンバーとして加入されたのには、なにか特別な思いがあったりするのでしょうか?

有沢 元々は自分が作った別のグループにいたんですけど、私にはできない真逆の可愛いイメージのグループを作ろうと立ち上げたのがRURUDiAだったんです。でも正直に言って「やりきれているのかな?」という気持ちもあり、昔から見てきた我が子みたいなグループでもあるので想い入れもありましたし、「守ってあげたい」みたいな、母性のような気持ちがあるのかもしれません。今回新体制になるにあたって、事務所全体でいろいろと改正があって、本気でアイドルをやる気がある子だけを残して、新たにやることにしたんです。その時にみんなに話を聞いたら、「リリースイベントがやりたい」とか、「早くCDが出したい」とか、「街中のビジョンに映りたい」と言っていたので、「どうしたらそれを叶えてあげられるかな?」と考えた時に、私がグループに入ることによって、ちょっとでも近道になったり、ショートカットできたらいいなという気持ちになりました。

■なるほど。それではミニアルバムに収録されている曲についても詳しくお話を聞ければと思います。まずは“Red spider lily”ですが、この曲はどういった曲になりますか?

有沢 “Red spider lily”は直訳すると「彼岸花」という意味で、これまでのRURUDiAの明るく元気でキラキラした楽曲とは打って変わって、ダークネスな曲になっています。彼岸花には毒があるんですけど、その毒にかけて、女の子のちょっと陰な部分を表現できればというのがコンセプトなので、この曲は歌詞も彼岸花をテーマにしつつ、いろんな意味が込められた歌詞になっています。1つめとしてはやっぱり私たちの曲はファンの方が聴いてくれると思うので、ファンにはアイドル向けた好きと言う気持ちと叶わない儚い気持ちに共感出来るような捉え方をしてもらえたら嬉しいですし、2つめは彼岸花は“Red spider lily”で「lily(百合)」というワードも入っているので、女の子が女の子に向けた恋心にも寄り添えるような若干裏テーマもあるような歌詞で、いろんな人に寄り添える楽曲になったらいいなと思っています。