THE BEAT GARDEN VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

ドラマ主題歌の“エレメント”は、歌と感情とビートガーデンの化学反応が最高な楽曲。

THE BEAT GARDENが、新体制後初となるシングル『Happy Ender』から約1年振りの3月18日に、ニューシングル『エレメント』をリリース。表題曲の“エレメント”は、2026年テレ東ドラマ9「元・科捜研の主婦」のために書き下ろされた主題歌となっていて、Uが「家族」と「科学」をテーマに歌詞を紡ぎ、楽曲面では壮大なサウンドに新メンバーKAIの力強いハイトーンボイスが合わさった楽曲に仕上がっている。そして、カップリング曲の“消しゴム”は、疾走感のあるサウンドに、距離感の難しい二人の恋愛模様を描いた歌詞が特徴的な楽曲となっていて、ライブでも盛り上がること間違いなしの楽曲となっている。
今作の制作について、U、藤掛昌斗、渡部怜、KAI、kowta2の5人に詳しく話を訊いた。

■前作アルバム『MADE IN DAMAGE』リリース以来の取材になりますが、ビートガーデンがこの5人組になってからは約1年経ちますが、近況はいかがですか?

U そうですね。最近はドラマの主題歌もやらせてもらって、全国を回るリリースイベントもスタートしていて、すごく楽しくやっています。

■KAIさんもTHE BEAT GARDENとしての生活にだいぶ慣れましたか?

KAI はい。おかげさまですごく楽しいです。

■もうだいぶ馴染んでいる感じですね。kowta2さんはずっとサポートでしたし、メンバーになってからも相変わらずですか?

kowta2 そうですね。僕はそっち側の顔してますけど、ずっとこっち側ですからね。(笑)

■昨年、前作アルバムを引っ提げてこの5人でのツアーもありましたが、ツアーを回ってみての手応えや、ライブの感想を教えてください。

昌斗 前回のツアーは、本当にこの5人であるべき形というか、それを僕たち自身も見つけられたツアーでした。始まる前はそういうのが見つけられるような旅だとは思っていなかったんですけど、この5人である意味とか、新しいビートガーデンの形みたいなものが明確にわかったというのが一番大きな収穫だったと思います。

KAI 僕は初めてのツアーだったんですけど、やっぱりライブハウスで5人でライブをするということ自体が初めてだったので、ショッピングモールとかで歌わせてもらうリリースイベントも、もちろん楽しいんですけど、やっぱりお客さんともっと熱量を持って、近い距離感でそれを味わいながら歌えるというのは、このワンマンツアーならではの特別な体験でした。やっぱり今までひとりで画面に向かって歌っていたのとはちょっと違う、特別な気持ちを感じさせていただいたし、すごくいい思い出にもなりました。

■ちなみに初日と、最終日のツアーファイナルでは、なにか違った感覚というか、感触はありましたか?

KAI それでいうと、なんかドキドキするみたいなことが最初はあまりなかったんですけど、最後の方に向かうにつれて、気持ち的にちょっとドキドキしてきて、緊張とはまた違って、「これで僕の初ツアーが終わるんだ」という、なんか悲しいような、寂しいような気持ちになりました。なので、また今年もいろんなところでたくさん歌いたいなと思います。

 この5人体制を発表してから初めてのライブハウスでのツアーだったので、すごい楽しみだったのと、やっぱり「この5人だったらこうなる」というか、ちゃんとこの5人でのパフォーマンスを提示したいという気持ちと、ファンのみなさんの気持ちや期待も裏切りたくなかったので、どこか葛藤している部分もありながらも、ちゃんといいものをみんなに共有したいとすごく思っていて。でもずっと今まで3人でというか、サポートのkowta2も含めて4人で活動してきたので 、ステージ上の雰囲気だったり、グルーヴ感みたいなところがどうなるのかすごく気になっていたんですが、KAIが入っても全然違和感なく、むしろいいグルーヴ感ですごくいいパフォーマンスができてツアーを終えられた感じがあったので、すごく良かったなと思っています。

kowta2 僕個人としては、初めてツアーグッズを担当させていただきました。今まではUさんがやってくれていたんですけど、今回は全部僕に任せてくれて。プレッシャーが半端なかったんですけど、みなさんが買ってくれてすごく嬉しかったです。デザインも結構やりたいようにやらさせてくれたので、僕としてはすごく思い入れのあるグッズたちだったので、そういう意味でもいい思い出になったツアーだったと思います。

■Uさんは前回のツアーはいかがでしたか?

U やっぱり突然新しいボーカルリストを入れるとなって、僕らが思っている以上にみんなびっくりしていたし、やっぱりちょっと傷つけてしまったかな?と思う部分もありながら挑んだツアーだったんですけど、僕らが路上ライブをやっていた頃のファンが戻ってきてくれたりとかもあって、すごく嬉しかったです。前作の『MADE IN DAMAGE』というアルバムは、みんなで一緒に歌えるように意識して曲を作ったので、そういう突然のことがありながらも、それを受け入れてくれて、さらに一緒に歌えるような状態でライブハウスに戻ってきてくれたのが本当に嬉しかったです。やっぱりみんなが言ったように、新しいビートガーデンとして初めて回るツアーだったので、「僕らはやっぱりみんなで一緒に歌うグループだな」、「お客さんも含めてビートガーデンだな」というのを再認識できたツアーでした。

■僕も初日の公演を見させてもらいましたが、すごく素敵ないいライブでした。毎度おなじみですが、最近みなさんがよく聴いている音楽や、気になっているアーティストがいたら教えてください。

U 僕は過去に遡るように昔の音楽を最近はよく聴いていて、もう10年以上前の曲なんですけど、LMFAOの“Party Rock Anthem ft. Lauren Bennett”を聴いています。時代的にも今リバイバルしているし、韓国系のミュージシャンとかもその頃のEDMを上手く取り入れているので。ビートガーデンも元々そういうEDMを取り入れるグループなので、もう一度そういうのを取り入れてみたら面白いものができそうだなって。

昌斗 僕は本当にずっと銀杏BOYZばっかり聴いていて、最近はもう履歴が全部銀杏BOYZで埋め尽くされています。(笑) でもきっとこの新体制になってすごくワクワクしているんだと思います。僕らが3人でビートガーデンを組んだ当初に、たくさん夢を語ったんです。それでこの5人での夢ができた今、それにすごくワクワクしていて、その当時の気持ちをまた味わっているような気持ちなんです。銀杏BOYZがそれを代弁してくれているというか、昔、銀杏BOYZを聴いていた時が、一番僕が音楽に対して頑張ってみようと思っていた時期だから、なんか声を聴くと青春時代に戻れるような感覚がすごくあって。

 僕は橘慶太くんがソロアルバム『RE:ONE』をリリースしたので、そのアルバムの6曲目の“曇りでもいい”という曲があるんですけど、それが好きでよく聴いています。なんかすごくシンプルで、本当にギター1本で構成されているような曲なんです。この前、慶太君とお会いした時に、1ヶ月に1曲作っていって、それでいい曲がたくさんできたから、それを年末にリリースするという流れになったらしく、なんかそういうところも含めて、彼の日常感というか、そういったところもすごくいいなと思ったんです。

kowta2 僕は前回と一緒で申し訳ないんですけど、イニシャルDが大好き過ぎて、最近はSYMBOLの“FOREVER YOUNG”ばかり聴いています。ユーロビートなんですけど、今のアーティストたちも結構そこからサンプリングして使っているみたいですよ。

KAI 僕はCVLTE(カルト)というバンドの、“歌えない”という曲があって、歌詞はホーリーでちょっと神聖な感じなんですけど、曲調はちょっとダークでネガティブっぽい曲なんです。僕たちはいつもみんなポジティブでキラキラしているので、たまにはちょっとそういう曲が恋しくなったりして。そういう音楽を聴くと落ち着いたりするのでよく聴いています。

■前もKAIさんはハリー・ポッターのサントラをよく聴いていると言っていたし、そういうホーリーな感じの曲がお好きなんですね。(笑) ちなみに音楽以外で何かハマっているものがあったりしますか?

KAI 僕は最近音楽をやっている友達にゲームを勧められて、「Nintendo Switch 2」を買いました。オンラインゲームを始めたので、これからメンバーともみんなでゲームをやりたいです。

U 僕は家に掃除機の「ルンバ」を導入しました。あれヤバイですね!部屋の立地も一瞬で覚えるんですけど、行っていないところも把握していて、ちゃんとセンサーで感知して行くんです。今はこの部屋は掃除しなくていいから、別の部屋を掃除してほしいとかも、全部携帯で操作できちゃうんですよ。

■すごいですね。それで終わったらちゃんと元の位置に戻るんですよね?

U そうです!戻るんですよ。戻ったら今度は自分を掃除するんですけど、右に綺麗な水を入れておくと、自分の内部を綺麗に掃除して左側に排水するんです。その排水がめっちゃ汚いので、部屋の汚れをすごく取ってくれているのがわかります。それに段差とか、コンセントとか、コードもちゃんとまたぎますからね。(笑) 最近のは本当にすごいです。

kowta2 僕はクリーニングとメンテナンスが趣味なので、ちょっと前にDJ機材がレコーディングの時に壊れたんですけど、それをハンダを使って直したんです。みんなハンダごてを持ち歩いているとびっくりするんですけど、定期的にテレビとかの家電も全部一度分解して、メンテナンスしています。メンテナンスは大事ですからね。

 僕は自分で撮った写真を額縁に入れて部屋に飾っています。僕の家にはでっかいA3サイズの額縁もあるので、普通に写真屋さんとかに持って行ってもその場では印刷できないので、そこから工場に持っていってもらって現像してもらうので、印刷するのに約1ヶ月くらいかかるんですけど、自分が撮った写真をそうやって飾るのにハマっています。

昌斗 めっちゃ写真撮るの上手いよね。画角とか構図とかも。

■それはいい趣味ですよね。ぜひアーティスト写真も撮りましょうよ!

 でもそれだと自分は写れないですよね。(笑)

昌斗 僕はこの前、Uさんと一緒にサングラスを見つけたんです。古着屋さんに行った時に見つけた90年代のRay-Banのサングラスです。それがすごくカッコよかったんですけど、フレームの上にブリッジが付いているタイプだったので、僕はそのデザインだと眉毛がつながっているみたいに見えてあんまり好きじゃなくて……。「それがなかったらすごくカッコいいのにな」と思って、友達と一緒に加工してくれる業者さんを探して、そこのブリッジ部分を切ってもらう作業をしてカスタマイズしてもらい、唯一無二な90年代のRay-Banのサングラスが出来上がりました。

■それはすごいですね!こだわりましたね。面白いお話をありがとうございます。今年に入ってあっという間に2ヶ月が過ぎましたが、今年1発目の取材なので、今年中にやっておきたいことをそれぞれ教えてください。

U 僕はもう一度アスリートに戻りたいです。昔ラグビーをやっていた時の動画を見る機会があって、今見てみたら、自分が思っていたよりもずっとすごくて。最近までは高校生の時の自分にはまだまだ負けないと思っていたんですけど、それを見たら今はもう負けるなと思っちゃって……。今年はもう一回その頃の自分に戻れるように筋トレと加速を頑張りたいなと思います。

kowta2 今年中にやっておきたいことはアクロバットです。ステージでも披露するためにやりたいなと思っています。頑張りたいです。

 それで言うと、僕もステージで披露するためにダンスレッスンにもう一回通いたいなと思っていて、最近はステージでも少しフリーで動けるようになったので、もっとレパートリーも増やしたいなと思っていて。最近はダンサーの先生も、それこそSNSで個性みたいなのを披露している方も増えているじゃないですか。あんまり最近は吸収できていなかったので、またレッスンを受けてみたいなと思います。

KAI 僕は今年はバスケをやりたいです。社会人チームにも入ってみたりとかも考えています。それこそ昌斗君の地元の滋賀レイクスさんとか、僕は千葉出身ですけど、千葉ジェッツさんもバスケがめちゃくちゃ強いですし。元々やっていたというのもあるし、コートを端から端まで走ってプレーすると肺活量がめちゃくちゃ鍛えられるので、ボーカリスト的にも肺活量を鍛えたいなと思っているので。

昌斗 僕はこの前みんなに話したら止められたんですけど、今年中にギターをもう一本買おうかなって。(笑)

■どんなギターが欲しいんですか?

昌斗 リッケンバッカーか、ギブソンの「ES-335」が欲しくて。それを調べていた矢先に、僕が好きなギタリストのシグネチャーモデルがあって、それが売りに出たんですよ。本当に2、3日前くらいに出てきて、「本当に運命で呼ばれちゃったのかな?」と思って。(笑) 

■それは売れちゃう前にゲットしないとですね。(笑) でも安い買い物じゃないと思うので、手に入れられたらいいですね。

昌斗 でも、みんなにも止められたのでね……。

■ちゃんとステージで披露できるようになれば、必要機材としてね。(笑)

昌斗 今マネージャーさんからも「ダメ」のサインが出ているので、プライベートで買えるように頑張ります……。(笑)

■ステージ上で見られるのを楽しみにしています。(笑) では、今作シングル『エレメント』のお話を聞かせてください。表題曲の“エレメント”は、テレ東ドラマ9「元・科捜研の主婦(おんな)」の主題歌となっていますが、ドラマを見てみての感想はいかがですか?

KAI 僕は日本のドラマをあんまり見てこなかったんですけど、すごく見やすいという言い方が合っているかわからないですけど、難しすぎず、すごく見入っちゃう作品だなと思いました。そして、いつも最高のタイミングで主題歌を流していただけるので、毎週見るのがめちゃくちゃ楽しみです。

U すごく面白いですよね。キャストさんがすごく素敵な方ばかりだし。ドラマの撮影現場にも行かせていただいたんですけど、キャストのみなさんが目の前で歌を口ずさんでくれていて。ずっとTVの中で見てきた人たちが、自分たちの作った歌を歌ってくれているなんて、なかなか人生でも出会える瞬間じゃなかったのですごく嬉しかったです。

■今作は作詞・作曲がUさんでしたが、Uさんは原作を読んでから描き下ろした感じですか?

U 脚本を読ませていただいてから作っていきました。

■今作の作詞はどんなイメージで書いた感じでしょうか?

U ドラマの制作サイドからは、「科学と愛をテーマにしたラブソング」という形でオファーをいただいていたので、脚本を読んで、事件のシリアスなイメージと、それを紐解いていくという部分と、家に帰って来たら主婦になる瞬間もあるし、家族や子供を含めた愛情みたいなものを頭に置いた上でメロディーを作っていって、歌詞にはもう科学のワードをストレートに入れました。ドラマのセリフの後ろで流れた時でも、そのワードが飛び込んでくる方が、ドラマにも寄り添った形になれるかなと思って。そんな気持ちで書きました。

■ちなみに歌詞の「水兵リーベー君の舟」は科学の元素の語呂合わせですが、全部覚えていましたか?

U いえ、まったく。(笑) 覚え方の言葉だけインパクトで覚えていましたけど。

■さすがに後半の「なな曲がる シップス クラークか」までは入っていませんでしたね。(笑)

U 僕は「水兵リーベー君の舟」までしか覚えていなかったので……そこまでしか。(笑)

■前作アルバムの時は、平成感をモチーフにした曲調が多かったと思いますが、今作の作曲に関してはどんな感じで作っていったのでしょうか?

U やっぱり自分が平成の音楽を聴いてきているので、前回の時もすごくナチュラルに作れたんですけど、今回のサビのメロディも平成感を強く出したわけではないですけど、ずっと日本に浸透している歌謡曲みたいな要素がありますね。トップAメロの「君と笑えば」の部分は、歌が完成した後に、昨今のSNS文化にも馴染むようなメロディーを入れたいと思って作りました。元々あった平成のメロディに対して、今の令和のメロディを足すような感覚で作りました。

■なるほど。今回はイントロもなく歌始まりという曲ですが、ビートガーデンでは珍しくないですか?

U 確かにそうですね。しかも頭サビじゃなくて、Aメロからですからね。KAIのパンチがある高い声がすごく印象的だしインパクトがあるから、とにかくみんなにもこの入りの部分を覚えてもらいたくて。サビ始まりにするかどうか迷ったんですけど、こっちにして良かったです。

 トラックにはガラスが割れる音が入っていたり、そういったところも含めてすごくキャッチーですし、それこそSNSでもみんなが踊ってくれたりとかしているので、すごく嬉しいですね。

■他のメンバーのみなさんは“エレメント”を初めて聴いた時の感想はいかがでしたか?

kowta2 もう歌と感情とビートガーデンの化学反応が最高だなと思いました。(笑)

 すごく聴き心地のいい楽曲だなと思いましたし、日常にすごく寄り添ってくれる楽曲だと思いました。やっぱり愛は理屈じゃないんだなと思いますし、その愛というものを科学で例えて、でもその目には見えないものをちゃんと言葉で表現しているところも踏まえて、すごく素敵な曲だなと感じました。

KAI 僕はJ-POPを全然聴いてこなかったタイプの人間なので、初めて聴いた時は、僕が想像するJ-POPは本当にこのまんまだなと感じました。しかもそれを自分がメインで歌わせてもらうということで、すごく新鮮だったし、僕にとってはすごく新しくて、でも馴染みがある曲の感じもしました。すごく不思議な気持ちだったんですけど、実際に歌ってみたら、自分で言うのもなんですが、すごくハマっているなと思いました。僕にとってはすごく大切な作品になりました。

昌斗 今回はみんなで曲を作ってきて、コンペで曲を決めたんですけど、僕はもうこの曲のトップラインが好きだったので、すぐに「この曲を歌いたい」と思いました。歌詞は、さっき怜も言ってくれたんですけど、僕も馬鹿正直に計算できないものを信じたいタイプなので、それは科学でも証明できないっていうことを歌えるのは、なんか自分の気持ちのようで、すごく歌っていても嬉しい気持ちです。

■ボーカルのみなさんは、“エレメント”をレコーディングで歌う時に気をつけたことや、意識したことはありますか?

U 今回はKAIがメインボーカルになってくれて、僕はバースを歌うことが多かったんですが、リレーじゃないけど、今までは自分がサビを担当させてもらうことが多かったから、アンカーのような気持ちで歌っていたんですけど、今はアンカーにバトンを渡す役割というか、そんな感覚で歌っています。ある意味、今の方が居心地が良かったりしているんですけど、KAIのボーカルが際立つような、バトンを繋げるような感覚で歌っていて。ちょっと言葉で表現するのが難しいんですけど、具体的に言うと、鼻にかけない歌い方をしているんです。僕は鼻の骨を揺らして歌うと、すごくサビ感が出るタイプなんです。KAIも声がキュッとまとまっているタイプの声帯をしているので、なるべくエアリングで歌うというか、そうすることで、まとまっている声がそれで威力を増すと思ったので、そこはレコーディングでも気をつけて意識して息多めで歌いました。

 僕が歌わせてもらっている2Aのパートは、一曲を通してすごくラップの要素があるというか、少しビート感が変わるパートなので、自分の歌い方的にも、あまり丁寧に歌いすぎないというか、この表現が合っているかわからないですけど、少し気だるくラフに歌うくらいでちょうどいいのかなと思いました。それを上手く落とし込めたのかなと思います。

KAI 歌詞の中でも好きな「愛、ゆえに」のところなんですけど、そこは結構聴いてくれたファンの方からも言われるんですけど、英語に聴こえるというか、そう聴こえるような感じで歌っています。

■サビ頭の部分ですよね。確かに「Are You Ready?」とか、そういうふうにも聴こえます。

KAI でも実際に歌詞を見た時に、「愛、ゆえに」というすごく素敵な言葉で、そういう歌詞を実際に見てわかる特別感みたいなものが僕は好きなので、そこを上手く表現できるように、あえてはっきりと歌うのではなく、ちょっと曖昧に発音するような感じで歌いました。歌詞にすごく素敵な意味があるので、実際の歌詞はそう見てもらって、音ではまた別の楽しみ方をしてもらえたらと思います。

昌斗 僕はセクションが変わるところを歌わせてもらったので、すごく責任があるパートだったんですけど、セリフっぽいというか、この一瞬で「ハッ!」とさせるというのを意識して歌いましたね。