超ときめき♡宣伝部 VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

“最上級にかわいいの!”は、失恋曲なのにすごく可愛くて自己肯定感を上げてくれる曲。

超ときめき♡宣伝部がニューシングル『最上級にかわいいの︕』を5月29日にリリース。“最上級にかわいいの!”は、前作アルバム『ときめく恋と⻘春』の収録曲ながら、SNSを中⼼に⼈気が急上昇。TikTok総再⽣回数も7億再生を突破し、UGCも7万3700本を超え、TikTok Top50でも2位にランクインするなど人気を博し、今回のシングルカットとなった。
今回はそんなニューシングルの収録曲についてはもちろん、先日公開された“最上級にかわいいの!”のMV撮影でのエピソードなど、辻野かなみ、杏ジュリア、坂井仁香、小泉遥香、菅田愛貴、吉川ひよりの6人に詳しく話を訊いた。

■インタビューは昨年の『Sora』のリリース時以来になりますが、まずは最近ハマっているものや、注目しているものを教えてください。

小泉 私は最近ジムを契約して、筋トレすることにハマっています。私が契約したジムはいろんな設備があって本当に至れり尽くせりなんです。

■なにかジムに通うきっかけがあったんですか?

小泉 ちょっと太っちゃんたんです……。(笑) でも食べないダイエットは嫌だったので、運動する方にしました!

■なるほど。(笑) 他の方たちはいかがですか?

 私、ちょっと前はアサイーボウルにハマっていて、お家でも作ろうと思ったんですけど、人気過ぎて全然どこにも売っていなくて……。それでインスタでヨーグルト屋さんを見つけて、ヨーグルトなら家でも作れるし、最近は韓国からヨーグルト屋さんが日本に進出してきて出店しているので、今はそれに注目しています。

坂井 最近すごく過ごしやすい季節になってきたので、私は歩くことにハマっていて、1日5キロくらいは歩いていますね。

■帰り道に歩くんですか?

坂井 行きも帰りも歩きます。片道2キロくらいずつとか。あとワンちゃんのお散歩も最近は私が行っているので、あちこち歩き回っています。(笑)

菅田 私はゲームが好きで、一時期はあまりやっていなかったんですけど、最近またハマり出しちゃって、めっちゃゲームをやっています。

■どんなゲームをやるんですか?

菅田 一人称のFPSゲームです。でも久しぶりすぎて全然動けないし、弱過ぎてすぐに倒れちゃうんです……。もっと強くなって長生き出来るように頑張ります!

吉川 私は最近マットレス探しにハマっています。この間、身体の部位によって違う素材で出来ているいいやつを見つけたんです。それが今は第1候補ですけど、もうちょっと探して、ちゃんと自分に合ったマットレスを見つけようと思います。

■最近眠りが浅いとかの悩みがあるんですか?

吉川 なんか最近腰が痛くて……。(笑) なので、眠る姿勢から改善していこうと思って。きっと疲れもよく取れると思います。

辻野 私は最近料理をするのにハマっていて、もうすぐ25歳になるんですけど、家にいたら作ってもらえるし……って甘えてしまっていたので、最近はちゃんと自分で作るようにしていて、ハマっているっていうとちょっと違うかもしれないですけど、ちゃんと自炊をするように心掛けています。

■へぇー!偉いですね。どんな料理を作るんですか?

辻野 エビチリとか、チヂミとか、たらこパスタとか、簡単だけど頑張って作っています。この前チーズケーキも作ったんですけど、すごく上手に出来て。今までも何回も作っていたけど、今までで一番美味しく作れたので、そのレシピで作るのにハマっています。お母さんにも「また作って」ってリクエストもされたので。

■いいですね。女子力高いですね。

坂井 めっちゃ食べたい!今度差し入れで作ってきて!(笑)

■先日は開業したばかりの横浜BUNTAIでのワンマン公演もありましたが、そちらのライブはどうでしたか?

辻野 今回のライブのテーマはロックだったので、生バンドを後ろに背負ってのライブだったし、曲もロック調にアレンジされていたのでよりカッコよかったし、ライブ感もすごくあって、それを全身で感じられて楽しかったです。ファンの方たちの熱量もすごくて、コールとかもすごい迫力でした。

 今回は生バンドの迫力がすごくて、ステージ上でイヤモニを外したらすごいボリュームと迫力で、振動も伝わってきてびっくりしました。それに今回の会場は横長のステージだったので、後ろのお客さんたちもすごく近くに感じて嬉しかったです。宣伝部員さんたちも3ヶ月ぶりのライブだったので、すごく盛り上がってくれたし、そのパワーが届いてきて嬉しかったです。

坂井 私は今回のライブですごく歌うのが楽しいなって思って。やっぱり生バンドだとリズム感とかグルーヴもいつもと違うし、音圧も全然違うので。ちょっとロックっぽく歌ったりしたのも最高に楽しかったです。あと、私のずっと課題だった“きみと青春“の最後の2回あるロングトーンの箇所があるんですけど、今回は2日間ともすごく上手く歌えたので良かったなと思いました。

小泉 横浜BUNTAIは4月にオープンしたアリーナで、すごく横に長いビジョンがあって、メンバー6人全員の顔が別々で映る推しカメラもあったので、曲によっては1曲まるまるその推しだけの映像がそれぞれに映し出されていたり、歌詞が出ていたり、モノクロの映像に切り替わったりとか、こだわりの映像が満載で、その会場ならではの演出とか、また新しいことが出来てすごく嬉しかったです。それにオープンしたばかりの会場だったので、楽屋がめちゃくちゃキレイだし、すごく広くて過ごしやすかったです。またここでやりたいなって思いました。(笑)

菅田 今回は3ヶ月ぶりのワンマンライブということもあって、久しぶりに宣伝部員さんたちとお会いすることができてすごく嬉しかったです。私たちもずっと「ライブがしたい!」って気持ちでいたのですごく楽しかったです。最初のオープニング映像で私たち一人ひとりの顔と名前が「バーン!」って順番に大きく映し出されたんですけど、その時点でお客さんの歓声がすご過ぎて。しかも女の子たちの黄色い高い声の声援もすごく聞こえて、「待っていてくれたんだ!」って思えてすごく嬉しかったです。あと今回は“最上級にかわいいの!”を作ってくれたコレサワさんとも共演できて、一緒に歌えたのが幸せでした。

吉川 私も生バンドはもちろん、コレサワさんと共演できたのがすごく嬉しくて。前にラジオに一緒に出た時に、「いつか一緒にステージに立てたらいいよね」ってお話していたんです。それがこんなに早く叶うとは思っていなかったので、本当に夢のような2日間でした。宣伝部員さんたちには初日はコレサワさんの登場はシークレットで、サプライズ登場だったので驚いてくれたし、後からSNSで宣伝部員さんからも「ぴよちゃんの憧れのコレサワさんと共演できて本当によかったね!すごい幸せそうだったよ」って声もたくさんいただいて。今振り返っても本当に夢みたいな日だったなって。(笑) しかも“最上級にかわいいの!”を一緒に歌った時、ずっと私の目を見て歌ってくださって。ずっと照れながら歌いました。贅沢でした。

■今作の“最上級にかわいいの!”は、前作アルバム『ときめく恋と青春』からのシングルカットとのことで、今Tik Tokでもバズっていますが、現状の率直な感想はいかがですか?なぜこの曲がバズったと思いますか?

辻野 Tik Tokでバズるのって結構難しいんですよ……。“すきっ!~超ver~”が前にバズってから、私たちもその後いろいろと仕掛けようと思って、ダンス動画とかたくさんの動画をあげてきたんですけど、なかなか上手くはいかなくて……。今作の“最上級にかわいいの!”は、歌詞がすごく響いた方たちが多かったイメージがあって、「君に振られて 最上級に可愛いの」って、なかなか聞かないワードだし、失恋ソングってちょっとナイーブな気持ちになる曲が多いじゃないですか。でもこの曲はポップでポジティブに失恋を歌っていて、失恋された方にもそれが響いたのかなって思いました。それに振り付けも踊りやすかったりとか、いろいろな要素が合わさってバズったのかなと思います。

 まずこの曲を聴いたらメロディが可愛いとか、振り付けが可愛いとかもあるけど、まず頭に残る歌詞が気になっちゃうと思うんです。使われているワードが「乙女の逆襲」とか、「最上級に可愛い」とか、ひと言を見ただけで「なにそれ?」と思うような言葉が散りばめられていて、失恋ソングって切なかったり、苦しかったり、悲しい気持ちに寄り添ってくれて人気だったりするけど、その真逆をいく感じがよかったんだと思います。レコーディングの時も「元気で明るく楽しく可愛く歌って」って言われたので、失恋ソングなのにポジティブな曲だったからバズったのかなって思います。

坂井 「君が好きでいてくれるから 最上級に可愛くなってるよ」みたいな歌詞ならわかるけど、「君に振られて 最上級に可愛いの」っていう、言葉が新しいのかなって思いました。最近のTik Tokをやっていたり、見ている若い人たちって、新しいものが好きなのかなって思うし、私と同世代の人とか、学生の人とかも新しいもの好きが多いと思うので、この歌詞の新鮮さが刺さったんだと思うし、耳にも残ったのかなと思います。歌詞も結構リアルな言葉が多いので、気持ちが重なる部分も多いと思うし、嫌だなと思ったことをポジティブに塗り変えてくれる曲だと思います。きっとそういう部分ですね。

小泉 この曲は自己肯定感を上げてくれる曲だと思っていて、今までもTik Tokで流行る曲って、“可愛くてごめん”とか、自己肯定感を上げてくれる曲や、自信に満ち溢れた曲が多いと思うし、女の子は結構そういう曲が好きだと思うので、女の子にウケやすかったのもあると思います。あとは「もう気づいてるかもしれないけど言うわ あたしね 今とても かわいい」とか、そういうのも隠さずに言っちゃうところもすごくインパクトがあるし、耳に残るところだったんじゃないかなと思います。自己肯定感の高い曲って素晴らしいですよね。

菅田 “最上級にかわいいの!”は、すごく可愛い曲だからバズったと思うんですけど、私たちが諦めずにひたすら頑張って踊り続けた動画を上げ続けたのも、バズった要因のひとつじゃないかなと思います。本当にファンの人たちも「もう見飽きちゃうかもしれない……」と思いながらも、何個も何個も毎日“最上級にかわいいの!”の動画を上げ続けたからこそ、有名なインフルエンサーやアーティストの人たちが踊ってくださったので、どんどん国境を超えて広まっていってくれたのかなと思います。私たちみんなが頑張ったからだと思います。(笑)

吉川 私はもうコレサワさんのおかげだと思います!(笑) コレサワさんに初めて楽曲提供してもらったんですけど、コレサワさんととき宣(超ときめき♡宣伝部)が合わされば、絶対にいい曲が出来ると思っていたので、念願のコレサワさんとの曲がこんなにバズってくれてすごく嬉しいです。本当にコレサワさんのワードセンスが素晴らしいし、歌い方もコレサワさんの仮歌を聴いて、「可愛いの〜」の歌い方とかも一癖あって、そこもコレサワさんのスパイスを感じながら真似してレコーディングしました。そういう部分も引っかかるところだったんじゃないかなと。

■“最上級にかわいいの!”の歌詞で気に入っているフレーズや、共感出来るところはありますか?

小泉 はい!私は「連絡しすぎだって 君が不安にさせるからじゃん」のところにめっちゃ共感します。私は男女問わず既読スルーされると不安にもなるし、「なんかマズイこと言っちゃったかな?」とか思うし、3日後とかに返信が来るのとかはすごく気にしちゃうタイプなので……。返信は極力早めに返してほしいし、待たせないでほしいです。

■なるほど。そういう場合はメッセージを連投したりはしないんですか?

小泉 めっちゃします!しちゃいます!(笑) 「あなたが既読スルーしたからじゃん!」って思うし、自分は何も悪くないって思っちゃうので、めっちゃ共感しちゃいました。(笑)

坂井 私は「二人しか知らないって 言ってた話だって どうしてあの子も知ってるの」のところで、私も友達から恋バナとか恋愛相談をされて、一緒に真剣に悩んだりして、「きっと私だから話してくれたんだ」と思っていたのに、後日別の友達から、「そういえば◯◯ちゃん恋愛で悩んでたけど大丈夫かな?」みたいな話を聞いて……。別に私にだけしか話していないとか言われてないけど、「なんだ、みんなに話してるのかぁ!」ってなったことが何回かあります。(笑)

吉川 「最上級にかわいくなったって ねぇ 言って 知って」のところの歌詞が「ちょっと怖い」って、他のタレントさんから言われたことがあったんですけど、私はこの主人公みたいな状況だったら、絶対にそう思うかなって。(笑) 「絶対に見返してやりたい」みたいな気持ちになるので、「可愛くなって見せつけてやりたい」って思うかな。

 私自身はすごく共感できるところはなくて、「その気持はわかるな」って思うところだと、私が歌っている「別れてよかったなんて 思わせないでほしかった 好きだったから はぁ」のところは、「別に振られて悲しいと思ってないし」って強がっているけど、本当はこうやって思っているんだなって、ちょっと本心が出ちゃっているところが好きな歌詞です。

辻野 私は「君が始めた恋 君が終わらすなんて 何だそれ 泣いちゃうぞ」の歌詞で、私たちのファンの宣伝部員さんたちって、まずはファンの人たちから「かなみん推しです」って来てくれるじゃないですか。それで「好き」とか「応援してます」とか、すごく愛を伝えてくださっていたのに、「あれ?そういえばあの人最近見ないな……」って、愛が強ければ強いほどいなくなるのは早かったりするので……。(笑) 私は「もっと喋りたいし、もっと会いたいと思っているのに……」ってなります。

坂井 めっちゃわかるー!(笑)

小泉 わぁ!これはそういう曲だったのか!(笑)

菅田 私はそういうふうに考えると、さっきおはるちゃん(小泉)が言っていた、「連絡しすぎだって 君が不安にさせるからじゃん」のところですけど、私たちってSNSでいろいろと発信しているんですけど、それがこの連絡と一緒で、私は毎日ファンの人たちに少しでも私の事を考えてもらえるように、ストーリーを1日1つは必ず上げるようにしているんですけど、ファンの人たちから「上げ過ぎだな……」って思われていたらすごく悲しいな……って。

■それはきっと大丈夫ですよ!みんな絶対に待っていますよ。(笑) 歌詞の中に「乙女の逆襲」と出てきますが、この歌のように今までなにか悔しい思いをして、「見返してやるぞ!」と思ったエピソードはありますか?

小泉 私の両親は毎朝とき宣のライブ映像を観ているんですけど、私が前の日にライブで疲れて帰ってきて、次の日の朝に起きて会ったら、いきなり「歌下手だぞ!」って言われたことがあって……。私だって頑張って歌って、踊ってってやってきたのに、そんな事を言われたのがすごく悔しくて……。それから一生懸命頑張ってボイトレして練習したら、最近はなんにも言わなくなりました。(笑) 逆襲出来ました!

菅田 私は高校生2年生の時の話なんですけど、数学で0点をとってしまったことがあったんです……。ちゃんと自分なりの答えを全部書いたのにですよ。(笑) それがショック過ぎたんですけど、高校3年生の最後のテストで一生懸命勉強して今度は100点をとって学年1位になったんです。ちゃんと見返しました!

■テストで0点をとるのもすごいですけど、最後に100点をとるのはもっとすごいですね!(笑)

辻野 昔、スターダスト(所属事務所)主催のさいたまスーパーアリーナで行われた合同ライブがあったんですけど、そこで他のグループさんたちと歌で勝負して、勝ったらそのグループがどんどん歌を歌っていけるっていうのがあったんですけど、私たちはその時、1番最初の1回戦で負けちゃって、1曲だけしか歌わせてもらえなくて、すごく悔しい思いをしたんです……。でも今年の年末にさいたまスーパーアリーナでのとき宣単独でのワンマンライブが決まって、ついに逆襲できます!その時の悔しさをバネに頑張ってこれたので。

坂井 私は小学生の時に、その時の小学生ノリみたいなので、事務所に入って芸能活動をしているのをからかわれたことがあって、その時は嫌だなって思っていたんですけど、今はこうやってTVに出たりとか、さいたまスーパーアリーナでライブができるようにもなったので、今は誇らしく思えます。でもその時にそれが恥ずかしいって思っちゃった自分自身もすごく嫌だったので。確かにその時は目立った仕事もなかったし、仕方ないんですけどね。(笑) 今は堂々と「芸能やアイドルやっています」って胸張って言えるようになったので、自分自身にも逆襲出来たかなって。

吉川 私も小学生の時の思い出で、私は長距離が得意だったんですけど、ある時のマラソン大会でペース配分をミスって、ゴール直前で疲れちゃってめちゃくちゃ抜かされて、それまでトップグループにいたのに7位くらいになっちゃったことがあって……。その次の年はその時に抜かされた子を追い越して4位になったっていう話くらいしか思い浮かばなかったです。(笑)

■あんまり悔しい思いをしないで生きてこられたなら、それに越したことはないですからね。(笑)

 私は自分がもらった歌割りですごく苦手でなかなか上手く歌えないパートがあって、“プリンセスプリンセスプリンセス”という曲の2Aの最初のフレーズなんですけど、リズムをとるのがすごく難しくて、すごく苦戦して、ライブでもいつもズレちゃったりしていたんです。それで、2019年の年末に「とき納め~ゆくときくるとき2019~」っていう、その年の年末を締めくくる大事なライブがあって、そのセットリストにその曲が入っていたんです。それで絶対に失敗できないから、家で「連続100回成功するまで練習は辞めない」って決めて、頑張って練習したので、本番当日も上手くいったんです!一応その時は逆襲成功したんですけど、未だに苦手なパートではあるので、これからも頑張らないといけないんですけど……。(笑)

■今、壮大なフラグを立てましたね。これからのライブでみんなに注目されますね。(笑)

 わぁー!やっぱり曲名やどこのパートかは内緒にしておいて下さい。(笑)