■MV撮影時のハプニングや裏話は何かありますか?
三品 どハプニングがありました! (笑) 撮影当日にメイクさんが手配できていなかったんです……。私が一番早くて朝3時に集合だったんですけど、3時に現場に到着したら、メイクさんがいないことが判明して。そのタイミングからあちこちいっぱい連絡して、まさかの4時に現場に来られるメイクさんが現れたりして。(笑)
■それはすごいですね!(笑)
三品 もうめちゃくちゃ感謝してもしきれないぐらい感謝ですよ!
廣川 本当に助かったよね。しかも「何時までいられます」みたいな他のメイクさんも一緒に来てくれたりして、途中でメイクさんがまた新たに変わったりとかもしたので、メイクさんのクレジットの人数がたくさんになっちゃって。(笑)
松田 なので、その日そんなハプニングもあったので、ソロカットの撮影は各場所で別々で撮っているので、私と梨々華だけ後日になりました。(笑) それで、その日の全員での撮影の最後の全員カットが撮り終わって、「以上で終了になります!」となって、ずっと初期の頃からお世話になっていた監督から最後の言葉もいただき、みんなで泣いたんです。「今まで本当にありがとうございました!」って。でもよく考えたら、「私たち二人はまた別日で撮影が残っているんだ……」と思ったら、涙が引きました。(笑)
三品 しかも監督さんからのプレゼントとかもあって、すごい感動していたのにね。その感動もちょっと薄まっちゃったりして。(笑) ずっと同じ監督さんにMVを撮っていただいていたので、歴代のMVの監督さんのお気に入りシーンを切り取って、それをコラージュしてそれぞれ一人ずつクッションにしてプレゼントしてくれたんです。
■それはすごいですね。めちゃめちゃいい思い出じゃないですか。愛されていますね。
廣川 でもちょっと「えっ、この写真なの?!」というのも結構あったのが面白かったです。(笑)
三品 監督さんのお気に入りの写真だからね。(笑)
■そしてカップリングのもう1曲は“どんな君でも大好き♡ってお話”ですが、こちらも“わったらいふ!”に続いて大好きを伝える曲ですが、この曲を聴いた時の感想はいかがですか?
小玉 この曲はまず作っていただいた方が、わーすた結成初期の頃から曲を作っていただいていた鈴木まなかさんと、ずっと音楽プロデューサーとして関わってくれていた岸田勇気さんのタッグの曲で、私たちわーすたをずっと見てくれていて、わーすたを知ってくれている2人にこうして作って頂けたことがすごく嬉しくて。それぞれのわーすたに対する「きっとこう思ってくれているんだろうな」みたいなのが、曲とか歌詞にも出ていたりするのが嬉しいです。絵本をモチーフにしていて、ファンの方たちとの出会いとか、それに重なるような歌詞がたくさんあって。「ファンの方から見た私たちとか、スタッフさんたちから見たわーすたはこういう感じなのかな?」と、嬉しい気持ちになるような、「こういうスーパーマンみたいな存在でありたいな」と、曲をもらった時に思いました。最後までそういう存在でいたいなと思います。
廣川 本当に私たちが最後に書いていただきたいなと思った方々にお願いした楽曲なんですが、想像以上に私たちのことをわかられすぎていて、なんか照れくさい気持ちにもなりました。「本当によくわかってるなぁ」と、最初に歌詞を見た時にすぐ思いました。すごくキラキラしたアイドルで、ぬかりなくそういう自分でいたいなと思いながらずっと駆け抜けてきたけど、やっぱりたまに元気なく見える瞬間もあったのかな?とか、なんか今だからこそ、そういう部分も含めて全部こうやって言葉で歌詞にしてくれて、私たちの最後の曲として提供してもらったので、全部をさらけ出して、嘘偽りなく自信を持って私たちらしく歌いたいなと思える曲だなと思います。
三品 “わったらいふ!”が私たちからわーすたに対する思いで、この曲はファンの方から見たわーすたの視点でも見れるし、私たちが思っていることとしても受け取れるような曲なのかなと思っていて。ラストシングルとしてすごくいい一枚になったなと思います。歌詞のどこを読んでも大切に思われているというか、私たちをちゃんと見てくれている人には刺さる曲になるのかなと思うので、ファンのみなさんもこれを聴く度に涙をこらえる姿や顔を見せてくれたりするので、「私たちからもかけたい言葉ではあるよ」という思いもあります。
松田 わーすたらしさを詰め込んでもらっている曲だから、歌詞からまなかさんの愛を感じます。ちゃんとわかってくれているなと感じるし、愛情を持って見てくれているからこそ出てくる言葉だったりもするし。その中でもポップな感じの言葉使いとか、単語とかがすごく可愛くて、「6,7,8,9,ちゅー」って、10をちゅーにしていたりとか、「いったん絵本は閉じちゃうにゃ」とか、「人生はさいこーだ☆」と歌えるのもすごく幸せです。ただ、「にゃんにゃんだ☆って話」ってなんだ?と思って。(笑) でもそれがまなかさんだなとも思ったし、2番では「わんわんだ♡って話」と言ってるし、「まぁそういうことだよね」って。(笑) なんかそうやって可愛さでカバーしている感じも面白いなと思います。ちゃんと説得力があって歌う度に好きになるし、歌う度に届けられて嬉しいな、幸せだなと感じます。
■今言ってくれたみたいに、歌詞の中に「人生はさいこーだ☆って話」とありますが、「わーすたで良かった!最高だ!」と思った瞬間を教えてください。
三品 私はずっとです!常にそう思っています!(笑)
松田 私はワンマンライブを終える度にそう思います。とくに周年ライブの後とか。いつも全部を出しきって、「これ以上のライブはもうできないかも」と、毎回思いながら帰るんですけど、それをずっと続けてきて、「もう出せない!」って、家に帰って寝転がる瞬間が最高だなと思います。でも、あの感覚がやっぱり楽しくて、ライブが本当に生き甲斐だなと感じます。
廣川 私も全く同じで、「わーすたでよかった、アイドルでよかった、最高だな」と思う瞬間は、ワンマンライブを終えた後かなと思います。ライブが終わって、着替えて家に帰るまでの帰路で写真とかを見返したりしている時に、いい疲労感と一緒にライブでいい顔をしている写真を見ると、ファンの人たちの反応とかも思い出すし、そういうものを全部一気に吸収できる時間なので、すごく疲れた体に栄養が染み渡って入ってくるような感じがします。その瞬間がめちゃくちゃ幸せだなと感じるし、たぶん世の中の人がよく「仕事の後のビールが美味しい」と言っている100 倍ぐらいの幸せを感じているんだろうなと思います。(笑)
小玉 私は特典会の時に、自分を好きな人がこんなにたくさんいて、あったかい言葉とか愛情を伝えてくれるこんな環境って、やっぱり今この人生を選んでいなかったら絶対になかったと思うので、すごく幸せな人生だし、最高だなと感じます。
■ちなみに今までファンの方から言ってもらった言葉で、一番印象に残っている言葉はなんですか?
小玉 それこそ活動終了をお知らせしてから言われることが多いんですけど、とくに染みるのは「わーすたになってくれてありがとう」です。わーすたになったのは自分で決めたことではあるけど、すごく喜んでもらえたりすると、「この道が正解だよ」って、昔の自分に言える気がしてすごく嬉しく感じます。
■他のみなさんもありますか?
廣川 私は「応援してきて良かった」という言葉はすごく嬉しいし、なんか安心感と喜びを同時に得られる言葉だなぁと思います。この活動をし始めてから、この言葉をもらう度に、「ああ、わーすたになってよかった!」と、すごく自信にもなるし、めちゃくちゃ嬉しいなと感じます。
三品 私はメッセージとしてもらったんですけど、「大事故を起こしてしまったけど、なんとか帰ってきた」みたいなことを報告してくれたファンの方がいて、みんなにとって私たちは彩りみたいな存在なのかなと思っているんですけど、私たちからはそれぞれのみなさんの生活は見えないから、普段はどんな日々を過ごしているのかわからない中で、そういう命を取り留めた先に、私を思い出してくれたことがめっちゃ嬉しくて。そういう人たちの生活の中にいるということ実感したというか、そうやって日常の報告とかをみんながしてくれたりするんですけど、それを思い出して私に伝えてくれたことが嬉しいです。
松田 いっぱいありすぎて一番は決めきれないんですけど、やっぱり「出会えてよかった。ありがとう」と言われると、込み上げてくるものがあるなって。人それぞれものの感じ方とか捉え方も違うし、出会うタイミングもバラバラなはずだけど、一緒の時間をちゃんと共有して、同じ気持ちや同じ熱量でいてくれる存在って、どれだけ心強いかというのを、その言葉をもらうと感じます。「出会えたことにありがとう」と言ってくれるんですけど、「私の方こそありがとう」と思うし、その言葉って、その素敵な心の奥から来ているのが伝わるし、本当に出会えてよかったなと思います。1人の人と出会う確率を考えると、応援しようと目の前に姿を現してくれて、こうして思い出を作らせてもらえるのって、奇跡が重なっているなと思うし、そういう出会いが「当たり前じゃないよな」と思わせてくれるので嬉しいです。
■あと残り5ヶ月ですが、解散までにやっておきたいことや、やり遂げたいことはありますか?
廣川 ひとつ願いが叶います。ワールドツアーをずっとやりたいと言っていたんですが、それが実現できるんです。曲の中の歌詞にも出てきたりとか、それこそコロナ禍とかもあって、海外に行くことが本当に難しい状況になったりもしたけど、やっぱり解散となった時に、まだ叶えられていないことを思い返すと、ワールドツアーは夢だったので。それがちゃんと叶う状況になったのも、ここまで長く続けてきたからこそ叶えられることだと思うので、本当にそれが嬉しいなと思いました。
小玉 私は匿名でファンの方に「猫耳があった方がいいか、ない方がいいか」のアンケートを取りたいです。
■別に匿名じゃなくてもよくないですか?(笑)
小玉 やっぱり知られたくないファンの人がいるかもしれないので。(笑) 私たちも最初は影で猫耳の悪口とかを言っていたので、やっぱり大人になって「大事だよね」となって、逆に大切に思いすぎていて。「ファンの方たちも言えなくなっていたりしないかな?」というのがあるから、解散までにどっちが好きか?のアンケートを取りたいです。(笑)
松田 私も猫耳はなくてもいいと思っていた時期もあって、自撮りとかでも猫耳だけ映らないように写真を撮ったりしていたこともあったので、逆に私は解散までに猫耳ありの写真をたくさん撮っておこうと思います。(笑) 解散したらつけなくなっちゃうから今のうちにね。
■三品さんは「親知らずを抜く」は無しでお願いします。もう何年もずっとそう言っていますからね。(笑)
三品 じゃあ、私は自転車のパンクを直します!今ちょうど後輪がパンクしていて……。(笑)
廣川 自転車とか乗るんだ!(笑)
三品 一年に一度くらいしか乗らないから、なかなか直しに行けてなくて。(笑) しょっちゅうは乗らないし、そんなに必要性がないけど、本当に乗りたい時に乗れなくて、結局歩いていったりするから、解散までには直しに行きたいなって。(笑)
■では最後にファンの方たちに向けて、一番伝えたいメッセージをお願いします。
小玉 私たちらしく、最後までわーすたらしさ全開で、全力がむしゃらに頑張っていきます。そして、最後までみんなの「わーすたはこうであってほしい」と思うわーすたでありたいし、ずっとハッピーを届けていたいので、2月14日まで全力でわーすたをまっとうしたいと思います。みなさんも楽しんでくれたら嬉しいです。
廣川 本当にこれまでもたくさん取材していただいて、その度に「自分たちの曲は最高だな」とあらためて感じることができるすごくいい機会でした。ラストも本当に自信を持って届けられる一枚になったので、これをきっかけに、まだまだわーすたの楽曲を届けていきたいなと思います。ライブにもぜひ足を運んでもらえたら嬉しいです。
三品 解散を発表しましたけど、より人から愛されているということを実感させてもらって、すごく自信になっているというか、堂々と「私たちはわーすたである」ということを見せたいし、見てほしい気持ちがすごく湧いてきているところなので、限られた時間ではあるけど、まだまだいろんなライブもあるし、どんなタイミングでも、興味があるなら会いに来てほしいなと思います。最後までこれまでやってきたのと同じように、変わらずわーすたらしく楽しいものを届けていくので、素直に受け取って楽しんでもらいたいなと思っています。
松田 出会ってくれたすべてのみなさんに感謝が届けられる期間になったらいいなと思います。残り5ヶ月ってやっぱり短いと思うんですけど、私はしっかりと届けていきたいなと思っています。その中でワールドツアーだったり、私たちのライブだったり、今までやりたかったことをちゃんとやってきた自信があるので、最後まで私たちらしい楽しいライブをやって、みんなが楽しんでくれるようなパフォーマンスをお届けします。
Interview & Text:土谷拓史
PROFILE
2015年に結成のデジタルネイティブ世代アイドル。グループ名は「The World Standard」の略。現在まで、14か国の国でライブ出演するなど世界に照準を合わせ活動している。アニメ「アイドルタイムプリパラ」「キラッとプリ☆チャン」など、多数のアニメの楽曲を担当。2019年10月にわーすた初となる生バンドでのフリーライブを代々木公園野外ステージにて実施し、3000人以上のファンを集めた。LINE CUBE SHIBUYA・豊洲 PIT・TOKYO DOME CITY HALLなど、多数の会場でワンマンライブを開催。
https://wa-suta.world/
RELEASE
『わったらいふ!』

通常盤(CD+BD)
AVCD-39689/B
¥2,500(tax in)

通常盤(CD)
AVCD-39690
¥1,300(tax in)
avex trax / iDOL Street
9月2日 ON SALE







