■今回ニュージーランドでワイナリーを訪れてみて、なにか印象に残ったことはありましたか?
須田 ワイナリーにはワインを熟成させるための樽がいっぱいあるんですけど、なんかロマンを感じました。私はコーヒーも好きなんですけど、ワイン樽で熟成させたコーヒー豆とかもあったりして、そういうのは味がすごくフルーティーだったりするのでお気に入りなんです。なので、こうやって「しっかりと熟成されたワイン樽だからこそコーヒーも美味しくするのか」と思って、なんだかいろいろと自分が好きなものが繋がっている感じがして、こういうのがロマンというんだなぁと思いました。(笑)
■今回のフォトブックで着たファッションやメイクで、とくに注目してほしいポイントはありますか?
須田 今までの写真集は、できるだけナチュラルにというか、自分の素肌も衣装の一部として魅せるみたいなものが多かったんですけど、今回は身に纏うものだったり、メイクもしっかりと作り込むことによって魅せるという、そういったおしゃれの楽しさを目指しました。
■今回はしっかりと作り込んだ作品なんですね。
須田 そうです。メイクも衣装も作り込んで、おしゃれを楽しむ感じで作品を作っていったので、男性の方にも、女性の方にも、「わぁ!かわいい」と言いながら、ページをめくってもらえるような作品になったらいいなという作品を目指しました。
■なるほど。ちなみに今作のタイトルは『アカリノアルヒ』という、普遍的な日常を想像するようなタイトルでしたが、このタイトルにはどんな想いが込められているのでしょうか?
須田 須田亜香里の亜香里という名前は、「明るい」とか、そういう「Light」の方の「明かり」を想像できるので、太陽とか、陽の光だったりとか、電球だったりとか、照らしてくれる存在というか、亜香里(明かり)がいる(ある)ことによって、みんなの日常がどう見えるかみたいな、そんな作品になったらいいなと思って。ニュージーランドの自然の中で、亜香里(明かり)というものを通して、みんなに見てもらえる景色を楽しんでもらいたいなと思ってこのネーミングにしました。撮影の夜にみんなでソーヴィニヨン・ブランを飲みながら決めました。(笑)
■そういう意味があったんですね。もしまた海外でお仕事がある場合は、どこに行ってみたいですか?
須田 今回、パリに行くか、ニュージーランドに行くかで悩みに悩んで、編集さんが優しいことに、「あみだくじで決めますか?」と言ってくれて、結果ニュージーランドに決まったので、パリにも行ってみたいという気持ちもやっぱりあるし、今回は大自然に触れたので、今度は憧れの地というか、ちょっとだけ背伸びした地域にも行きたいなと思います。イタリアに行ってピザも食べたいなぁとも思いますし、あとはスイスもいいって聞くしなぁ。(笑) 行ってみたい場所とか、やってみたいことがありすぎるので、プライベートも仕事もどっちも駆使しながら、いろんな夢を叶えていきたいなと思います。
■今回はニュージーランドを満喫できて良かったですね。
須田 今回のニュージーランドの旅は、最初に思い描いていたのとはちょっと違ったということが、やっぱりありました。世界遺産にもなっているテカポ湖というところがあって、今回トレンチコートを着て撮影したロケ地なんですけど、向こうでもかなり有名な湖なんですが、想像と全然違っていて、思っていたよりも観光地でした。(笑) スーパーマーケットとかもあったりして、大自然の中にある湖だと思っていたので、ちょっと街としても完成していて、「あ、こういう感じなんだ……」と思いましたね。(笑) かと思えば、もうちょっと奥の方にあるプカキ湖という湖があって、それは赤いドレスを着て撮影したところで、そっちの方が大自然という感じだったので、実際に行ってみないと、ガイドブックじゃわからないことがいっぱいありました。でもすごく楽しかったです。
■現在はさまざまな活動をされている須田さんですが、そんな仕事の中で新たな自分を発見できたお仕事はありますか?
須田 この前のフルマラソンもそうだし、もともと走ることが大嫌いで、初めはフルマラソンに挑戦するのもすごく怖かったんですけど、意外と「為せば成る」ということに気づけたのは良かったです。こういう刺激もたまにはいいもんだなと思いました。それ以外だと、ずっと10年以上続けていることがあって。それは文章を書くお仕事をさせてもらっていて、本も出させてもらったりしているんですけど、私は昔から勉強が得意なわけでもないし、国語の授業やテストでは、学生時代から本当ににひどい結果をずっと叩き出してきたタイプだったので、そんな自分が文章を書くお仕事ができるようになるなんて、思ってもみなかったです。(笑)
■「継続は力なり」じゃないですけど、ずっとやってきたからこそできるようになったんですよね?
須田 でも普通にちゃんと今でも苦手ですよ。(笑)
■そうなんですか?(笑)
須田 今も新聞のコラムを毎週書いているんです。毎週締め切りがやってくるんですけど、毎週毎週頭を悩ませていて、文章の量の割に時間をかけまくって、いつも悩んでいるんですけど、でもそうやって苦手なことにも脳みそを使うことが、きっと自分のためにもなっているんだろうなとも思います。弱音ばっかり吐いていますけどね。(笑)
■今後、何かチャレンジしてみたいお仕事はありますか?
須田 アクションを使ったお芝居をしてみたいです。ずっとやりたいなとは思っていて、ちょっとずつレッスンにも通ってみたりもしています。
■やってみたい役があったりするんですか?
須田 チャーリーズ・エンジェルみたいな、可愛くてカッコいい強い女になりたいです。(笑)
■なるほど。正義のヒーローみたいな感じですね。
須田 でもさっきも言いましたけど、来るもの拒まないスタイルなので、笑顔とは対極にある役も本当はやってみたいですけどね。普段はニコニコのイメージが強いと思うので、殺し屋とかにもチャレンジしてみたいです。(笑)
■確かに須田さんにそういうオファーはしづらそうですよね。(笑)
須田 でも去年放映された映画では、泥だらけの工事現場で、現場を支える役というか、作業員の役だったので、そういうあんまり媚びない感じの役とかを演じられた時は、すごく嬉しかったです。あんまり自分のイメージにない役をやれるということが、役を演じる楽しさだと思うし、「意外だね」と言われるのって、すごい褒め言葉だと思うので、これからもいろいろな役をやってみたいなと思います。
■それでは最後に読者に向けて、メッセージをお願いします。
須田 今回出版するフォトブックなんですが、実は横型の本になっているので、縦型が流行っている世の中ですけど、今までにないものを作りたかったし、触り心地というか、持った時の感触でも、飾った時の感じでも、いつもとはまた違うものを感じてもらえたらいいなと思っています。ぜひそんな部分も楽しんでもらえたら嬉しいです。
Interview & Text:土谷拓史
PROFILE
2009年11月にSKE48第3期生としてメンバーに加入。SKE48チームEリーダーを務めた。2016年・2017年の選抜総選挙では2年連続「神セブン」に選ばれ、2018年には遂に2位の座を獲得。握手会での神対応が話題で「握手会の女王」とも呼ばれている。また、持ち前のトーク力でバラエティやワイドショーに出演。SKE48を2022年秋に卒業し、現在はラジオや新聞連載等、多方面で活躍中。
Instagram:https://www.instagram.com/akarisuda
X:https://x.com/dasuwaikaa
Official:https://www.tp-e.jp/talent/sudaakari/
RELEASE
VISUAL ART PHOTOBOOK
『アカリノアルヒ』

価格:3,850円(本体 3,500 円+税10%)
判型:A4
⾴数:96P
※全国の書店、ネット書店でお買い上げいただけます。
出版社:株式会社 G−STYLE
発売⽇:2026年6⽉25⽇







