AARON VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■普段音楽を聴く際は、メロディを気にしながら聴くことが多いですか?

AARON そうですね。メロディはとても気になります。自分が気持ちいいと思うメロディをすごく聴くので、普段から「なんでも聴こう」というよりも、自分が「これだ」と思ったものを繰り返し聴くという感じなんです。今回松本さんが作ってくださった歌に関しては、自分が普段作らないようなメロディだったので、難しさを感じたりもしました。印象的だったのが、“ユニーク”の時は自分でメロディを作っているので、すぐに自分の中に入ってきたんです。でも、今回は慣れていないメロディだったので、今までの倍以上スタジオに入って練習しました。自分の弱い部分というか、自分のスタイルじゃないものを歌うと、すんなり入ってこないんだなというのをすごく感じました。

■AARONさんとしては難しい楽曲でもあったとのことですが、レコーディングはいかがでしたか?

AARON レコーディングでも歌い方を指導してくださって、すごく勉強になりました。歌いまわしの中でも、半音単位で細かく注意してくださって。本当に細かくディレクションしてくださったので、これがプロなんだと感じましたね。

■楽曲のサウンドは明るい一方で、歌詞はハッピーエンドではないというギャップを歌で表現するのも、難しそうだなと感じました。

AARON そうなんですよ。そのギャップには注目していただきたいです。歌っていてもすごく不思議な感覚でした。

■“好きな人”のMVが先日公開されましたが、夏と冬を両立させたような大胆な映像になっていますね。

AARON 斬新ですよね。マイナス3度くらいの中で、短パンで撮影していました。(笑) しかも曲が5分もあるんですよ。3分くらいでもう手がかじかんできて……大変でしたね。

■過酷な撮影だったんですね。

AARON でも撮影現場は素晴らしい空気感でした。監督さんがマイクを持って「もっとこうして」と指示するんですけど、僕も途中から「もうちょっと笑顔ください!」みたいな感じでリクエストしたり。すごく温かい現場でしたね、室内は寒かったですけど。(笑) でも撮影現場は素晴らしい空気感でした。監督さんがマイクを持って「もっとこうして」と指示するんですけど、僕も途中から「もうちょっと笑顔ください!」みたいな感じでリクエストしたり。すごく温かい現場でしたね、室内は寒かったですけど。(笑) でも撮影現場は素晴らしい空気感でした。監督さんがマイクを持って「もっとこうして」と指示するんですけど、僕も途中から「もうちょっと笑顔ください!」みたいな感じでリクエストしたり。すごく温かい現場でしたね、室内は寒かったですけど。(笑)

■MVの撮影前に内容を聞いた時は、どんなことを感じましたか?

AARON 曲自体がサンバやラテン、ボサノバを取り入れたものになっていますけど、そういうことをやっているソロシンガーってあまりいないじゃないですか。その時点で攻めていると思いましたし、MVでも攻めるんだなと思いましたね。いい意味で全部尖っているので、自分も勝負していきたいなと思います。

■今作は夏のキラキラした瞬間を閉じ込めたような楽曲になっていますが、AARONさんが夏の思い出と聞いて思い出すエピソードはなにかありますか?

AARON 夏と言えばというのとは少し違うかもしれないですけど、去年はずっと夏の暑い中で路上ライブをしていたんです。でも今年はこうやってセカンドシングルを出せている。それにすごく差を感じるんですよね。去年の夏を振り返ってみると、今はすごくありがたい環境にいるなと思います。ちょうど昨日の話なんですけど、渋谷の路上でミックスボイスが綺麗な男の人が弾き語りをしていたんです。今まで路上ライブを立ち止まって聴いたことはなかったんですけど、誰も立ち止まってない中で、僕一人で立ち止まって、ぼーっと聴いてみたんです。素晴らしいなと思って、曲が終わった時に「すごく素敵な曲ですね」とお話をして。それもあって「今の自分の環境ってすごくありがたいんだな」って改めて感じましたし、去年は自分も路上で頑張っていたんだなというのを思い出していたところだったんですよ。今、自分が置かれている環境とか、関係者の方たちに「本当に感謝せなあかんな」って。もっともっと頑張ろうって改めて思いました。

■すごくいい出会いだったんですね。

AARON 今の自分にとって素晴らしい出会いでした。

■今回は作詞・作曲を別の方にお願いするという、初のケースで勉強になったとおっしゃっていましたが、それを踏まえて、今後挑戦したいことなどはありますか?

AARON 今回こういう形で勉強させてもらったので、次はそれを踏まえた上で自分で曲を作って、みんなが「名曲だね」と言っていただくのが理想ですね。自分の中では歌詞はまだ勉強不足だと思っているので、もっともっと勉強していけたらいいなと思っています。もちろん、提供頂いた楽曲を歌う機会もあったら、是非また挑戦したいです。

Interview & Text:村上麗奈

PROFILE
1998年5月13日生まれ、福岡県出身。幼少期から空手に邁進する日々を送り、日本武道館で行われる全国大会へも出場。中学まで九州で育ち、空手推薦での高校入学の為大阪へ。高校、大学でも空手を続けるも負傷の為断念。新たな道を音楽に見据え、独学で音楽活動を開始。友人との共同作業でトラック制作など曲作りを始め、SNS に投稿するとピースフルなサウンドが受け、2021年3月にリリースした“holiday song”が TikTokで人気となり、日本のみならずタイを中心としたアジアでも多く楽曲が使用され 30,000 件以上の動画が展開されている。2022年5月より、路上ライブをメインの活動とし、半年足らず約 15,000 人以上を動員。Instagram、およびTikTokのフォロワー数は、2023年4月までにそれぞれ10万人を記録している。2023年4月より日本テレビ系で放送された芳根京子主演の新水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」の主題歌『ユニーク』でメジャーデビュー。
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RELEASE
『好きな人』

配信デジタルシングル
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ユニバーサルシグマ
8月30日 ON SALE