BUZZ-ER. VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

BUZZ-ER.『ブザービーター』

■KOHEYさんはいかがですか?

KOHEY “ブザービーター”は、夢に向かうことと、その夢に向かっている人を応援する曲なんですけど、学生の時は自分のなりたいものや、叶えたいことのために無我夢中になるけど、年齢を重ねる毎にだんだんと現実を見ていくじゃないですか。そうなってみて、あらためてその無我夢中だった時の気持ちが大事だったことに気づいたりするんです。今のこのご時世、夢をあきらめてしまう人もいるかと思うんですけど、この曲を聴いて、ちょっとでもあきらめない気持ちや、がむしゃらにやってみようって、いろんな人が思ってくれるような楽曲になってくれたら嬉しいですね。

■SAKUさんはいかがですか?

SAKU 爽やか王道サウンドではあるんですけど、ロックサウンド、ロックテイストはBUZZ-ER.初なんですよ。そういう意味でこのシングルは、僕たちの挑戦でもあるんです。楽曲としてはあきらめないことと青春がテーマになっていて、青春って人それぞれ違うと思うんですけど、僕の青春は部活や友だちと遊ぶことで。僕は田舎で育って、田舎のやんちゃな学生だったんですけど、中学はひたすら部活に一生懸命で。中学1年生の時はほんと身体がちっちゃくて……。

SHUN (小声で)自己紹介になってる。(笑)

SAKU そこから部活をやり始めて、僕は野球部だったんですけど、結構厳しかったんですよ。だから、そういうところでメンタルも鍛えられて、身体も鍛えられて……。

SHUN (小声で)だから自己紹介になってるって。(笑)

SAKU そう、だからそれが僕の青春なんです。(笑) そういう自分の青春を思い出すし、今青春を送っている人は、もっと自分の青春を感じて欲しいなって、この曲を聴いて思います。あきらめない、がんばろうって気持ちになって欲しいし、あとはやり遂げたいことや、成し遂げたいことに対して、少しでもこの曲が力になればいいなと思います。

■BUZZ-ER.としての夢や成し遂げたいことというのは、今は何になりますか?

SHUN やっぱりZepp Tokyoでのワンマンライブを7人で成功させることですね。そこは7人全員ブレずにやってきていて、そこだけを持ちつつ活動しているのかなって感じです。

HAU 前回は6人でのZeppになってしまって、悔しい想いもしたし、もちろん成功したんですけど、ある意味ちゃんとした成功ではないなって。7人でBUZZ-ER.なので、誰が欠けてもBUZZ-ER.じゃないし、7人全員でZeppのステージに立って、その景色が見たいんです。

YUYA 前回のZeppはSHALFが作った演出だったんです。ワンマンライブや、演出が必要なライブは彼が演出するんですけど、自分で演出したステージに立てない悔しさはすごく伝わったので、SHALFの演出でSHALFと一緒のZeppライブをみんなに届けたいし、今回は自分も演出を一緒にやりたいと思っていて、今この状況だからこその演出、予想できないような驚かせるものをSHALFと考えているので、楽しみにしていて欲しいです。

CHIBA 最初にZeppでワンマンをやった時は2階からの登場で、スポットライトがバンッて当たって……あれSHALFとやりたいよね。

YUYA わかる。あれすごかったよね。俺もそう思った。

CHIBA あれはほんと別物で、気持ち良すぎるんですよ。

SHUN お客さんもすごかったしね。

CHIBA そうそう。それに1回目のZeppは余裕なかったじゃん。SHALFの欠席もあったし、俺らの器的にも余裕がない状況で、お客さんがどう思うかとか、そこまで考える余裕もなく、自分たちのパフォーマンスをしていて。

YUYA そうだったね。

CHIBA だから、SHALFにその景色を見せたいのがひとつ。そしてお客さんにももっと夢を見せたいなって。

■あー、なるほど。

CHIBA 「私たちが好きなこの人たちって、すげーんじゃない?」って。(笑) そういう可能性が確信に変わる感覚をこのZeppで持ってもらいたい、持たせたいなって。

KOHEY そういう意味では、Zeppで新しい姿を見せるというよりは、これまでやってきた成長過程を結果として見せる場所にしたいですね。僕はワンマンライブってそういう場所だと思っていて。前回のZeppに対して、次はやりきったというものを作るためには、そのZeppまでの過程をお客さんにも見せるべきだし、知ってもらうべきだと思うんです。活動してきた中でのいい部分も、苦しんでいる部分も、お客さんに全部見てもらいたい。というのは、苦しんでいる姿を見てくれていたら、「Zepp までいけてよかった」って、お客さんもそういう気持ちを持ってくれると思うんです。そもそもライブって、僕らとお客さんとが一緒になって作っていくものだし、みんなで作っていきたいなって。もちろん僕らもダンスボーカルグループとして、7人がひとつに見えるようなライブを作っていくけど、お客さんとも一緒に作っていけたらと思います。

SAKU そういう意味では7人の集大成、これまでの集大成になるね。

KOHEY そうだね。

SAKU なので、僕はそういう集大成を見せられるZeppにしたいです。ハニーズ(ファンの総称)のみんなが、今までこのグループを応援していてよかった、これからもついていこうって思えるライブにしたいし、その日、初めてBUZZ-ER.のことを見に来てくれる人もいると思うんですけど、このグループを応援したいなって思ってもらえる、心をくぎ付けにできるような姿を見せていきたいです。でも、そこが終わりではなくて、ファンのみんなと、そしてメンバーと一緒に新たなスタートを踏み出せるライブにしたいです。

Interview & Text:藤坂綾

PROFILE
BUZZ-ER. は 2017 年 4 月から活動を開始したグループで、 メンバーは SAKU、SHALF、SHUN、CHIBA、YUYA、KOHEY、HAU の 7 人。グループ名は口コミを意味するマーケティング用語”BUZZ”に由来する。2019年7月にインディーズでリリースしたシングル『Black or White』は、20,000 枚を超えるセールスを記録した。8月にはZepp Tokyoでのワンマンライブを成功させる等、結成から僅か 2 年で一気に頭角を現し、2010年4月、メジャーデビューシングルとなる『サクラエビデンス』は、コロナ過で非常事態宣言の真っ只中のリリースにも関わらず、オリコンウィークリーチャート7位を記録した。
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RELEASE
『ブザービーター』

初回生産限定盤(CD+DVD+フォトブック)
CRCP-10454
¥3,000(tax in)

通常盤 TYPE-A(CD)
CRCP-10455
¥1,000(tax in)

通常盤 Type-B(CD)
CRCP-10456
¥1,000(tax in)

CROWN GOLD
12月2日 ON SALE

【LIVE】
<BUZZ-ER. live tour 2021>
■愛知 Electric Lady Land
2021年2月22日(月) open 18:00 / start 18:30
■大阪 バナナホール
2021年2月23日(火祝) open 17:00 / start 17:30
■仙台 Darwin
2021年3月12日(金)  open 18:00 / start 18:30
■福岡 BEAT STATION
2021年3月14日(日)  open 17:00 / start 17:30
※振替公演の為当初の開場・開演時間が変更になります

<BUZZ-ER. 4th ONEMAN LIVE @Zepp Tokyo>
■東京 Zepp Tokyo
2021年4月2日(金) 時間未定