ハルニシオン VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■“夜明けを合図にして”の歌詞も、共感度が高いなと感じています。

村瀬 “夜明けを合図にして”は、「卒業」をテーマにした曲なので、青春の持つ青臭い部分が描かれています。メンバー一人一人が、何かから離れる決断をして、新たに集まっているからこそ、この曲の歌詞にも感情を乗せやすいし、結果、一番深みを持って表現の出来た楽曲にもなりました。

■“夜明けを合図にして”を通してハルニシオンの新機軸を打ち出したと思ったら、“gradation”でさらに新しい彩りを与えてきましたよね。

村瀬 1stミニアルバムに収録したこの5曲が、最初のハルニシオンの軸になる歌と捉えるなら、その世界観を広げたのが“夜明けを合図にして”であり、“gradation”でさらに違うところへ表現の幅を広げました。今は、ハルニシオンの新たな色を開拓している時期で、そこで生まれた一つ一つの表情も魅力にしていきたいし、実際に今、そうしています。

■5月31日に下北沢シャングリラで行うツアーのファイナル公演に向けての思いも、それぞれ聞かせてください。

馬場 ハルニシオンは、春が訪れる前の2月15日にライブデビューを飾りました。その後、私たちは、『Spring Tour 2025 「gradation」』と題した全国ツアーを通して、春という季節の中、いろんな出会いを繰り返し、そこで一緒に想いも育んできました。いろんな場所で、その場所で生まれるかけがえのない出会いや時間を重ねてきた上で、今年の春の季節を締め括る場であり、ツアーのファイナル公演として、下北沢シャングリラのステージに立ちます。当日は、デビューからこの日に至るまでの、冬を跨いだ、春の季節を通した活動の締めくくりであり、まもなく始まる夏という季節の始まりを告げる日にもなる予感がしています。まずは応援してくださるみんなと一緒に作ってきた、春という季節の想い出の集大成を作りあげ、そこから今度は夏に向けて、共に歩んでいく気持ちを高めていけたらなと思います。

馬場 全国各地を回らせていただいて、最後に迎えるのが東京での公演になります。それぞれの土地で、それぞれに感じ、育んできた思いを届けるのはもちろん、回数を重ねるごとに進化し続けているのを実感しているからこそ、その姿もしっかりと見せたいなと思っています。とは言っても、ハルニシオンはまだまだ始まったばかりのグループです。まずは6人で力を合わせて熱いライブにしていけたらいいなと思います。

村瀬 デビューライブの時は、春を前にした冬の季節で、全国ツアー中は、まさに春真っ只中の季節。そしてファイナル公演を迎える時期は、春を終え、次なる季節の夏を迎えようとしている頃になります。デビュー公演の頃は、私たち自身もどんな花として咲いていくのか、それを追い求めながら活動を始めました。今はツアーの回数を重ねていく中で、着実に変化や成長しているのを感じています。その集大成を見せるのがツアーのファイナル公演になります。そこで見せるライブによって、ハルニシオンの未来も大きく変わっていきそうだし、5月31日のライブは、グループにとっても大きな飛躍の場になるからこそ、その気持ちを持って挑みたいです。

芹沢 私はファイナル公演を良い意味で期待を裏切るライブにしたいなと思っています。その日でも、まだデビューから数えて3ヶ月半ですけど、月日の長さや短さではなく、後悔は何一つないくらいの気持ちと勢いで、ライブに来てくれた人たちを魅了したいと思います。ファイナルはワンマン公演になるから、また新しい表情(新曲)が増えたら嬉しいなという期待を持ちつつ、グループとしても、個人個人としても、魅力を全部出し切る公演にしていきます。

長浜 私も全国ツアーを通しての成長を実感しているからこそ、このツアーで得た手応えや成長を、集大成として見せたいです。ただ、「集大成」と言っちゃうと、「これ以上の成長はない?」と思われそうですけど、そんなことはぜんぜんなくて。ファイナル公演をきっかけに、さらに成長していく姿もこの日に見せていきます。

来海 デビューライブ以降、東京でもたくさん対バンライブに出演してきましたし、今も出続けていますけど、東京でのおっきなライブは2月に行ったデビュー公演以来になります。しかも東京では初の単独公演です。この日は、改めて私たちの決意を示すライブにしていくつもりです。

■最後に今後に向けて、代表でひと言お願いします。

村瀬 今、ファンの人たちが持ってくださっている期待を大きく超えたいのがグループとしての総意です。これからもファンの人たちがハルニシオンに期待したくなるようなものを次々と届け、それを次々と未来へ繋げていく活動をしながら、いつか大きな花を咲かせられるように頑張っていきたいなと思っています。まずは、5月31日に下北沢シャングリラで行うワンマン公演を成功させ、これからハルニシオンが、次にどんな風に季節を彩るのか、それをいっぱい想像させ、いっぱい期待してもらえる活動にしていきたいです。ぜひ一度、楽曲やライブに触れてみてください。後悔はさせませんから。

Interview & Text:長澤智典

RELEASE
『ハルニシオン miim ver.』

配信デジタルミニアルバム
https://tower.mi-im.com/product-detail/1835

ハルニシオン
4月30日 ON SALE

LIVE
『ハルニシオン 春ツアー「gradation」!!』
5/10(土) 福岡DRUM SON 
https://ticketdive.com/event/hns_sf
5/31(土)下北沢シャングリラ 
https://ticketdive.com/event/hns_st