LinQ VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

LinQ『anytime』

■ファンの人たちからも、はっきり愛を伝えてほしい感じですか?

海月 あー、そうですね。遠回しだと気付かないので。(笑) ストレートに言ってほしいです。待ってます!

吉川 恥ずかしい人とか、言えなくないですか?

海月 言ってほしいです。言える人がいいんですよ。

吉川 私はストレートに言われると、なんて返したらいいかわからなくなってしまうので、はっきりすぎるのはちょっと……。

海月 えー!

吉川 慣れたらいいですけど。私のファンの方は、あんまり言ってこないんですよ。話の流れで言ってきたりすることはあるけど、恥ずかしくて面と向かっては言えないとかSNSで書いていて。(笑) メンバーによって、ファンの方の性格も違うのかなと思いますね。

■ファンは推しに似る的な?金子さんは?

金子 うーん、「好き」って直接言われるよりは、遠回しに伝わる感じがいいです。この人、みゆのこと好きなんだろうなって思いたいです。

■握手会とかで、さりげなく金子さんの好きなキャラクターの服を着ているとか?

金子 あー。さりげなく自分に興味あるよみたいな、そういうふうにしてもらうほうがうれしいです。

■なかなか難易度が高いですね。(笑)

海月 私のファンは全身(海月のメンバーカラーの)緑で来ますから!もう旗とか持って応援してくれるタイプなんですよ。

吉川 私のファンは「着て」って言わないと、着てこないですね。みんなバラバラ!(笑)

■そのほうがグループとしてはバランスがいいかもしれないですね。(笑) 新しいLinQにとって、今回はどういう作品になりましたか?

吉川 いままでのなかで、いちばんメンバーの声がいっぱい入ったアルバムだなって。自分たちも制作に関わったという意味の声も、実際にレコーディングした声も、私たちの想いも。

金子 あと、バリバリ普通盤とバリかわ盤の2形態あるんですけど、バリかわ盤はMV撮影のメイキング動画とか、私たちの私服のフォトブックとかがついてくる豪華盤になっているんです。いつもは見られない裏側とか、メンバー同士こんな話をしているんだっていうところも、けっこう隠れていますので、そっちをおすすめしたいですね。お値段はちょっと上がっちゃうんですけど、満足度は本当にバリかわ盤のほうが高いと思うので。

■しっかりしていますね。(笑) 今回は全曲MVを作ったそうですけど、それぞれ一個ずつおすすめポイントを教えてください。

海月 間違いなく“SHITATAKA-TRAP”ですね。もう全国の男子がやられるMVになっています。一人ひとりのリップシーンだけで作られているんですけど、いままでのメンバーの顔じゃないんですよ。みんな赤リップをして、髪型もストレートでおろして、みゆも前髪を上げて大人な女に変身しているので、今回の5曲のなかでインパクトはいちばん強いと思います。

吉川 じゃあ私は“anytime”。福岡の春日公園にある球技場でダンスシーンを撮ったんですけど、めちゃくちゃ天気がよくて、映像もめちゃくちゃきれいで、この曲にピッタリなロケーションになっていて、LinQの代表的なMVになるんじゃないかなと思います。ドローンも使って壮大な画も撮れましたし、黒の衣装と私服衣装が切り替わるところにも注目してほしいですし、振り付けも覚えやすいので、ぜひ覚えて一緒に踊ってほしいです。

金子 私は“LOVE BOMB”なんですけど、トゥクトゥクに乗って天神の街をぐるぐるまわったんです。私たちはセルカ棒を持ちながら歌っているんですけど、通りすがりの人にめっちゃ見られるんですよ。「え、アイドル?」「あ、LinQでーす!」みたいな感じで撮って、すごく貴重な体験ができました。

■セルカ棒で自撮りした映像が使われているんですか?

海月 そうです、そうです。曲は違うんですけど、“ふたりの愛SCREAM”に出てくる西通りとかを通っているので、そういうところも注目してほしいです。

金子 “ふたりの愛SCREAM”は白いニットワンピースを着て、冬っぽいMVになっています!

海月 男子ウケを狙った映像になっていると思います。(笑)

■4曲出てきちゃったので、“WavyHug”のMVの見どころも教えてください!

吉川 天神のビルの屋上で、空をバックにして撮りました!

海月 もう雲ひとつない青空の下で。

金子 屋上ですら高いのに、さらに大きい台の上に乗って踊ったんですよ。だから、めっちゃ怖かったです。(笑)

吉川 柵が見えないように高さを上げたんですよ。でも、そのおかげでバックは空しか映っていないんです。

■6人で初のCDをリリースして、改めていまのLinQのどこを見てほしいですか?

海月 6人体制になって約4カ月経つんですけど、少人数になったからこそ、ファンの方々と一緒に走って、一緒にライブを作っていく感覚が強くなっていて。だから「LinQについてきて」というよりは、「LinQと一緒に走っていきましょう」という感じなんです。そういうなかで、LinQファン同士が仲良くなったりすることも多いんですけど、これからも私たちがモットーにしている「笑顔の架け橋」になっていけたらなって。私たちは初めてLinQを見る人でも楽しめるライブを大事に考えて、セットリストもメンバーで考えているので、ぜひお友達を誘って見に来ていただけたらうれしいです!

Interview & Text:タナカヒロシ

PROFILE
2011年のデビューから8年―。九州・福岡を拠点に全国・海外へ活動のフィールドを広げるアイドルグループ「LinQ(リンク)」LinQ=「Love in 九州」の頭文字から発想した造語で、アイドル活動を通じて色々な人やもの、地域や国などを繋ぐグループ。デビュー以来、変革と進化を繰り返し、常に新たな姿へと変貌を遂げたLinQは 結成9年目、6名体制へ。「笑顔の架け橋!」「継続はマリンメッセなり!」の旗印のもと未来へ繋がる情熱ライブパフォーマンスで新たなLinQワールドを創造していく。
https://www.loveinq.com/

RELEASE
『anytime』

LinQ『anytime』

バリかわ盤(CD+豪華フォトブック+特典映像[Mカード封入])
IQP-002
¥5,000(tax in)

LinQ『anytime』

バリバリふつう盤(CD)
IQP-001
¥2,000(tax in)

ダイキサウンド
11月13日 ON SALE