結成8周年に4タイトル同時リリース!LinQの“ホンネ”を聞いてみた
福岡を拠点に活動するアイドルグループLinQが、1月30日にシングル、セレクションアルバム、ベストアルバム2枚というグループ初の4タイトル同時リリースを行った。2018年9月から9人での新体制がスタートし、2019年は現体制で結成8周年を迎えるLinQ。そんな中、4タイトル同時リリースという新たな挑戦を行ったことについて、リーダーの吉川千愛、海月らな、金子みゆ、涼本理央那の4人に話を訊いた。
■各メディアに出ていましたが、4タイトル同時リリースすごいですね。この話を聞いたとき、みなさんはいかがでした?
海月 聞き返しました。(笑) 「え!?何を4枚?」みたいな。4タイトル同時リリースなんて、ほかのアーティストさんも聞いたことないので、最初は信じられなかったです。
吉川 ベストアルバムって値段も高かったりするじゃないですか。同時にリリースすることで、ファンの方のお財布事情は大丈夫かな…?とも思ったんです。だけど、より多くの方にベストアルバム、シングル、セレクションアルバムを聴いてもらうために、周りの大人の方々が4枚買っても割とお求めやすい価格に設定していただいたようで安心しました。(笑)
金子 私はまだデビューして4ヵ月くらいなんですが、こんな短期間で4作品も自分が出していいのか!?という思いがありました。これってかなり貴重な体験じゃないですか。自分の声がデビューして半年も経たないうちに、CDに収録されていることがすごく嬉しいです。
涼本 私は研修生として活動してきて、ずっと見てきたLinQの楽曲を、自分がこのアルバムで歌ったり踊ったりできるのが恐れ多いという感じです。最近LinQを好きになってくれた人にも、もっと新しい面を好きになってくれる作品になったらと思います。
■ベストアルバム『Love in Qyushu vol.1』『Love in Qyushu vol.2』で、みなさんの思い出深い曲をそれぞれお聞かせいただけますか?
海月 私は『Love in Qyushu vol.2』の“ふるさとジャポン”ですね。これが私のデビューシングルなんです。なので、この曲で人生が変わったといっても過言ではなくて。妖怪ウォッチとのコラボもグループとしては初めてでしたし、リリースイベントで小さなお子さんから大きなお友達まで一緒に踊ってくれたことが何より嬉しくて。私が初心に戻れる大事な1曲ですね。
吉川 私は『Love in Qyushu vol.1』に収録されている“チャイムが終われば”です。この曲はLinQのメジャーデビューシングルなんです。この時から取材やTV出演とかも増えて、いろんな経験をした時期でしたね。あとは学業との両立が大変だったなぁと思い出します。(笑)
涼本 私は『Love in Qyushu vol.1』の“幸せのエナジー”です。私たち新メンバーは研修生の時に、LinQの曲を披露していたんです。この曲を研修生公演の後半で覚えたのですが、この振りが難しくて。研修生も20人近くいた時で、フォーメーションを作るときもオーディションしたりとか…。カッコいい曲だから、振り付けも含めて見せつけようとたくさん練習したので、思い入れがありますね。
吉川 スタッフさんに「研修生にこの期間でなんの曲を覚えてもらいたい?」って言われた時に、今まで可愛いアイドルソングが多かったから、今回はカッコいい曲で、振り付けの難易度も高い“幸せのエナジー”を見てみたい、と話し合って選びました。
■結構ハードルあげたんですね。(笑)
吉川 そうですね。(笑) そこで乗り切れたメンバーが上にあがってくるという。
海月 ちょっとSっ気ありますよね。(笑)
■少し…。(笑) 金子さんはどうですか?
金子 私は『Love in Qyushu vol.1』の“カロリーなんて”ですね。事務所に入るオーディションの時に課題曲だったので、練習した曲なんですけど。オーディションだけじゃなくて、私たちがデビューした公演でも踊ったので、聴くとしみじみします。
吉川 しみじみする曲ではないけどね。(笑)
■続いて、未発表音源を収録したセレクションアルバム『バリうま!LinQooking』は、まさにファンに向けた作品という印象を持ちました。
吉川 “なう。”と“for you”は、元々1枚目のアルバムに入っていたんですが、今回は現メンバーで再録したものが入っています。あとは公演で披露していて、音源化していなかった曲も収録されています。
■特にファンの方からの反響が期待できる楽曲はどれになりますか?
海月 “I am…”ですかね。この曲は再開発プロジェクトの時に作曲家のビーグルクルーのYASSさんがLinQに向けて作ってくださった曲で、私たちにとってすごく思い入れのある曲なんです。今の9人で歌えることが嬉しいですし、ライブでも人気の楽曲で、音源化の発表の時にも、ファンから喜びの声をいただいたりして。どちらにとっても待ちに待った音源化なのではないかなと思っています。