NGT48 VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■セリフ部分も注目ポイントですよね。

川越　そうですね。セリフは全部妃乃が担当していて。

三村　全部で3箇所あるんですけど、それぞれ別の感情で表現していて。1番とラスサビは同じ歌詞なんですけど、1サビは少し落ち着いた声で、ラスサビは盛り上がったというか、未来に前向きになった主人公を表現できたらいいなと思いながらレコーディングしました。

川越　めっちゃよかった。

■この先、3人で披露する機会もあるんですか？

三村　まだ決まっていないですけど、あると思います。(後日、新潟のイベントで披露)

川越　その時はピアノ、ギターの生演奏で披露したいですね。

小熊　楽しみ！

■これがリリースされると、すぐ2022年になりますけど、2021年はどんな年でしたか？

小熊　朱鷺メッセ(新潟県内で最大級のイベント会場)でコンサートができたり、新潟のイベントや番組にも、いろんなメンバーが出演させていただいたり、着実に一歩ずつ、また進めた機会がたくさんあったなと思うんです。それと2期生のみんながどんどん頼もしくなっていて。今回センターを務める小越春花ちゃんも2期生で、新しいNGTの顔として、これまでとは違うイメージを作ってくれると思うので、今はワクワクしています。

■今は誰がリーダーシップを取ってグループを引っ張ることが多いんですか？

小熊　いろんなメンバーが意見を言っているイメージがあって。キャプテンの角ゆりあちゃんは、みんなをまとめてくれているし、本間日陽ちゃんは、コンサートの時も率先してみんなに意見を言ってくれたし、2期生のみんなも声に出してくれることが多くなって、「すごいなぁ」って思いながら見ています。

■小熊さんは1期生ですけど、引っ張る感じではないんですか？

小熊　小熊さんは「はぁい」って言っています。(笑)

■小熊さんは1期生の中で最年少ですけど、2期生が入ってから意識の変化はありましたか？

小熊　年下の子も入ってきてくれて、しっかりしなくちゃと思ってはいるんですけど、たぶんあんまり変われていないです。(笑)

川越　でも普段もほのぼのした感じで、ふわふわしていて飛んでいっちゃいそうなんですけど、こういう取材の場だったり、一緒にお仕事をさせていただく時は、本当に先輩だなと思う部分がたくさんあって。

小熊　ええ〜、嬉しい！

川越　私たち後輩が全然しゃべれない時とか、ちょっと困っている時とか、率先してしゃべってくれて、引っ張ってくださるので、本当に「パイセン！」って感じです。めちゃめちゃかっこいいなと思っています。

■全然ポンコツではない？

川越　はい！私は頼もしい先輩だなって思っています。

小熊　やったー！

三村　私は同い年で高校が一緒だったんですけど、ずっとこのままなんですよ。全然NGT48と関係ない同級生の子たちにも優しくて、本当にいろんな人に慕われているんです。もう天使みたいな存在です。

川越　本当に天使！

小熊　いやいやいや！(照)　こんなに褒められることないから、どうしましょ！？

■そんな2期生も加入から3年半が経って、もう中堅だと思うんです。

川越　そうですね。2期生もこのまま後輩後輩してないで、どんどん前に出て行かなきゃなって思います。

三村　それこそ小越春花ちゃんとか同期が活躍しているのを見ると、素直に嬉しい気持ちもあるし、自分たちももっとがんばらなきゃなって、いい刺激にはなっています。

■「もう新人気分じゃなく、NGT48をもっと引っ張るぞ！」みたいな気持ちですか？

川越　はい。引っ張っていかなきゃいけない。

小熊　頼もしいー！

■小熊さんは引っ張る気はないんですか？(笑)

小熊　着いていきたいなって。(笑)

川越　やめてくださいよ〜。(笑)

■NGT48としての2022年の目標は？

川越　今年は2枚シングルを出させていただいたので、来年はもっとシングルを出せたらいいなって思います。それと新潟の方にはもちろん、県外の方にもNGT48の魅力、新潟の魅力を伝えていけたらいいなって、県外メンバーのひとりとして思っています。

三村　今年は新しくNGT48の冠ラジオ番組(FM-NIIGATA『NGT48のえっさこいさRADIO』)が始まったり、らーめん部の番組(TeNYテレビ新潟『嗚呼！NGT48らーめん部』)が始まったり、改めて新潟の方たちに見ていただく機会が増えた1年だったので、それを来年も続けながら、もっとNGT48を広げていけたらいいなと思います。

■じゃあ、小熊先輩！最後の締めを。

小熊　どうしよう〜。さっきも言ったんですけど、今年はチャンスをたくさんいただけて、また一歩前進できた1年だったので、このチャンスをどんどん次に繋げていけるようにがんばりたいです。今回のMVも前作に続いて学校をお借りして撮影したんですけど、それをきっかけにNGT48の存在を知ってくださった生徒さんもいて、まだまだNGT48を知らない方もたくさんいるなと思ったので、県内の方にも、県外の方にも、幅広い年齢層の方たちに愛されるグループになれるように、一つ一つの活動を大切にしていけたらいいなと思います。

Interview & Text：タナカヒロシ

PROFILE
作詞家・秋元康氏プロデュースによる、2015年に日本国内に5番目に誕生したAKB48の姉妹グループ。活動拠点となる新潟県のNiiGaTaから、グループ名は「NGT48」と命名された。グループカラーは、新潟県の鳥である朱鷺(とき)の色と雪国であることから、赤と白を基調にしている。2015年8月に、新潟市内の歴史博物館みなとぴあ前広場にてお披露目。2016年1月には、新潟市の中心地・万代にある商業施設LoveLa 2(ラブラ２)に専用劇場がオープンし、劇場公演がスタート。以降、そこで行われる劇場公演をメインに、新潟県内で行われるイベントに出演するなど、地元貢献・地域密着をテーマに活動している。2017年4月に『青春時計』でメジャーデビュー。2020年、ユニバーサルミュージックEMI Recordsへ移籍。2021年11月1日現在、27名のメンバーが所属している。
https://ngt48.jp/

RELEASE
『ポンコツな君が好きだ』