■今までずっとキーボードのAYAさんがシンセサウンドを担って来ていましたが、今後は同期などを用いて、今までの雰囲気は変えずにやっていく感じなのでしょうか?
ALICE そうですね。今はもうそれしかないのでその形でやっていく感じです。でもいろいろとその辺も作り直しをしていて、アップデートしていこうと思っていますので、サウンド面でもいろいろと改善していくと思います。
■これからの新曲についてはどうなっていきそうですか?
ALICE やっぱりシンフォニックな曲にはシンセサウンドは必要になるかとは思いますけど、よりハードロックに寄せた形で、ギターのAsumiが引っ張っていってくれると思うので、ギターをよりフィーチャーした曲もやっていきたいと思っています。
■今後の4人でのRisky Melodyはどうなっていきそうですか?
ALICE 最近4人でのアーティスト写真も撮ったんですけど、衣装も新しいものに変わったんです。前の衣装はインディーズの頃からメジャーデビューするまで、「私たちは変わらない」という意思表示も込めてずっとそれを着ていたのですごく新鮮です。そうそう、このメンバー4人は全員がB型で、「純度100%B型バンド」になってしまったので、より攻撃的で、よりリスキーなステージをお届けできるかと思います。(笑) よりバンド名にも近い感じのイメージになっていくと思います。
■いよいよ来年1月17日のZepp Shinjukuでのツアーファイナル公演まで、残すところあと少しとなってきましたが、ファイナル公演に向けての意気込みはいかがですか?
Asumi Risky Melodyは毎年ちょっとずつライブの度に進化してきたバンドなので、来年のツアーファイナル公演は、ライブの内容も、パフォーマンスも、メンバーの絆も進化した私たちをお見せしたいし、4人になってしまったけど、このメンバーで最高の瞬間を作れるように頑張りますので、みなさんに観に来てもらえたら嬉しいです。あと、この日のために新曲も今作っていますので、楽しみにしていてくれたらと思います。
HaRU 昨年の9周年の川崎クラブチッタでのワンマンライブの時もそうだったんですけど、やっぱり日本の中でもZeppという有名なライブハウスでの公演なので、すごくプレッシャーもあります。でも、今までこのメンバーたちと乗り越えてきたので、この勢いで突っ走りたいと思っています。初めて観に来たお客さんも、「今日のライブに来てよかった」と、感動できるライブをお届けしたいなと思います。
ayae Zepp Shinjukuに向けては、今年に入ってから約1年かけて取り組んできたライブになりますし、10周年ツアーのファイナル公演なので、この10年間で一番いいライブにしないといけないと思っています。みんなも他の海外アーティストのライブを観に行って勉強したりとかもしていて、いろいろと吸収してより良いライブにできるようにと気合も入っているので、ぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。
ALICE 毎年1年の集大成となるワンマンライブをやっていて、「君と僕となら超えていける」というタイトルをつけてやってきたんです。10周年目はメジャーデビューできたりとか、メンバーがいなくなったりとか、嬉しいことも悲しいこともいろいろなことがあった1年間でしたけど、本当に今までファンの方たちと一緒に作り上げてきたバンドだと思っているので、私はすごく楽しみだなと思えるようになったし、メンバーたちと前を向いて自分たちがどのくらい成長できるか、初心に帰ってやり切りたいと思っています。これまでいろいろな思い出があるんですけど、これから先も20年、30年と、ずっとバンドを続けていきたいし、これから先の未来で「あの時はああだったな」と後悔はしたくないので、最高のライブにしたいと思います。
■ちなみにファイナル公演後は、何か今のところ決まっている予定はあるのでしょうか?
ALICE 今のところはまだ詳細をお話出来ないのですが、来年のツアーファイナル公演が終ったら、2月11日が私たちのデビュー記念日で、そこからもう11周年目が始まってしまうので、2月11日は何かしらイベントをやる予定ではいます。でもみなさんと笑顔で11周年目を迎えられるように、今は来年のZepp Shinjuku公演まで走り抜けたいと思っています。
■楽しみにしています。ではここからは少しプライベートなこともお聞きできればと思います。今年ももう2ヶ月を切りましたが、今年中にやっておきたいことや、やり遂げたいことなどはありますか?
ayae 私は動画編集をやっているんですけど、インディーズの頃のReflectionツアーのファイナル公演の映像をみなさまにお届けしたいなと思っています。
ALICE それは全然プライベートなことじゃないけどね。(笑)
ayae プレイヤーとしてドラムを叩いていること以外の活動としてね……。(笑)
Asumi 私はランニングを習慣化したいです。やっぱり体力をつけたいなと思っていて、これからもバンドを20年、30年と続けていくためにも、毎日ランニングして体力づくりを頑張りたいです。
HaRU 私は今年に入ってからカロリーとか、添加物とか、とにかく危なそうな食べ物は避けてきたんです。12月末でレースクイーンの仕事も今年のレースは終わるので、それまでは今のスタイルを維持したいと思っていますし、体の中から綺麗にしていきたいと思います。
ALICE 私も免疫力を高めるオリゴ糖をヨーグルトに混ぜて食べたりしているので、続けていきたいなと思います。結局なんかのタイミングで続かなくなっちゃったりとかするので……なるべく頑張りたいなと思います。(笑)
■少し気が早いですけど、来年2025年の個人的な目標と、11年目のRisky Melodyとしての目標をお願いします。
Asumi 個人的な目標は今年よりもたくさん曲を作りたいなと思っています。Risky Melodyとしては、もっと人を感動させられたり、背中を押せるようなライブができたらいいなと思います。
HaRU 先ほどお話にも出た、TV番組の企画で洋楽のカバーをしたんですけど、私はバンドを初めたのがRisky Melodyがスタートで、Risky Melodyの曲ばかりしか今までやってこなかったので、他のアーティストの曲をカバーしたのが初めてですごく新鮮だったんです。なので、個人的には勉強も兼ねてこれからもカバーはやっていきたいと思っています。
■普通は楽器を始める時ってだいたいカバーから入るんですけど、それは珍しいパターンですよね。(笑)
HaRU でもそれが今後のRisky Melodyとしての進化にも繋がってくると思うので、バンドとしての目標もそんな感じで。さっき身体づくりも中からというお話もしましたけど、頑張ってベースの技術を磨いていきたいと思います。
ayae 個人的な目標でいえば、そろそろ車の免許を取りたいです。あとRisky Melodyとしては、メジャーデビューしたとはいえ、まだまだこれからなので頑張って練習もしたいですし、機材も増やしていきたいと思っています。いろいろとチャレンジできる年になったらいいなと思います。
ALICE 個人的な目標としては、来年はとにかく初心に帰ろうと思っています。この4人になったということもありますし、お客さんがいることが当たり前とか、ライブが出来ることが当たり前とか思わずに、すべてのことに感謝して、いろいろと今までやってこなかったような新鮮なことも取り入れながら活動していけたらいいなと思います。10年間やっていると、だんだんとルーティンではないけど、当たり前になってきてしまうことも多くて、AYAのことがあってからは、「今までと同じ明日が来るとは限らない」と思うようになったので、今ある環境を当たり前にせずに大事にしていきたいなと思います。Risky Melodyとしては、守ることですね。ここのライブハウス(Risky Melodyが拠点としている下北沢VOICE FACTORY)を改装したというのもそのひとつで、自分たちのホームを守ることもずっとバンドを続けていくためのものなので。そのための準備を今年は結構頑張ってきたので、来年はそこを守っていきながらも、自分たちは攻めていけるように頑張りたいです。
■それでは最後に読者に向けてそれぞれメッセージをお願いします。
Asumi 最後まで読んでいただいてありがとうございます。これを読んで気になってくれたらRisky Melodyの曲をまずは聴いてもらえたらと思うので、サブスクやYouTubeとかでチェックしてもらえたらと思います。そしてぜひ来年のZepp Shinjukuでのライブも遊びに来ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
ayae Risky Melodyはこの10年間でいろいろありましたが、「諦めなければなんとかなる」と思うし、そういうのが曲にも表れていると思いますので、Risky Melodyの楽曲をぜひ聴いていただけたら嬉しいです。今はZepp Shinjukuに向けて頑張っていますので、来年1月17日はぜひライブに来ていただければと思います。
HaRU 私たちはやっぱりライブが強みのバンドですし、この10年間とにかくたくさんライブをやってきて、ライブには自信がありますので、1月17日にぜひそれを体感してもらいたいので、Zepp Shinjukuでお待ちしております!
ALICE Risky Melodyを元々知ってくださっていた方も、初めて知ってくださる方もいると思いますけど、Risky Melodyは今まで10年間バンドをやってきて、やっとメジャーデビュー出来たんです。10周年を迎えてメジャーデビューするバンドも珍しいと思うんですけど、それだけ諦めが悪い、粘り強いバンドでもあるので、みなさんも生きている中でいろいろと悩んだり、諦めてしまいそうになることもあると思うんですけど、Risky Melodyの曲やライブは私たちの生き様で、そういったものでみなさんの背中を押せたらいいなと思ってやっているので、一歩踏み出したい時や、勇気がほしい時には、私たちの曲を聴いてもらったり、ライブに来てくれたら嬉しいですし、きっと元気になってもらえると思います。来年1月17日のZepp Shinjukuでの10周年ツアーファイナル公演のワンマンライブに来てくれた人全員が楽しんでもらえるライブにしますし、絶対に後悔はさせませんのでぜひ観に来てくれたらと思います。お待ちしております!
Interview & Text:土谷拓史
PROFILE
様々なジャンルを取り入れたメロディアスハードロック、熱く気持ちが昂るような曲が特徴の4人組ガールズバンド。ノリの良い、アグレッシブなライブパフォーマンスで、全国各地で活動中。年間のライブ本数は200本近く。ガールズバンドの中では、日本一のライブ数を誇る。結成10周年にあたる2024年2月に念願のメジャーデビュー。デビューシングル『いたいいたいあい』は作詞を相川七瀬が手掛け、これまでのエレクトリックでハードなロックサウンドとはまた違った側面で新たな魅力を打ち出す。2025年1月17日に、「Risky Melody 10th Anniversary Tour『Love is…』」のファイナル公演をZepp Shinjukuにて開催する。
https://risky-melody.com/
LIVE
『Risky Melody 10th Anniversary Tour ONE-MAN LIVE「Love is…」』Final ONE-MAN LIVE「君と僕となら越えていける -10th Anniversary -」at Zepp Shinjuku
販売期間:10月25日(金) 18:00〜2025年1月16日(木) 23:59
■Aスタンディング ¥5,000
■Bスタンディング ¥1,000
(税込/入場整理番号付き/入場時にドリンク代別途必要)
■指定席 ¥5,000
(税込/入場時にドリンク代別途必要)
イープラス:
https://eplus.jp/sf/detail/3818490001-P0030002P021001?P1=0175
ローソンチケット:
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=280625
※6歳未満未就学児童のご入場はお断り致します。
※ピクチャーチケットの販売は、Zepp Shinjuku公演以前のライブ会場での販売となりプレイガイドでの販売はございません。
※スタンディングの入場順は、Sスタンディング、Aピクチャーチケット、Aスタンディング、Bピクチャーチケット、Bスタンデングの順となります。
※車椅子でご来場のお客様は、公演日2日前(1月15日)までにお問い合わせ先までご連絡ください。なお、介助者とご来場される場合、介助者の方のチケットも必要となります。
お問い合わせ先:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 (月・水・金 12:00〜15:00
https://udo.jp