高嶺のなでしこ VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■それこそ“アンチファン”をリリースした当時のアイドルとしてデビューしたての頃と、メジャーデビューを目前に控えている今を比べると、様々な変化した点もあるかと思います。結成当時の時と比べて、特に変化したと感じる点はありますか?

春野 私は体力が一番成長したと思っています。デビューステージの時は、フルで踊ったのは2曲でワンハーフで踊ったのが1曲だったんですけど、3曲を2回パフォーマンスしただけでぶっ倒れそうになってしまって……っていうかぶっ倒れていたかな。(笑) 本当に横になってしまうくらい体力がなくて、「今後どうしていこう……」って思っていたんです。でも去年の夏にその前の年とは比べものにならないくらいたくさんのステージに立たせてもらって、炎天下の中でのライブも経験して。そこでまた倒れそうになるのかと思っていたんですけど、倒れなくなっていて。そこで「私、体力ついたんだな」と実感しました。(笑)

葉月 私はダンスと歌が変わったと思っていて、それこそ1年半前は本当に歌もダンスも少しも習ったことがなかったこともあって、不安そうな顔をずっとしていたり、「歌声が聴こえない」というお声をいただいていたりもしていて。自分でライブ映像を見返してみても「手足がバタバタしてるな……」と感じたりしていたんですけど、最近は自分で何が悪いのかを考えたり、メンバーのダンスを見たりして、成長してきたかなと思います。歌に関しても、声量はまだまだ小さいですけど、上手くマイクに拾われる方法を自分で考えてみたりしています。

日向端 私はパフォーマンス面ですごく成長したなと思っていて、今までは全部がむしゃらに100%でやっているのがいいと思っていたんですけど、カメコさんとかに写真を撮ってもらったものを見たりすると、動画では大きく動けていても、写真で見ると頭がぼさぼさになっていたりするものも多かったので、全部を100%にするんじゃなくて、力を抜いたりするのも良いというのを学んで。今はそういうことも意識するようになってきました。

東山 私は元々岐阜県に住んでいて、アイドルになってから母親と一緒に上京してきたんですけど、活動している中で苦しかったり、つらいこともたくさんあって、母親に励ましの言葉をもらったり、支えてもらったりしていて。そうしているうちに周りの方の協力で活動できているんだなということを改めて感じた1年だったんです。メンバーも含めて、この1年でより周りのみなさんに感謝をして活動をしていけるようになったのかなと思います。

■いよいよメジャーデビューまであと少しですが、個人で成し遂げたいことや、グループとしての目標、意気込みを教えてください。

涼海 2023年はみんなのパフォーマンスとの差を感じて、まだまだ自分は未熟だなとすごく感じた1年だったんです。2024年はメンバーに置いていかれないように、自分のパフォーマンス能力をもっと磨いていけたらなと思います。

松本 メジャーデビューをすると活動の幅も増えてくると思うので、たかねこで音楽番組に出演したいですし、年末とかにもたくさんの歌番組に出演したいです。

橋本 今年はたかねこのオリジナル曲でバズりたいとずっと思っていて。今まではHoneyWorksさんの既にバズっている素敵な曲をカバーさせていただいて、バズに乗っかっていた部分もあったので、「“可愛くてごめん”の人たち」ではなく、高嶺のなでしこという名前がもっともっと浸透するように、オリジナル曲でバズりたいなと思います。

籾山 2023年はいろんな対バンライブに出演させていただいたんですけど、2024年はワンマンライブをたくさんできたらいいなと思っています。たかねこ主催のワンマンは、今のところ豊洲PITが一番大きかったんですけど、より大きな場所で、たかねこを好きでいてくださる方だけのライブをやりたくて。これからも一つ一つのイベントやライブを大切にして、たかねこを好きになってくださる方を増やしたいなと思います。

城月 今みんなが言ってくれたような高嶺のなでしことしての目標を達成したいので、そのために私は何事にも勤勉に努力していきたいと思っていて。最近は海外の方も高嶺のなでしこを見てくださっている方も多いので、2024年は語学にも力を入れられたらいいなと思っています。

日向端 2023年も「何事にも挑戦する」って言っていたんですけど、中々勇気が出なくて踏み出せなかったことが多かったので、2024年こそはたくさんのことに挑戦して、更なるレベルアップをしていきたいなと思っています。

東山 高嶺のなでしこは結成してから武道館などの大きいステージに立ちたいというのを目標に活動してきているので、その夢を叶えるために応援してくださるみなさまや、気になってくれている方たちが来やすいイベントをたくさん開催できるくらい大きくなりたいです。

葉月 私は自分自身の力はまだまだたかねこを支えるには足りないと思っているので、パフォーマンス力をもっと向上させたいなと思っています。

星谷 たかねこでの海外ライブをもっと増やしたいと思います。来月に初めての海外遠征があるんですけど、(取材は1月中旬)、日本を越えて世界でも幸せと笑顔をファンの方に届けて、もっと高嶺のなでしこを知ってくれる人を増やしたいです。

春野 高嶺のなでしこは結成当時から武道館に立ちたいという目標を掲げているんですけど、ただ立つだけじゃなくて、武道館で満員の景色を見たくて。多分今はまだまだなので、満員にできるくらい頑張っていきたいと思います。10人のメンバーみんなすごく個性豊かですし、それぞれ一人ひとりでも活躍していけたらいいなと思います。

Interview & Text:村上麗奈

PROFILE
「高嶺」のように手に入れることのできない多くの人から憧れられる「大和撫子」のように日本女性の清楚な美しさと可愛らしさをもった誇り高きアイドルグループを目指し、世界中のトップアーティストに負けない日本を代表するアイドル、アーティストになってほしいという願いをこめて、サウンドプロデュースを務めるHoneyWorksが命名。ラストアイドルの元メンバーである松本ももな、籾山ひめり、橋本桃呼と、アイドルオーディション「JDOL AUDITION supported by TIF」の最終合格者である、日向端ひな、春野莉々、涼海すう、東山恵里沙、葉月紗蘭、城月菜央、星谷美来の10名によって結成。2022年8月5~7日に東京・お台場青海周辺エリアにて行われたアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」が初ステージとなった。数多くのオリジナル曲もリリースし、TikTokの総再生回数は1.5億回を超える。
https://takanenonadeshiko.jp/
オフィシャルYouTube:https://www.youtube.com/channel/UCoR4zZDvWvUIqgEWz4HS-sA
オフィシャルショップ:https://takanenonadeshiko-ec.com/
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