WHiSANT VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

WHiSANT『夢椿』

■配信リリースしたばかりのシングル“夢椿”は、「ビルシャナ戦姫〜一樹の風〜」(ファンディスク)のゲーム主題歌として流れていますね。

SAYATO 僕とNAOYAに至っては、大のゲーム好きだから大感動ですよ。

NAOYA だからこそプレッシャーもあったというか。今回は、「ビルシャナ戦姫」のファンたちへ向けた作品の主題歌でもあるように、愛好家の方々にどう受け入れられるのか不安も正直ありました。でもリリースしたところ、みんな「いい曲だね」と好意的に受け止めてくれていたので、安心しました。それに、「ビルシャナ戦姫」自体が歴史物なので、和や日本の文化を大切に表現しているWHiSANTに上手くマッチしたのかなとも思いました。“夢椿”の歌詞は、あえて直接的な表現ではなくいろんな解釈ができるし、しかも日本古来の言葉も上手く散りばめながら記しています。結果、「ビルシャナ戦姫」の世界観ともリンクしながら想像を巡らせられるので、そこも良かったなと思っています。

■確かに“夢椿”の歌詞は、深い表現を用いた言葉も並んでいるように、いろいろ想像を巡らせる内容ですからね。

SAYATO 古語なども含んだ歌詞を一つ一つ丁寧に紐解きながら、その意味を知った上で今回歌いました。これは歌うたびに感じることですけど、この物語に出てくる人は男性なのか女性なのか、軸となっているのは恋愛なのか友情なのか、周りにはこういう人がいてなど、いろんな風に解釈を置き換えるごと、浮かび上がる物語の捉え方もいろいろ変わっていきます。つまり、聴いた人たちの解釈次第で物語が自由に広がってゆく。そこも「夢椿」の歌詞の魅力だと僕は捉えています。

■登場人物は、SAYATOさん自身と重なる面もありましたか?

SAYATO 結構重なる面はありましたね。僕も「これだ」と思った物事に夢中になると一途になってしまう性格だから、そこは「わかるなぁ」と思いました。僕は、自分を女性の立場に置き換えて“夢椿”を歌いました。それこそ、自分が戦場にいて戦いながら、愛しい人へ想いを巡らせる気持ちで歌っています。

TATSUYA ダンスの振り付けを担当したのは僕ですけど。ダンスパフォーマンスに関しては、歌詞に寄り添うではなく、サウンド面に寄り添ったスタイルにしています。SAYATOとはまた違った解釈の上で成り立ったダンスパフォーマンスも楽しんでいただけたらなと思います。

■定期的に更新しているWHiSANT OfficialYouTubeチャンネルには、今、いろんな映像がアップになっています。

NAOYA 「歌ってみた」や「躍ってみた」のみならず、メンバーの個性を探る企画もいろいろ配信しています。

SAYATO WHiSANTはメンバー一人一人の個性を大切にしているからこそ、このチャンネルを通して、僕らの素の部分をもっともっと知ってもらえたら嬉しく思います。

NAOYA アーティスト写真の僕らだけを捉えると、ガッと強気にせまっている印象じゃないですか。でも、普段の僕らはこんな強気ではなく、むしろ面白味の方が勝っています。噛めば噛むほどではないですけど、一人一人のことをわかればわかってもらえるほど深く楽しめるユニットなのがWHiSANTです。YouTubeではけっこうバラエティ的なこともやっていますので、ぜひ、見て楽しんでください。

SAYATO WHiSANTはオンラインサロンも開設していて、YouTube動画撮影の裏側をアップしたり、メンバーの魅力や、活動の日々を届けています。

NAOYA WHiSANTの持つ闇から光までいろいろ感じたい人は、オンラインサロンでも楽しんでください。

TATSUYA WHiSANTはまだ活動を始めて間もないように、これからどんどん変わりながら進化成長していきます。その姿を、ぜひ追いかけ続けてください。

Interview & Text:長澤智典

PROFILE
個々でも活躍するDancerのTATSUYA、NAOYA、RYUGAそしてVoのSAYATOを加えた⾳楽を⽣活の中に根付かせ共に成⻑していくダンス&ボーカルユニット。国内のみに収まらず、海外での活動を視野に、古き良き⽇本の⽂化や歴史、観光名所等をメンバーのキャラクターと共に世界に発信し、⽇本を背負うグループを⽬指す。
http://syukasyun.com/

RELEASE
『夢椿』

Chouette. Production
9月27日 ON SALE