YUURI(Vo)
この曲を聴いて、自分の夢をとことん追いかけてほしい!
玉屋2060%率いる、銀河系パンクバンドWiennersが、8月12日に新曲『OVER THE TOP』をデジタルリリース。2026年元旦に一般オーディションを経て新ボーカルに選ばれたYUURIがメンバーに加入し、新体制お披露目ツアーでも注目を集め、大型野外フェスへの出演も多数決定するなど、勢いに乗るWienners。今回の新曲は、みなぎるエネルギーと疾走するサウンドが心地よく駆け上がるキラキラバイタルチューン。玉屋節炸裂の楽曲展開も必聴の新生Wiennersの名刺代わりともいえる新曲に仕上がっている。
今回は新ボーカルのYUURIに、加入してから半年経った今の心境とともに、今作の制作についていろいろと話を訊いた。

■Wiennersのインタビュー取材は新体制になってからは初ですし、YUURIさんへのインタビューも初となりますので、いろいろとお話を聞ければと思います。まずはYUURIさんの音楽的なルーツを教えてください。YUURIさんが音楽に触れた一番古い記憶はどんなものがありますか?
YUURI 一番古い記憶でいうと多分、しまじろうの歌が子供の頃の一番古い記憶かもしれません。“ハッピー・ジャムジャム”という曲を歌うのが小さい頃から大好きだったんです。昔のお遊戯会の動画とかを見ると、すごく楽しそうに歌いながら踊っていました。(笑)
■なるほど。(笑) では、今までYUURIさんが一番影響を受けたアーティストは誰ですか?
YUURI 影響を受けたアーティストというか、シンプルに大好きなのは、あいみょんさんです。でも多分、私がこの世界に入りたいと思った最初のきっかけは、アイドルをよくテレビとかインターネットで見ていたので、AKB48さんだと思います。あの頃は総選挙とかがすごく盛り上がっていましたし、そういうのに憧れていたので、音楽というよりは、そういったキラキラしている人たちが好きで、自分もそうなりたいと思ったのが大きかったと思います。
■じゃあ、学生時代にバンドを組んだ経験とかは特になかったんですか?
YUURI それが全然なくて。(笑) 高校生の時にドラムをやりたいと思って、軽音楽部に入ったんですけど、でも2ヶ月後ぐらいにとても上手い人が入ってきて、そこで心が折れてそれから幽霊部員になって……。練習する気にもならずそのまま辞めちゃって、バンドは一瞬の憧れで終わっちゃいました。
■そんな中で、Wiennersの新ボーカリストに応募しようと思ったきっかけは何だったんですか?
YUURI それはいろんなタイミングが重なったんですけど、私はそれまで福岡でグループ活動をやっていたんです。でもその活動がちょうど2025年の2月に終わってしまって。それから自分の中で、「自分は本当は何がしたいのかな?」と自分を見つめ直す時間があったんです。それでもっと新しいことにも挑戦してみようと思ったんですけど、「結局は私は本当に音楽が好きなんだな」と気づいて、もっと音楽に対してやってみたいという気持ちがずっとあったし、ライブもやってみたいし、やっぱりバンドに対しての憧れも捨てきれないでいた時に、ちょうどそのタイミングでWiennersの新ボーカリストオーディションを見つけたんです。それまでずっと玉屋(玉屋2060%)さんが作る音楽が好きでよく聴いていたのもあって、挑戦してみようと思ったんですけど、当たり前に楽器ができる人とかもいるし、「今から何もできない私がバンドとかやれるのか……?」とも思って。すごく悩んだんですけど、もっと音楽をやりたいという気持ちになっていた時期だったので、とりあえず「もう行くしかない!」と思って、その勢いでオーディションを受けました。
■なるほど。それで合格の連絡をもらった時はどんな気持ちでしたか?
YUURI 最初の段階では全く受かるなんて思っていなくて、自分の歌を今まで評価されたこともなかったし、「自分がボーカリストなんて絶対無理だよな……」とも思ったりしていたんですけど、面接に行った時に、玉屋さんと∴560∵さんが、これからのWiennersに対しての想いをお話してくださったんです。それを聞いたら、「絶対に受かりたい!ここで歌いたい!」という気持ちにより一層なったので、そこで自分が思っていることを全部素直にお話させてもらったんです。そうしたら合格の連絡をいただけて。その時はもうすぐに「やります!」と返事をしました。
■その後、今年の1月1日に新メンバーの発表があったので、YUURIさんが加入してから約7ヶ月が過ぎたことになりますが、現在のYUURIさんの心境はいかがですか?
YUURI 毎日すごく楽しいです!確かに難しいこともあるし、ついていけなくて必死な部分もたくさんあるんですけど、すべてにおいて「楽しい」が一番最初に来るというか、「本当にWiennersに入れて良かった!」というのが一番強いです。
■前回ライブレポートもさせていただきましたが、この前のライブツアー『Blooming tour 2026』ファイナルの渋谷CLUB QUATTROでのライブを振り返ってみていかがですか?

YUURI それこそ私が今までバンドを始める前にやっていたグループ時代にも、ライブはやっていたんですけど、でもそれって全部振り付けが決まっていたりとか、やることが決まっていたので、そもそもバンドのボーカルは当たり前ですけど、振り付けがあるわけでもなく、歌を感情のままに届ける感じじゃないですか。だから、それが最初はどうすればいいのかわからなくて……。特に自分が歌っていないパートの時とかは、ステージ上で本当にどうすればいいのかわからない状態でした。そこにすごく苦戦していたんですけど、ライブも本数を重ねるごとに、最近では音楽を自分の中でちゃんと感じられて、自然とそういうことを考えなくてもパフォーマンスができるようになってきているのかなというのが、一番の成長かなと思っています。
■ちなみにそのライブの“Justice 4”を披露した時に、YUURIさんはシンセサイザーを弾いていませんでしたか?

YUURI 弾きました!ちゃんと頑張って練習して弾きました!
■今後はそうやってライブでもシンセを弾きながら歌うとか、そういうパフォーマンスも増やしていこうという感じなんですか?
YUURI やっぱり自分にもできることはやりたいなと思っているので、そういう大事な場面とかではやりたいなと思っているんですけど、なかなか難しいですからね……。でも玉屋さんと∴560∵さん的には、「弾かなくても大丈夫だよ」というスタンスなので。弾けたらカッコイイなとは思うので、これからもチャレンジはしていきたいなと思っています。
■応援しています。いよいよ梅雨も明けて夏本番ですが、今年はいろんな夏フェスやイベントにも出演されると思います。YUURIさんがこの夏楽しみにしていることは何ですか?
YUURI この夏楽しみにしていることは、私の一年前までの自分の夢の一つが音楽フェスに出ることだったので、今年はこんなにたくさんのフェスに出られるのが本当に夢みたいなんです。だから、楽しみにしていることは夏フェス全部です!(笑) でも個人的な目標としては、音楽関係の女の子のお友達が欲しいなと思っていて。今のところまだ同世代の方と関わる機会が少なくて、大先輩の方々だったりとか、比率で言うとやっぱり男性の方が多いので、それも全然楽しいんですけど、同世代の同じように音楽活動をしている女の子の友達を作りたいです。ぜひ夏フェスの裏側でいろんなアーティストさんたちに話しかけに行ってみようと思います。でも緊張しちゃうんですよね……頑張ります。
■ちなみに今年の夏、これだけはやっておきたいと思っていることはありますか?
YUURI この夏はスカイダイビングに行きたくて。玉屋さんもやりたいと言っていたんですけど、∴560∵さんはどうなんだろう……?まだわからないんですけど、3人で飛んだら面白そうですよね!(笑) 今作の“OVER THE TOP”の話をしていた時に、この曲ってすごく「ガーッ!」と上がっていくような曲じゃないですか。だから、スカイダイビングの動画を撮って、それを逆再生してどこまでも上がっていくような映像にしたら面白いかも、みたいな話をしていました。(笑)
■確かに歌詞の中にも「私をぶっ飛ばしてよ」というフレーズもありますからね。(笑)
YUURI そうですね。あとは滝行にも行きたいです!(笑)
■なかなか渋い趣味ですね。(笑) ちなみに最近YUURIさんがハマっているものや、気になっているものはありますか?
YUURI 今はピラティスにハマっています。すごく楽しくて。通い始めてちょうど1ヶ月半ぐらいです。
■それでは今回デジタル配信リリースされる『OVER THE TOP』について、いろいろお話を聞ければと思います。初めてこの曲を聴いた時の感想はいかがでしたか?
YUURI もうまずは本当に玉屋さんらしい楽曲だなと感じました!
■ですよね。まさに「ザ・Wienners」みたいな曲でしたね。
YUURI 曲の展開も早いですし、サビもすごく盛り上がるような明るい曲調なので、私自身はこの曲からスタートすることになるので、その大事な1曲目が「どこまでも行くぞー!」というような曲だったのは、すごく嬉しかったです。これからのワクワクを感じて、初めて聴いた時はニヤニヤしちゃいました。(笑)
■歌詞の世界観については、どんな感想を持ちましたか?
YUURI 本当に全部好きなんですけど、特に語り口調のところで、『どこまでも高く高く高く羽ばたく解き放つ』のところとか、『すべてを変える覚悟はここにある』とかは、事前に玉屋さんとお話する機会があって、私が話していることとかをいっぱいメモに書き留めてくださっていて、多分そこからも歌詞に活かしてくださったんだろうなと感じるフレーズでした。今の私の想いがすごく詰まっているような歌詞だったので、それを自分の言葉で歌えるというのも、すごく嬉しく思いました。
■YUURIさん的に、他にも歌詞の中で気に入っているフレーズはありますか?
YUURI あります。『聞こえる足音に 光が降り注ぎ あなたがだんだん遠くなる』の部分が私は一番好きで、「最初はどういう意味なんだろう?」と思って聴いていたんですけど、自分の解釈では、私はずっと福岡にいたので、『聞こえる足音に 光が降り注ぎ』というのは、自分がこのWiennersに導かれた感じがして、私はそれに着いていくことになったけど、『あなたがだんだん遠くなる』というところは、地元の家族とか友達と離ればなれになるようなニュアンスに伝わって、すごくここにかける思いというか、決意をこの歌詞の中にこめられるなと感じました。そこがすごく気に入っている部分です。
■いい話ですね。この曲を実際にレコーディングで歌ってみていかがでしたか?
YUURI もうありえないくらい難しかったですね……。めちゃめちゃ早口ですし、もう最初を歌っていたら、すぐに過ぎ去っていっているし。(笑) 最初の「Yeah! Yeah!」の掛け声ところの音程がすごく高いんですけど、玉屋さんが曲を作る段階で、「YUURIちゃんこの音出る?」と聞かれたんですけど、「出ます!」とか言ってしまって。(笑) 「きっと出るだろう」というか、「もう出します!」という感じのニュアンスで、気持ちで「出ます!」と言ったんですけど、後で歌ってみたらめっちゃ高くて……。(笑) そこからめちゃくちゃ練習しました。
■でも実際に最初から設定されていた音程を下げることなく、その音程でちゃんと頑張って出るようになったんですか?
YUURI はい。ちゃんと有言実行で出せました!なので、これからもそのスタンスでいきたいと思います。とりあえず「やります!」と言っておいて、それから死ぬほど練習するという……。 (笑)
■今作のMVは撮影しましたか?
YUURI はい。もう撮影しました。







