BATON=RELAY VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

BATON=RELAY『ミライ=バトン』『Start me up/かけだしのモノローグ』

ゲームアプリから飛び出したBATON=RELAY CD2枚同時リリース!!

新世代の「声優ヒロイン」の発掘を目的とし、才能ある新人や若手声優が演じることでキャラクターと役者が一緒にストーリーを築き上げていくメディアミックスプロジェクト「BATON=RELAY」(バトン=リレー)。今春ローンチされたゲームアプリを皮切りに、今後も多方面のメディア展開を予定している。
そんなBATON=RELAYが『Start me up/かけだしのモノローグ』『ミライ=バトン』の2枚のEPをリリースする。全員歌唱を始め、キャラクター性豊かな各チームによる楽曲も収まった双盤。それぞれゲームアプリのストーリーやキャラクターと重なる部分が多いのも興味深い。現在総勢16名からなるこのBATON=RELAY。各チームから代表して、矢野妃菜喜、白花恋香、春咲暖、石飛恵里花、澤田真里愛の5人が、今回のCDやプロジェクトにかける想い、そして今後をかなり色濃く語ってくれた。

■まずはそれぞれの自己紹介と演じているキャラクター、参加チームから教えて下さい。

矢野 日向葉澄役の矢野妃菜喜です!葉澄はApril4(エイプリル)というチームに参加しています。

白花 声優の白花恋香です。桜美聡を担当させて頂いています。美聡の参加チームはApril4です!

春咲 瀬戸ひなの役、春咲暖です。ひなのの参加チームはDaylightです。よろしくお願いします!

石飛 石飛恵里花です。椛坂冬華ちゃんの声を担当させて頂いています。冬華ちゃんの参加チームはBambina!!!!です。

澤田 澤田真里愛です。今はTVアニメ「ミュークルドリーミー」のOP主題歌とED主題歌を歌わせて頂いています。白川琴音さんというお姉さんの役を演じさせて頂いています。琴音さんの参加チームはCanariaです。

■今回はみなさん初の音源を出されるわけですが、このBATON=RELAYはどういったプロジェクトなんでしょうか?

矢野 BATON=RELAYは、ゲームアプリを中心にしたメディアミックスプロジェクトで、私たちはライブなどのイベントをやらせて頂いています。

白花 ゲーム本編のストーリーは、16人の新人声優がそれぞれの夢や目標「なりたい自分」に向かって、様々なことを乗り越えながら成長していく様が描かれています。その様を、ディレクターであるみなさんに見守って頂き、演じている私たちも一緒に成長していきたいと思っています。

■ちなみに、このBATON=RELAYのキャストに選ばれた際はいかがでしたか?

矢野 素直にとても嬉しかったです!でも最初に、マネージャーさんから「君は最年長だし、この中では経験がある方だから、リーダーをよろしくね!」みたいなことを言われてですね……。少しプレッシャーを感じていたのを覚えています。みんなを引っ張って行けるように頑張らなきゃ!と、最初はかなり気を張っていましたね。(笑)

■キャストも大勢おられるので、その中でのリーダーはかなりのプレッシャーですね。(笑) 白花さんはいかがでしたか?

白花 素直に嬉しかったです。ですが、その嬉しさと同時に、段々とプレッシャーも感じるようになってきました。そのプレッシャーに負けないように、選ばれたからには腹を括って頑張りたいと思っていましたし、今も同じ気持ちです。

■腹を括ってとは潔い!春咲さんはいかがですか?

春咲 新人声優の私が声優を演じることなんて出来るのかな、という不安もありましたが、キャラとの共通点が多く、すぐに親近感が湧いて、一緒に成長していきたい!という思いの方が強くなりました。

■かなり初めてづくめだったし、大変ですよね。石飛さんはいかがでしたか?

石飛 冬華ちゃんとは、声優を始める前に読者モデルのお仕事をしていたという共通点があるのも嬉しかったですし、これからこんな素敵な子と一緒に過ごしていけるんだなと思ったら、とてもわくわくしました!

■こちらもわくわくしています。(笑) 澤田さんはいかがですか?

澤田 元々歌や舞台を主としていたので、声優さんとしてお仕事できる事はこの先ないんだろうな〜と、どこかで思っていた節がありまして、正直決まった時はとてもびっくりしましたし、本当に嬉しかったです!

■実際にゲームをプレイしてみていかがでしたか?

石飛 とにかくキャラクターたちが生きている…!と、感動しました。そして可愛い…!尊い…!ボイスも歌もですが、キャラクターの瞬きや動きも滑らかですごい…!となりました。

澤田 ゲーム配信の初日からやりこんで、ようやくランク40になりました!おすすめは、もちろんお仕事も最高なのですが、実は……「卒業」です!キャラクターとお別れする「卒業」という機能があるのですが、卒業させる時にも、なんと声がついているのです。ぜひ推しを卒業させてみてください、泣きます!(笑)

■卒業させたいような、してもらいたくないような…。きっと複雑な気持ちになるんでしょうね。やはり今の自分たちや、これからの自分たちの活動とリンクしていきそうですか?

矢野 キャラクター達も新人声優、演じる私たちも新人声優と、既にリンクしているところがたくさんあるので、キャラクターと一緒にいろんな活動を通して成長していけたらなと思っています。キャラクターの成長を見て、声優も成長出来ますし、声優が成長すればキャラクターの成長にも直結するので、合わせて32人で頑張っていきたいです。

澤田 実はかなり共通点があって、白川琴音さんもアニメをあまり知らず、アニメに関して疎いと自分で言っていて、私もみんなと比べたらアニメは知らない方だったので、琴音さんと出会ってから、アニメやゲームに対しての勉強を沢山しました。収録のたびにスタッフさんにアドバイスをもらって練習していって、それが本当に楽しくて、琴音さんと一緒に成長できてるなぁと、ひしひしと感じていました。

■では、結構みなさんの実際のキャラや性格とも被るところも多々あるんですね?

白花 本当にリンクしているなと思います。美聡の性格や、悩みが私とすごく似ている部分が多くて。ゲームのメインストーリーの収録でも、すごく自分と重ねることが多いんです。美聡に負けないように、一緒に成長していきたいなと常に思っています。

澤田 実際BATON=RELAYで声優としての活動をさせていただいた事で、仕事の幅も広がり、琴音さんと同じように私自身も成長していると感じています。声優としての活動は関係ないかもしれないですが、琴音さんは「料理や家事が苦手だけど、頑張ってやってみる!」というキャラなので、その琴音さんを見習って、私も苦手だった料理や家事に挑戦するようになって、なんと!得意になりました!(笑)

■ここからは今回の『Start me up/かけだしのモノローグ』『ミライ=バトン』の話に移ります。今回、初のCDリリースとなりましたが、さぞかし嬉しいのでは?

矢野 アプリがリリースして、その中で曲が聴けて、ディレクターのみなさんにある程度覚えてもらったところでリリース出来るのが嬉しいです。ゲーム内だと途中までしか聴けないので、フルが聴きたくなってくるタイミングで、手元にCDが渡って、歌詞と一緒に聴いてもらったら、なんか…またエモくなると思うので、楽しみに待っていてください!

白花 やっとみなさまにお届けできることが嬉しいです!前々から応援してくださっている方たちにも、BATON=RELAYの楽曲を褒めていただけることが多くて。ですので、今回のCDを沢山楽しんでいただきたいですし、もっともっと好きになっていただきたいなと思います。

■今回は2枚同時発売となりましたが、それぞれの盤についてお伺いします。まずは『Start me up/かけだしのモノローグ』から。“Start me up”は、なりたい自分になれる期待感、これから何か新しいことが始まろうとしているワクワク感が伝わってくる、全員で歌っている曲ですね。

白花 この楽曲はBATON=RELAYで最初に作られた曲なんです。それぞれの夢や目標が見つかって、そこに向かってスタートする彼女たちのワクワクがすごく伝わってくるなという印象を持っています。今までのイベントで何度か歌わせていただいていますが、振り付けも本当に素敵で、「これから始まるんだな」と毎回感じています。聴いているだけで、何かを始めたくなるような、そんな初めての曲にふさわしい素敵な楽曲になっていると思います。

矢野 実はキャラクターたちに出会ったのがちょうど去年の春ごろなので、そのまた1年後くらいにアプリをリリースして、そしてCDをお届け出来るのは本当に嬉しいです。初めてのリリースで、大切な作品になっていますので、是非聴いてくださいね!

春咲 私は「こんな私でも変われる気がした」という歌詞にすごく勇気づけられました。私自身もひなのも自信があまりないタイプの人間なので、これから少しずつでもいいから自信を持てればいいな、という想いを込めて歌いました。

澤田 “Start me up”は、歌詞にプラスで掛け合いの部分があって、私は掛け合いの部分が大好きです。特に「憧れだけじゃ辿り着けないこんな私じゃ不釣り合いかも」など、心の声を歌っていたりして、私自身ネガティブな気持ちになる時ももちろん沢山あるので、すごく共感できるし、歌っていく中でそのネガティブな気持ちをどんどん「こんな私でも変われる気がする!」って、ポジティブになっていく歌詞にすごく勇気づけられましたし、自分の中の頑張ろうっていう気持ちの糧になりました。「今始まる」が、最後は「今始める」になるのも本当に素敵だし、「私もそうなるぞ!」って思いました。(笑)