SAY-LA VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

SAY-LA『正統派の夏が来る』

「3000年に一度の正統派アイドル」が、新曲“正統派の夏が来る”で過去最高の夏を実感

「3000年に一度の正統派アイドル」をキャッチフレーズに活動するSAY-LAが、ニューシングル『正統派の夏が来る』をリリースした。結成から5年、今夏は大型イベントに続々と初出演を果たし、まさに正統派の夏が来ていることを実感しているという彼女たち。本作はタイトルや爽やかな曲調からは想像がつかないかもしれないが、これまで重ねてきた苦労を肯定するような彼女たちにピッタリな楽曲となっている。藤沢泉美、森のんの、天原瑠理、沙藤まなか、咲山しほ、清水亜夢のメンバー6人全員に、新曲について、グループについて、たっぷりと語ってもらった。

■まずグループのことについてお聞きしたいんですけど、キャッチフレーズの「3000年に一度の正統派アイドル」は、どういう経緯でつけられたんですか?

藤沢 これはファーストシングルの『こじらせ片想い』(2016年11月発表)を発売するときにつけられたものなんです。その前からグループ自体はあったんですけど、リリースにあたってキャッチフレーズを考えようとなったみたいで、そのとき流行っていた「何千年に一度」のシリーズにあやかって…。でも「その名にふさわしいように、ちゃんとがんばろう」みたいな意味もあります。

■みなさんが考える正統派アイドルとは?

藤沢 いまは「え、これもアイドルなの!?」みたいなアイドルさんも多いじゃないですか。そのなかでも一般的というか、いちばん王道なアイドルをやっているのが正統派かなって思います。

■王道とは?

藤沢 アイドルを思い浮かべたときに、みなさんが想像して絵を描くみたいな。

■王道アイドルを想像したときに、清水さんみたいな金髪は思い浮かばないですけど。(笑)

清水 はい。すいません…。

沙藤 よく突っ込まれるんです。(笑)

藤沢 最初は黒かったんですけど、だんだん慣れてきて個性が出てきたんです。

森 まだいいほうなんですよ。ちょっと前まで赤だったもんね。(笑)

■正統派として、みなさんがこだわっている部分はありますか?

藤沢 ライブで「お前らいくぞー!」みたいなのは言わないようにしています。あと、足を前にかけたりとか。

森 楽屋の使い方とかも気を遣っています。大きいイベントとかだと、大部屋を何組ものアイドルさんと一緒に使うんですけど、SAY-LAはコンパクトに、みんなの邪魔にならないように。普段からの振る舞いも正統派らしくしようと思っています。

■正統派というコピーが息苦しくなることはありませんか?

藤沢 たまに思うことはあるんですけど、最初はそういうグループだと知らなかったというか、あとから付けられたキャッチコピーなので。

■確かに。(笑)

藤沢 まぁ、しょうがないかなと思って。同じ事務所のレディキス(READY TO KISS)とかを見ていると、本当に適当でいいなと思いますけど。(笑)

森 でも、その前からコンセプトは固まっていたみたいで。衣装がすべてブルーだったり、入場のSEがかわいらしい曲だったり。なんとなくイメージは正統派に寄っていたんだと思います。

■今回のシングルは“正統派の夏が来る”ということで、タイトルにも「正統派」が入っていますけど、実際に正統派の夏が来ている感触はありますか?

沙藤 はい。今年は「TOKYO IDOL FESTIVAL」とか、「@JAM EXPO」とか、大きなフェスにたくさん出演させていただいて。去年はそこまでなかったので、正統派の夏が来ているなと思いました。

藤沢 フジテレビさんの「THE ODAIBA 2019」とか、日テレさんの「超汐留パラダイス!」とか、テレビ局のイベントにも出させていただきましたし。

■みなさん的な楽曲の聴きどころは?

森 正統派アイドルらしい、かわいらしいメロディになっていて。SAY-LAはポジティブな曲が多いんですけど、この曲も「夏の暑さに負けないで、熱い気持ちでがんばろう!」って背中を押してくれる歌詞なんです。

■さわやかな夏を感じさせつつ、歌詞は人生訓的な内容になっていますよね。心に響いたフレーズはありますか?

清水 Dメロの「上手くいかないとき/打ちのめされたとき/それが強くなれるときだから」という歌詞が本当に大好きで。辛いことや悲しいことがあっても、背中を押してくれる歌詞になっているなと思います。

■実際、うまくいかないときもあったんですか?

森 ありますよね。今年大きいフェスに出られたということは、去年は出られなかったわけですし。そういうところで悩んだりはありました。

■それを思い出しながら歌っているわけですね。ほかの人はいかがですか?

沙藤 私もそこの歌詞が好きで。私はSAY-LAに入ってから、自分の実力のなさを痛感して、けっこうメンタルが弱っちゃったときにワンマンライブがあったんです。でも、そこでファンの方たちの顔を見て、勇気をもらえて、まだ目標は達成できていないけど、いまがんばっていることは間違っていないのかもなって思わせてもらったんです。だから、ライブとかで歌うときは、そういう気持ちを思い出すし、同じような人に想いが届けばいいなと思っています。

咲山 私はサビの「精一杯やった結果が成功とは限らない」が特に好きで。私はSAY-LAに入って間もないんですけど、アイドル歴自体は長くて。ずっとマジメにやってきたけど、なかなか結果にはつながらず、「何が成功なんだ!?」って思うこともあったんです。でも、この歌詞を見て、続けていればいいことがあるかなと思って、いまはSAY-LAで絶対に結果を出したいなと思っています。

藤沢 私はサビの後半の「そう大好きなことも/大嫌いになりそうになる/でもきっとその先の/何周も回った場所に/探してるものがある」のところです。私、すごいアイドルが好きでアイドルをやっているんですけど、ファン目線で見ているのと、実際にやるのは全然違うんですよね。「こんなうまくいかないこととかあるの?」って思うときもあるんですけど、ちゃんとがんばっていれば、いいこともあるので、それがすごいリンクしているなと思いました。

■やっぱり見るのとやるのは違うんですね。

藤沢 全然違います。なので、私が応援している推しメンが、すごい努力してきたんだなって、より一層感動して泣きそうになります。

■そこもファン目線。(笑) 見るのとやるのでいちばん違うなと思ったのはどういうところですか?

藤沢 アイドルを見ていると、毎日が楽しそうじゃないですか。だけど、楽しい裏には努力しなきゃいけないことがたくさんあって。私たちも努力はしているつもりですけど、私が好きなアイドルさんのレベルには到達していないと思うので、それを考えると、相当な努力があるんだなって。

■そこも推しメンとの比較になるんですね。(笑)

藤沢 そうですね。だから、ちょっと辛いなと思っちゃうときは、「推しメンはもっと辛いぞ」って思いながらがんばります。