SAY-LA VANITYMIX WEB LIMITED INTERVIEW

■そんな4曲が収録された今作は、今年2枚目のシングルで、年に2枚出ることは初めてですよね。

藤沢　また来年かなと思っていたら、夏に出すって聞いて。これは期待されているのかなと思って、がんばろうって思うきっかけにもなりました。

■それだけグループの状態がいいのかなと思ったんですけど、いちばん在籍が長い森さんは、どう感じていますか？

森　とてもいいですよ。長く続けている子と、新メンバーの3人（沙藤、咲山、清水）、年数の違いはありますけど、お互いに将来のことや活動のことを話し合えて、すごくいい関係になっていると思います。

■新しく入った3人は、実際に入ってみて、外から見ていたときとの違いは感じましたか？

沙藤　私は同じ事務所の他のグループ（HOT DOG CAT）から移籍したんですけど、SAY-LAは正統派で、ピシッとしていて、みんなしっかり者なイメージだったんです。だから、厳しいのかなと思っていたんですけど、入ってみたら先輩方がめちゃくちゃやさしくて。外から見ていたイメージとは、いい意味で違いましたね。中のSAY-LAはやさしいし、ふざけるし、おもしろいし。メンバーと過ごす時間が楽しいです。

清水　私もBABY TO KISSっていう事務所内の研修生ユニットに半年くらいいて、そのときに見ていたSAY-LAさんは、いつもビシッとしているし、正直怖いのかなと思っていたんです。でも、みんなやさしくて、のんのさんはベビキスのときからかわいがってくれて、入ってからもふざけあって。(笑)　いつも楽しいです。

■咲山さんは？

咲山　私、前に所属していたグループは、それこそ胸ぐら掴む系だったんですよ。

藤沢　ほんとに!?

咲山　私は掴まなかったですけど、けっこう掴んでるメンバーもいて。コンセプトが「宇宙一ハチャメチャ」だったので、そこから正統派のSAY-LAに入るのは、自分でも躊躇したんです。

■もともと正統派がやりたかったんですか？

咲山　そうなんです。SAY-LAの世界観がいいなって、ずっと思っていて。

藤沢　しおまるは正統派のSAY-LAのなかでも、いちばん正統派なメンバーなんですよ。

咲山　絶対それは違うんですけど。(笑)

藤沢　しおまる以外のメンバーはみんな思ってるよ。

■たとえばどういうところが？

咲山　嘘だから詰めちゃダメです！

■わかりました。(笑)　そんないい状態のSAY-LAですが、今後の予定は？

藤沢　風の噂なんですけど、年内にワンマンやりたいなって、プロデューサーの人が言っていました。まだ秘密みたいです。(笑)

■目標としては2021年に日本武道館と公言されていましたよね。

咲山　はい。赤坂BLITZ、Zepp Tokyo、中野サンプラザとか、少しずつステップアップして、2021年には実力も集客も武道館にふさわしいアイドルになっていたいです。なります！

■2021年だと最年長の沙藤さんは28歳ですけど、何歳までアイドルをやりたいと思っていますか？

沙藤　この歳になったら、何歳までっていうよりも、自分が納得するまでっていう感じです。

■どうしたら納得できそうですか？

沙藤　まだ納得したことがないからわからないですけど、私が「もう引退しようと思う」って言ったときに、ファンの方から「もんちゃん（沙藤）、もういいよ、おつかれさま」って、温かく受け止めてもらえる、認めてもらえるくらいまで、がんばりつくしてから消えたいなって。でも、きれいなまま消えたいので、肌に限界を感じたら、早めに消えるかもしれないです。(笑)

Interview & Text：タナカヒロシ

PROFILE
「3000年に一度の正統派アイドル」をキャッチフレーズに2014年12月に結成した女性アイドルグループ。都内を中心にライブ活動を行っている。また、上海、台湾、香港、タイなどアジアでの活動も行っている。2019年1月には、3rdシングル『 YES, 肯定ペンギン』（フジテレビ音楽情報番組「Tune」2019年1月度エンディングテーマ曲）を発売し、オリコンデイリー1位、ウィークリー3位を獲得。8月10日に渋谷ストリームホールにてワンマンライブ「レコチョク presents SAY LA RAY WA 1st summer one man～正統派の夏が来た supported by WIZY」を開催。そして、8月27日に4thシングル『正統派の夏が来る』フジテレビ系音楽情報番組「Tune」8月度エンディングテーマ曲）がリリース。
http://www.say-la.jp/

RELEASE
『正統派の夏が来る』