Palette Parade 全国ツアー2026 『JAM JAM JAM!!!!!!! -FINAL-』ライブレポート@Spotify O-EAST

満員のSpotify O-EASTに描き上げた、最高に熱いツアーファイナル公演の景色。

Palette Paradeにとって通算4度目となるPalette Parade 全国ツアー2026 『JAM JAM JAM!!!!!!』が始まったのは、4月5日の渋谷WWW公演だった。彼女たちは、2ヶ月余りをかけて、東京、栃木、宮城、静岡、大阪、沖縄、埼玉、広島、名古屋、福岡と、10ヶ所の地域を駆け抜け、6月13日(土)に、ファイナルの地となった東京・Spotify O-EASTのステージに立った。6月初旬には、MV『ネイビーレゾナンス』を先行公開し、ファイナル公演でも披露された。すべては、9月8日(火)にLINE CUBE SHIBUYAで行われるPalette Parade 5周年ライブ『だから僕らは色を重ねる』公演へ向けての道のり。ここでは、大勢の観客たちで埋めつくされた、Spotify O-EASTで行ったファイナル公演の模様をお届けする。

優しく胸をくすぐるSEが躍動するのに合わせて、メンバーが一礼しながら、次々とステージへと姿を現した。その姿に向けて、超満員の観客たちが熱い声とクラップをぶつけだす。そこで胸を踊らせる“おとなだもの”のイントロが流れるのを合図に、会場中から熱いMIXが沸き上がった。その声を受け、メンバーも期待に胸を弾ませて歌いだす。曲が進むごとに熱を増す観客たちの声に刺激を受け、彼女たちも煌めく歌声に気合いを重ねた。「ドラマの中だけじゃないさ 刺激的な夢を見よう」と、気持ちをときめかせて歌う7人の姿は、無邪気にはしゃぐ天使たちのよう。彼女たちは歌っていた、「大人でも輝けるのさ」と。それを証明するように、メンバーも観客たちも情熱を燃やした姿で思いきり弾けていた。続いて“ときしゅわ!”を披露。さらにハートをドキドキと鳴らして騒がずにはいられなかった。ステージの上で7人がはしゃぐ姿を見ていたら、ときめく気持ちがしゅわしゅわと弾けていた。眩しい輝きを降り注ぐように、彼女たちが煌めいた姿で歌い踊るからこそ、見ている側も感情のストッパーを外し、沸き立つ気持ちを全開にしてはしゃいでいた。最後に「きみが好きだ」の声に、場内のあちこちから「俺もー」の声が上がっていたことも伝えておこう。

続く自己紹介ソングの“パレパレコーシンちゅう!”では、一人ひとりが愛らしく歌う姿に向け、熱いメンバーコールが飛び交っていた。その声を受けてメンバーもテンションを上げれば、観客たちも一緒になってさらに気持ちを爆上げていった。「もっと上に飛べ、いくぞ!」の声を合図に飛びだした“CHO-JO‐JUMP”で、メンバーと観客たちが一つになって作り上げたピョンピョン飛び跳ねる景色。メンバーが「もっと高く」、「止まらないで」と気合を込めた歌声をぶつけて煽るたびに、観客たちも高く、より高く飛び跳ねていた。一体化したこの熱狂が最高だ。その勢いを受けて、眩い輝きを放ちながら“ネイビーレゾナンス”が勢いよく駆けだした。彼女たちは「弾けるネイビーネイビーネイビーレゾナンス」と張り上げた凛々しい声で、高ぶる思いをぶつけてきた。一人ひとりの歌声に、揺るがない強い意志と勇気が詰まっている。だから、その情熱を込めた歌声を全身で受け止めるたびに、彼女たちと同じように気持ちが熱くなった。

「今日は全員が主人公です」。彼女たちはさらに気持ちを奮い立たせ、「主役は自信に満ちていなきゃ」と、“オールドルーキー”を歌った。この曲でもメンバーたちはしっかりと前を向いて、「今、主人公になるんだろう?」と、自らの気持ちを鼓舞するように力強い声をぶつけた。彼女たちは「胸を張れ」と歌いながら、何度挫けそうになろうとも、また「そこから始めればいい」と観客たちに伝えてきた。気合に満ちたその言葉が、心の背中を強く押してくれた。その上で、「弱いな わかってるよ~変わりたいんだ 強くならなきゃ」と、“シャイガール”を歌いだした。長くライブで歌い継がれてきた楽曲だ。いつの時代の中でも彼女たちは、「なりたい自分」になろうと、この曲を勇気づける力にしながら進んできた。昔は弱い自分の心を奮い起こすように歌っていたこの曲を、今の彼女たちは、自信に満ちた姿で歌っている。「いつかは憧れてたなりたい私になる」と歌うその一節も、不鮮明な未来ではなく、明確に見える未来のビジョンに向かって突き進む、強い意志を持った言葉として胸に届いた。

流れだした映像では、一人ひとりがこのツアーを振り返って感じた自分自身の心の成長や変化、グループやファンへの思いを語っていた。そして楽曲が光を放って一気に駆けだしたのを合図に、Palette Paradeは、新曲の“夏がほどく夜”を披露。彼女たちは心の内側で疼くもどかしい思いを解き放つように、「夏が走らせる感情」と歌いながら観客たちに魔法をかけた。決して華やかな歌ではない。でも、7人が高く手を掲げ、胸を突き動かす言葉と歌声を伝えるたびに、いつしか気持ちに熱を感じていた。「パレパレの熱い夏が始まるぞー!」の声を合図に、この場を夏フェスさながらの熱狂の景色に染めあげるように、7人は最強の笑顔で、元気いっぱいに“パレサマ!”を歌いだした。彼女たち自身が夏の訪れにはしゃぐ乙女になって、「夏はここだっ!」と高く飛び跳ねながら、この瞬間、瞬間を思いっきり謳歌していた。もちろん満員の観客たちも一緒になって飛び跳ねる。終盤に生まれた横一列に並び7人が肩を組み、身体を揺らして歌う姿を真似して、場内でも大勢の人たちが両隣の人と肩を組み、身体を大きく揺らし、心を一つにした景色を作りあげていた。

そこで熱い衝撃をぶつけるように歌ったのは“atelier”だ。曲が始まった途端、感情のギアをさらに数段上げた観客たちが、無骨な声を張り上げて騒ぎだす。その姿をさらに煽るように、メンバーも気合を込めた熱い声を笑顔でぶつけていく。彼女たちは弱い自分の気持ちから逃げるのではなく、自分らしくいられる居場所がきっとあるからと歌っていた。ここに集まった人たちにとって、ここがPalette Paradeのライブ会場というアトリエだとわかっている。だからみんな素顔の自分に戻り、自分らしい姿で思いっきり騒いでいた。MCでは、「いろんな景色を見てきたけど、この景色が一番最高です」、「新曲の“夏がほどく夜”は少しだけ素直になれる曲。弱音を吐いたり、苦しみがある中で、自分らしくいれる居場所を見つけてほしい。それがPalette Paradeだったら嬉しいです」、「夏が始まりましたね」など、メンバーが思うままに言葉を述べた。「ぐちゃぐちゃに転がりながら、私たちと一緒にJAMしましょう」の声を合図に飛びだしたのは、今回のツアーのテーマ曲であり、みんなで「JAM JAM JAM」と声を一つに叫び、騒いだ“JAMJAMJAM!!!!!!!”だ。「JAM JAM go parade!」と歌う声に、「go parade!」と声をかけ合うたびに、気持ちが爆上がる。「僕らは無敵だ」の歌詞のように、今のPalette Paradeは最強で無敵な存在であることを示すようにみんなでJAMりながら、彼女たち流に言うなら「ぐちゃぐちゃに転がりながら」、フロアに最高に熱い景色を作りあげていった。

そこへ畳みかけるように、昔からPalette Paradeのライブに熱狂を作り続けてきた“起きて笑おう果報者”が流れだした。場内の人たちはさらに声のボリュームを上げて騒ぎだす。パレットに乗せた熱い思いを詰め込んだ七色の絵の具を手に、彼女たちは彩り豊かな景色を次々と目の前に描きだす。一人ひとりの語るセリフに、観客たちが熱い声を返すやり取りも胸アツだ。メンバーがステージを左右に走りながら、場内に作りあげたWAVEも印象的だった。彼女たちは歌っていた「キミがいつでも帰れる場所」と。ここが本当の自分らしくいられる場所だからこそ、誰もが気持ちを全開にして、7人と一緒に思いっきりはしゃいだ。続く“gemmy day”でも、華やかに弾けた楽曲に乗せて、彼女たちが早口で「今からとっても楽しい世界へ あなたをお連れします」と誘いかける。7人が高く手を掲げ、眩しい笑顔を浮かべ歌いながら飛び跳ねる姿に合わせて、場内でも大勢の人たちが飛び跳ねた。かけ合いの多い曲だけに、みんなで一緒に楽曲を作りあげる、そのやりとりが最高だった。「この世界の向こうまで」、「どこへだっていけるさ」と歌う声に向けて、観客たちがクラップをしながら熱い声をぶつけ返す。まさに今、みんなでこの場に「新しい世界」を作りあげていた。

終盤には、彼女たちの心を支え続けてきた曲を並べてきた。「描いた未来が 光景がたとえ叶わなくても」と歌いだした“未来図”を通して、メンバーは胸の内で渦巻くいろんなもどかしい思いを噛みしめながらも、自分を奮い立たせるように歌った。今でこそ、Palette Paradeが描いた未来図は色鮮やかに浮かび上がってきたが、ここに至るまでには、何度も葛藤と戦う日々を送ってきた。それでも「僕の夢は僕にしか叶えられない」の歌詞を信じて、彼女たちは描いた未来図の輪郭をくっきりと際立たせ続けてきた。そんなもどかしい自分を飛び越えて、今の7人は確かな一歩を踏み出している。この曲を歌う声にも、惑いではなく、強い自信が漲っていた。だから「僕ら超えるから」と、未来を見据えて力強く歌う声が力強く胸に響いた。

「こうやって、みんなが集まってくれたことが幸せです。この先もこの景色を絶対に忘れないよ!今日という特別な日を一緒に作っていきましょう!」最後にPalette Paradeは、「一緒に広い世界へ行こうよ」と誘うように“あくび”を歌ってくれた。もどかしい気持ちに心を縛られながらも、その先に描いた希望を心から消すことなく、彼女たちは何度も立ち上がり、歩み続けてきた。その夢が咲きだしている今だからこそ、7人は改めて自分の気持ちを確かめ、仲間たちに止めない歩みの誓いを立てるように歌った。だから“あくび”を耳にしながら、この先に眩しく輝く景色を描くことを信じて気持ちを熱くしていた。

アンコールは、最高の瞬間をさらに重ねるように“domino”から始まった。舞台劇の一場面を演じるように、メンバー同士で絡み合うパフォーマンスも見せながら、彼女たちは「大丈夫 大丈夫 踏み出した」と、自らの心に強く言い聞かせるように歌い踊っていた。その姿に向けて、場内から口上やコールが飛び交い続ける。再び一緒に心を熱くしながら、メンバーと観客たちが沸き立つ熱い気持ちを胸にともに一歩を踏み出した。その一歩を曲として示したのが、Palette Paradeのライブに熱狂の景色を描き続けてきた“アイビー”だ。もどかしい気持ちに揺れ惑いながらも、「一歩また一歩 進むだけだ」と、自分の気持ちを奮い立たせるように彼女たちは歌った。この曲もメンバーとPalette Paradeを応援する仲間たちの気持ちを勇気づけ、未来へと歩む背中を押してきた楽曲だ。歌詞に綴られた言葉を一つひとつ噛みしめるように歌い踊る姿に触れて、気持ちが熱く沸き立つ。7人が心を一つに歌声を重ね合い駆けだしたその姿に、心がずっと奮い立っていた。「こんなに熱い時間を過ごせたことはずっと忘れません。Palette Paradeを信じてついてきてくれたことが本当に幸せです。これからもPalette Paradeについていっていいんだな、Palette Paradeに賭けたいと思うライブをしていきたいです。ここにいるみんなとメンバーとで、これから先も一緒に作りあげる最高の瞬間を、ずっと見てみていけたらいいなと思っています」(比嘉ゆめの)

「みんなの熱い声が聞きたいです。私たちと熱をぶつけあいましょう」と、Palette Paradeが最後に歌ったのは“フレフレ”だ。場内から溢れだす熱い声、声、声。メンバーも振り上げた手を揺らし、観客たちに熱いエールを送った。彼女たちは最後の最後まで自分の気持ちを奮い立たせ、ここに集まった仲間たちが振り上げた拳を握りしめ、さらに輝くだろう未来へ一緒に連れ出していった。7人が「フレフレ」とかける声が心を突き動かすパワーになる。その力と元気、笑顔と勇気が欲しくて、またPalette Paradeのライブに足を運びたくなる。「最高の瞬間をありがとうございました。これからもっともっと大きな未来へ向かいます。まずは、5周年のLINE CUBE SHIBUYAです。また新しい色を塗り重ねながら、みんなと一緒に進んでいけたらいいなと思っています。七色の私たちの色だけでなく、みんなの色も、私たちのパレットに乗せて、色を塗り重ねていきたいと思います」(比嘉ゆめの)。その言葉を信じて、次は9月8日(火)にLINE CUBE SHIBUYAで行われるPalette Parade 5周年ライブ『だから僕らは色を重ねる』公演に、新しい色を塗り重ねに行こう。

Text:長澤智典
Photo:真島洸

公式サイト:https://paletteparade-idol.com
公式X:https://x.com/o_paletteparade

Palette Parade全国ツアー2026『JAM JAM JAM!!!!!!!‐FINAL-』@Spotify O-EAST セットリスト
SE
01. おとなだもの
02. ときしゅわ!
03. パレパレコーシンちゅう!
04. CHO-JO‐JUMP
05. ネイビーレゾナンス
06. オールドルーキー
07. シャイガール
08. 夏がほどく夜
09. パレサマ!
10. atelier
MC
11. JAMJAMJAM!!!!!!!
12. 起きて笑おう果報者
13. gemmy day
14. 未来図
15. あくび

ENCORE
01. domino
02. アイビー
MC
03. フレフレ

RELEASE
7月21日(火)NEWシングル発売
特別版 ¥3,300(税込) AIPA-8
通常盤(Type-A) ¥1,200(税込) AIPA-9
通常盤(Type-B) ¥1,200(税込) AIPA-10
miimver. ¥1,200(税込) AIPAM-4
https://paletteparade-idol.com/news/103692/

LIVE
Palette Parade 5周年ワンマンライブ
『だから僕らは色を重ねる』

日程:2026年9月8日(火)
会場:LINE CUBE SHIBUYA
※渋谷区宇田川町1−1
https://paletteparade-idol.com/schedule/111535/